各国不動産事情

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バンコク郊外不動産投資

おはようございます。

昨日は、日本代表・柏レイソルがまた勝ちましたね。

ついに南米王者サントスへの挑戦権を手にしました。

特に私は、柏生まれ、柏育ちなので、

地元のチームが、世界を相手に、ここまで結果を出してくれて、とても嬉しいです。


昨日は、タイのバンコクやパタヤで、不動産仲介サポートや生活情報提供などを行う「バンコク大家」さんと、

レイソル応援で盛り上がる柏で会って、話してきました。

バンコク大家サイト
http://bkkhouse.jp/

数時間、お話を聞いて、私は、

バンコクで不動産投資、十分いけるじゃん。

と思いました。

私が会長をつとめる、「アジア太平洋大家の会」では、これまでフィリピン、マレーシア、ニュージーランドの不動産を、主に扱ってきましたが、

このラインアップに、「タイ」を加えていきたいと思います。そのために、

「タイ・バンコク不動産投資セミナー」、来年1月開催に向けて、動いていきます。

「微笑みの国」タイは、世界屈指の人気国。

観光、ビジネス、グルメ、ビーチ、ゴルフ、ショッピング、マッサージ、ナイトライフ・・・

オールラウンドな魅力にあふれ、旅行して良し、ビジネスして良し、住んで良し。

同じアジア人種の仏教国で、日本文化が支持され、ご飯が美味しく、モノが溢れ、物価も安く、国民は親切で、自由で融通無碍・・・

日本人にとっては、もしかしたら「世界一住みやすい国」かもしれません、

実際、在外邦人数ランキングで、バンコクは世界のトップ5に顔を出すほどの存在ですが、

登録していない人を含めると、もしかしたら世界一、日本人が多く住む外国の街かもしれません。

日本食レストランや居酒屋の数、日本食品を置くスーパーの数も、半端ではありません。

そのバンコクの、不動産事情をヒアリングした感想。私の理解が間違ってなければ、

・バンコク都心部高級物件が、2000万円台くらいで買える
・バンコク郊外のローカル中流層向け物件は、200~400万円くらいで買える
・インフレに連動し、不動産も年平均5-10%のペースで、順調に値上がっている。
・東南アジアの他の国と同様、未完成物件の段階で買って、完成時に売り抜ける手法が一般的
・賃貸に出した時の利回りは、6~8%くらい。

私が取り組んでいる、フィリピン・マニラの不動産と比べると、こういう感想を持ちました。

・いずれの都市も、貧富の差が非常に大きい。
・富裕層向けと、ローカル中流層向けの物件に、大きな落差があるのも、両都市共通の現象。
・賃料水準は、バンコクとマニラで、あまり変わらない。
・不動産の価格は、バンコクの方が若干高く、したがって、賃貸利回りは、マニラの方が若干高い。
・バンコクの方が、不動産市場として、マニラよりやや成熟した印象。
・いずれも、人口の割に、公共交通が未発達で、渋滞がひどい。
・電車など公共交通は、どちらも五十歩百歩だが、バンコクの方がやや進んでいる印象。
・どちらの都市も、住民の居住スペースは似たり寄ったりで、30平米くらいあれば平気でカップルで住める(日本の大都市よりやや狭い程度)。

単純に不動産の収益構造だけ見れば、僅差でマニラの方に軍配が上がる印象ですが、バンコクも十分射程圏内。

特に、バンコク都心から東の郊外に延びる、BTS(スカイトレイン)の沿線は、非常に魅力があると思いました。

このエリアは、洪水の被害もなく、今後、大きく伸びる感じがします。

バンコクにお住まい、あるいは出張でよく行く方なら、良くご存じかと思いますが、

バンコク都心のサイアムスクエアから、南東方向に伸びるスクンビット大通りに、BTSが並行して走っています。

日本人を含む、在タイ外国人も、この通り沿いに大勢住んでいます。

都心の「サイアム駅」から、3つめの駅「ナーナー」、5つめの「プロンポン」、6つめ「トンロー」の駅近は、特に日本人に人気があります。

この界隈は、東京でいえば港区みたいなところで、賃料水準も高い高級エリア。富裕層以外のタイ人は住めません。

で、このBTSが、南東方向に大きく延伸され、現時点での終点ベーリン駅、その一つ手前のバンナー駅の近くが、

タイ人中流層の間で、いまアツイようです。

このエリアは、洪水被害を見事に逃れています。

かつ、電車で都心直結。クルマで行けば、ひどい渋滞で下手したら2時間かかるところ、BTS使えば20分とかですから、

今後、人気出ないわけがないと思います。

世界中の、新興国大都市の住宅事情を数多く見てきた経験から言って、鉄道沿線は100%当たる、

これは、私にとって、確信に近いものです。

不動産投資のみならず、バンコクは「暮らす魅力」にも溢れています。

うちの奥さんもバンコクが大好き。

だから、実需用も兼ねて、バンコクで数百万円のコンドミニアム買ってもいいかな~、と思っています。

たぶん、損はしないと思いますし、

1月の、タイ不動産セミナー開催に向けて、頑張ります。

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バンコク郊外不動産投資

おはようございます。

昨日は、日本代表・柏レイソルがまた勝ちましたね。

ついに南米王者サントスへの挑戦権を手にしました。

特に私は、柏生まれ、柏育ちなので、

地元のチームが、世界を相手に、ここまで結果を出してくれて、とても嬉しいです。


昨日は、タイのバンコクやパタヤで、不動産仲介サポートや生活情報提供などを行う「バンコク大家」さんと、

レイソル応援で盛り上がる柏で会って、話してきました。

バンコク大家サイト
http://bkkhouse.jp/

数時間、お話を聞いて、私は、

バンコクで不動産投資、十分いけるじゃん。

と思いました。

私が会長をつとめる、「アジア太平洋大家の会」では、これまでフィリピン、マレーシア、ニュージーランドの不動産を、主に扱ってきましたが、

このラインアップに、「タイ」を加えていきたいと思います。そのために、

「タイ・バンコク不動産投資セミナー」、来年1月開催に向けて、動いていきます。

「微笑みの国」タイは、世界屈指の人気国。

観光、ビジネス、グルメ、ビーチ、ゴルフ、ショッピング、マッサージ、ナイトライフ・・・

オールラウンドな魅力にあふれ、旅行して良し、ビジネスして良し、住んで良し。

同じアジア人種の仏教国で、日本文化が支持され、ご飯が美味しく、モノが溢れ、物価も安く、国民は親切で、自由で融通無碍・・・

日本人にとっては、もしかしたら「世界一住みやすい国」かもしれません、

実際、在外邦人数ランキングで、バンコクは世界のトップ5に顔を出すほどの存在ですが、

登録していない人を含めると、もしかしたら世界一、日本人が多く住む外国の街かもしれません。

日本食レストランや居酒屋の数、日本食品を置くスーパーの数も、半端ではありません。

そのバンコクの、不動産事情をヒアリングした感想。私の理解が間違ってなければ、

・バンコク都心部高級物件が、2000万円台くらいで買える
・バンコク郊外のローカル中流層向け物件は、200~400万円くらいで買える
・インフレに連動し、不動産も年平均5-10%のペースで、順調に値上がっている。
・東南アジアの他の国と同様、未完成物件の段階で買って、完成時に売り抜ける手法が一般的
・賃貸に出した時の利回りは、6~8%くらい。

私が取り組んでいる、フィリピン・マニラの不動産と比べると、こういう感想を持ちました。

・いずれの都市も、貧富の差が非常に大きい。
・富裕層向けと、ローカル中流層向けの物件に、大きな落差があるのも、両都市共通の現象。
・賃料水準は、バンコクとマニラで、あまり変わらない。
・不動産の価格は、バンコクの方が若干高く、したがって、賃貸利回りは、マニラの方が若干高い。
・バンコクの方が、不動産市場として、マニラよりやや成熟した印象。
・いずれも、人口の割に、公共交通が未発達で、渋滞がひどい。
・電車など公共交通は、どちらも五十歩百歩だが、バンコクの方がやや進んでいる印象。
・どちらの都市も、住民の居住スペースは似たり寄ったりで、30平米くらいあれば平気でカップルで住める(日本の大都市よりやや狭い程度)。

単純に不動産の収益構造だけ見れば、僅差でマニラの方に軍配が上がる印象ですが、バンコクも十分射程圏内。

特に、バンコク都心から東の郊外に延びる、BTS(スカイトレイン)の沿線は、非常に魅力があると思いました。

このエリアは、洪水の被害もなく、今後、大きく伸びる感じがします。

バンコクにお住まい、あるいは出張でよく行く方なら、良くご存じかと思いますが、

バンコク都心のサイアムスクエアから、南東方向に伸びるスクンビット大通りに、BTSが並行して走っています。

日本人を含む、在タイ外国人も、この通り沿いに大勢住んでいます。

都心の「サイアム駅」から、3つめの駅「ナーナー」、5つめの「プロンポン」、6つめ「トンロー」の駅近は、特に日本人に人気があります。

この界隈は、東京でいえば港区みたいなところで、賃料水準も高い高級エリア。富裕層以外のタイ人は住めません。

で、このBTSが、南東方向に大きく延伸され、現時点での終点ベーリン駅、その一つ手前のバンナー駅の近くが、

タイ人中流層の間で、いまアツイようです。

このエリアは、洪水被害を見事に逃れています。

かつ、電車で都心直結。クルマで行けば、ひどい渋滞で下手したら2時間かかるところ、BTS使えば20分とかですから、

今後、人気出ないわけがないと思います。

世界中の、新興国大都市の住宅事情を数多く見てきた経験から言って、鉄道沿線は100%当たる、

これは、私にとって、確信に近いものです。

不動産投資のみならず、バンコクは「暮らす魅力」にも溢れています。

うちの奥さんもバンコクが大好き。

だから、実需用も兼ねて、バンコクで数百万円のコンドミニアム買ってもいいかな~、と思っています。

たぶん、損はしないと思いますし、

1月の、タイ不動産セミナー開催に向けて、頑張ります。

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豪州物件のキャッシュフロー改善

ポータルサイト「賃貸経営博士」に、

私の主宰する、「アジア太平洋大家の会」の紹介ページが載りました!

このページは、先月13日に、記者さんの取材を受けて、つくったものなんですが、私の言いたいことを、正確に良く書いてくれて、とても感謝しています。

あと、もう一つ、私にとってグッドニュースは、

豪中銀:政策金利を4.5に引き下げ

これは、正直、助かります。豪州の2物件、どちらも融資受けて買っているのですが、その金利負担が、月1万円近く、浮くわけですので・・・その分、キャッシュフローが改善する。

世界経済不安、中国景気の減速、国内インフレの低水準etc.を受けて、豪州の政策金利は、これで4.75%から4.50%に下がったわけですが、

リーマンショック直後の、世界経済がパニックの時期は、政策金利3.0%まで、下がったこともあります。

そこまで下げるほど、世界経済が悪化して欲しくないですけど、とはいえ欧州情勢も、当分波高しでしょうから、豪州物件の金利負担も、もう少し、軽くなる余地があるかもしれませんね。

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急遽、大阪で講演!

皆さんこんにちは。グローバル不動産投資家Manachanです。

直前のアナウンスになってしまいますが、

今週土曜日、大阪で「フィリピン不動産投資ネタ」で講演することになりました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
『フィリピン不動産購入セミナー@大阪』

会場 ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー15階

日程 2011年10月15日(土) スケジュール 開場13時10分  
13時30分~ 17時30分予定
参加費 2,000円

申し込みはこちらから

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

大阪での講演は、ここ数カ月は、毎月の恒例行事となっています。

今月に関しては、主催者との連絡の行き違いもあって、当初、登板の予定はありませんでしたが、

今日、CEOからの依頼が来て、喜んでお受けすることになりました。

急病、大怪我でもしない限り、大阪で、皆さんの前で顔見せますんで、楽しみにしていてください。

今回のセミナー、内容は、いつもと少し違います。

日本からみると、信じ難いほどの活況を呈している、フィリピンの首都マニラの不動産市場。

ここでは毎月のように、世界的に有名なデベロッパーやデザイナーの手掛ける、

大規模住宅開発プロジェクトの発表、セレブの来訪が目白押し。

欧州発金融危機など、とこ吹く風。まさに南海の昇り竜!・・・それが今のフィリピン。

つい先日も、私独自の視点で、エッセイ書いたばかりです。

フィリピン超特急に乗って」(2011/10/11)

今回のセミナー、目玉は、「トランプタワー」の紹介です。

アメリカの “TRUMP グループ”  そして、NEWYORKの 『TRUMP TOWER』 は有名ですよね。

そう、マンハッタンの5番街にある、超セレブなコンドミニアム。ニューヨーカーなら誰でも知ってる!

そのTRUMP グループが作るコンドミニアムプロジェクトがフィリピンにできるんです。

TRUMPグループがアメリカ以外に自社の名のつく物件を作るのは始めてです。

このプロジェクトは “Century Properties” との共同事業として、マカティの “CenturyCity” 内に建設されます。

このプロジェクトが出来上がると、

“CenturyCity” には『GRAMERCY』 『MILANO』 『TRUMP TOWER』 と、

ラグジュアリープロジェクトがこのエリアに集中します。

資産価値の面でも極めて有望ですね。

トランプタワーの話、聞いてみたい?
セミナー申し込みはこちらから

このトランプタワーは、56階建てのうち、現在12階まで販売が開始されていて。価格も発表されています。 

56平方メートルのタイプで  約900万ペソ = 約1800万円~
97.56平方メートルのタイプで 約1500万ペソ = 約3000万円~
192平方メートルのタイプで  約3000万ペソ = 約6000万円~

ニューヨークからみれば、そして、六本木ヒルズなどと比べても、破格の安さですね。

サイトはこちら
黒を基調としたシックなつくりが印象的です。

トランプタワー、そしてフィリピン不動産の話、詳しく聞いてみたい?
セミナー申し込みはこちらから

それでは土曜日、大阪で会いましょう。

楽しみにしています。

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急遽、大阪で講演!

皆さんこんにちは。グローバル不動産投資家Manachanです。

直前のアナウンスになってしまいますが、

今週土曜日、大阪で「フィリピン不動産投資ネタ」で講演することになりました。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
『フィリピン不動産購入セミナー@大阪』

会場 ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー15階

日程 2011年10月15日(土) スケジュール 開場13時10分  
13時30分~ 17時30分予定
参加費 2,000円

申し込みはこちらから

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

大阪での講演は、ここ数カ月は、毎月の恒例行事となっています。

今月に関しては、主催者との連絡の行き違いもあって、当初、登板の予定はありませんでしたが、

今日、CEOからの依頼が来て、喜んでお受けすることになりました。

急病、大怪我でもしない限り、大阪で、皆さんの前で顔見せますんで、楽しみにしていてください。

今回のセミナー、内容は、いつもと少し違います。

日本からみると、信じ難いほどの活況を呈している、フィリピンの首都マニラの不動産市場。

ここでは毎月のように、世界的に有名なデベロッパーやデザイナーの手掛ける、

大規模住宅開発プロジェクトの発表、セレブの来訪が目白押し。

欧州発金融危機など、とこ吹く風。まさに南海の昇り竜!・・・それが今のフィリピン。

つい先日も、私独自の視点で、エッセイ書いたばかりです。

フィリピン超特急に乗って」(2011/10/11)

今回のセミナー、目玉は、「トランプタワー」の紹介です。

アメリカの “TRUMP グループ”  そして、NEWYORKの 『TRUMP TOWER』 は有名ですよね。

そう、マンハッタンの5番街にある、超セレブなコンドミニアム。ニューヨーカーなら誰でも知ってる!

そのTRUMP グループが作るコンドミニアムプロジェクトがフィリピンにできるんです。

TRUMPグループがアメリカ以外に自社の名のつく物件を作るのは始めてです。

このプロジェクトは “Century Properties” との共同事業として、マカティの “CenturyCity” 内に建設されます。

このプロジェクトが出来上がると、

“CenturyCity” には『GRAMERCY』 『MILANO』 『TRUMP TOWER』 と、

ラグジュアリープロジェクトがこのエリアに集中します。

資産価値の面でも極めて有望ですね。

トランプタワーの話、聞いてみたい?
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このトランプタワーは、56階建てのうち、現在12階まで販売が開始されていて。価格も発表されています。 

56平方メートルのタイプで  約900万ペソ = 約1800万円~
97.56平方メートルのタイプで 約1500万ペソ = 約3000万円~
192平方メートルのタイプで  約3000万ペソ = 約6000万円~

ニューヨークからみれば、そして、六本木ヒルズなどと比べても、破格の安さですね。

サイトはこちら
黒を基調としたシックなつくりが印象的です。

トランプタワー、そしてフィリピン不動産の話、詳しく聞いてみたい?
セミナー申し込みはこちらから

それでは土曜日、大阪で会いましょう。

楽しみにしています。

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フィリピン超特急に乗って

皆さんこんにちは、

出張先のシンガポールから、東京に戻りました。

気温差に多少戸惑っていますが、いまの東京は、暑くもなく寒くもなく。ちょうど良い陽気ですね。

私は、昨年末から、フィリピン(マニラ)で、立て続けに3戸、物件を買いました。

  
1戸目と、3戸目は、ちゃんと奥さんの同意を得て、

2戸目は、同意を得ずに、先走って買ってしまい、後日怒られましたが・・・

裏を返せば、私がわずか半年余りで、3つも買ってしまうほど、

フィリピンが魅力ある不動産投資先であることを、意味しています。

この国の不動産市場、とにかく盛り上がりが凄い!

単に即日完売が相次いだとか、順調に値上がっているとか、そんな次元の話ではありません、

この国は、世界的に、グローバルに、注目されています。

しかも、世界一流のデベロッパー、デザイナー、アイドルが、続々とやって来て、

巨額な投資が行われている場所なのです。

その舞台は、フィリピンの首都・マニラの、さらに中心にあるマカティ(MAKATI)。

「フィリピンのウォール街」と呼ばれ、高層ビル、マンションが建ち並ぶ超都心エリアです。

直近の3カ月だけでも、すごいことが、3回起こりました。

2011年7月 「ヴェルサーチ」が、マカティで手掛けたデザイナーズマンションの件でマニラを来訪

2011年8月 「パリス・ヒルトン」が、マカティ郊外で手掛ける「人口ビーチ付きマンション」デザインのため、マニラを来訪

2011年9月  ニューヨークの超高級コンドミニアム「トランプタワー」のアジア第一号物件を、マカティに建設することを発表

「ヴェルサーチ」、「パリス・ヒルトン」については、皆さんよくご存じでしょうから、説明を割愛しますが、

「トランプタワー」の建設・・・これは凄いニュース!

ニューヨークで、誰もが知ってる不動産王「ドナルド・トランプ」が、

マンハッタンの5番街に、1983年に建設した、58階建ての超高級コンドミニアム、

ここに、世界中のセレブや大富豪が暮らしています。

そのトランプタワーが、米国外で初めて建設される、その場所が、

ロンドンでもパリでも、香港でもシンガポールでも、東京でも上海でもなく、

フィリピンの、マニラなのです。

繰り返しますが、この都市は、ここ3カ月で、

「世界超一流のデザイナー」
「世界超一流のアイドル」
「世界超一流の不動産デベロッパー」

の来訪が相次いだわけです。しかも、全てが不動産絡みの用事で・・・

私がマニラを初めて物件を買った、昨年12月時点では、

まさかここまで、盛り上がるとは思っていませんでした。

「先見の明」があったと、自画自賛する以前に、正直、圧倒されています。

「すごすぎる!何なんだこの国は・・・」

いま、アジアの自由主義圏で、経済的にも立ち遅れていると言われるフィリピン、特にマニラは、

激動の世界経済のなかで、快走を続けています。

このままでいけば、近い将来、本当に、先進国になってしまうかもしれません。

フィリピンが先進国になったら、もちろん、

この国の超一等地の物件は、億の値段がつくでしょうし、

永住ビザも人気が出て、今より確実に、ハードルが高くなるでしょう。

何たって英語圏ですもの。先進高所得国になったら、世界中から移住希望者が殺到するはず。

私はその可能性が結構高いと思うから、

今のうち、マニラの超一等地の物件を買っているわけだし、

また、永住ビザも、早めに取ってしまおうと考え、行動しているわけです。

トランプタワーをはじめ、フィリピン不動産の「いま」に興味ある人に朗報です。

今週、東京と大阪で、MSJ社主催の、フィリピン不動産セミナーが開かれます。

まだ、席に余裕ありますが、予約はお早目に。

2011/10/12 東京セミナー(Link)

2011/10/15 大阪セミナー(Link)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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フィリピン超特急に乗って

皆さんこんにちは、

出張先のシンガポールから、東京に戻りました。

気温差に多少戸惑っていますが、いまの東京は、暑くもなく寒くもなく。ちょうど良い陽気ですね。

私は、昨年末から、フィリピン(マニラ)で、立て続けに3戸、物件を買いました。

  
1戸目と、3戸目は、ちゃんと奥さんの同意を得て、

2戸目は、同意を得ずに、先走って買ってしまい、後日怒られましたが・・・

裏を返せば、私がわずか半年余りで、3つも買ってしまうほど、

フィリピンが魅力ある不動産投資先であることを、意味しています。

この国の不動産市場、とにかく盛り上がりが凄い!

単に即日完売が相次いだとか、順調に値上がっているとか、そんな次元の話ではありません、

この国は、世界的に、グローバルに、注目されています。

しかも、世界一流のデベロッパー、デザイナー、アイドルが、続々とやって来て、

巨額な投資が行われている場所なのです。

その舞台は、フィリピンの首都・マニラの、さらに中心にあるマカティ(MAKATI)。

「フィリピンのウォール街」と呼ばれ、高層ビル、マンションが建ち並ぶ超都心エリアです。

直近の3カ月だけでも、すごいことが、3回起こりました。

2011年7月 「ヴェルサーチ」が、マカティで手掛けたデザイナーズマンションの件でマニラを来訪

2011年8月 「パリス・ヒルトン」が、マカティ郊外で手掛ける「人口ビーチ付きマンション」デザインのため、マニラを来訪

2011年9月  ニューヨークの超高級コンドミニアム「トランプタワー」のアジア第一号物件を、マカティに建設することを発表

「ヴェルサーチ」、「パリス・ヒルトン」については、皆さんよくご存じでしょうから、説明を割愛しますが、

「トランプタワー」の建設・・・これは凄いニュース!

ニューヨークで、誰もが知ってる不動産王「ドナルド・トランプ」が、

マンハッタンの5番街に、1983年に建設した、58階建ての超高級コンドミニアム、

ここに、世界中のセレブや大富豪が暮らしています。

そのトランプタワーが、米国外で初めて建設される、その場所が、

ロンドンでもパリでも、香港でもシンガポールでも、東京でも上海でもなく、

フィリピンの、マニラなのです。

繰り返しますが、この都市は、ここ3カ月で、

「世界超一流のデザイナー」
「世界超一流のアイドル」
「世界超一流の不動産デベロッパー」

の来訪が相次いだわけです。しかも、全てが不動産絡みの用事で・・・

私がマニラを初めて物件を買った、昨年12月時点では、

まさかここまで、盛り上がるとは思っていませんでした。

「先見の明」があったと、自画自賛する以前に、正直、圧倒されています。

「すごすぎる!何なんだこの国は・・・」

いま、アジアの自由主義圏で、経済的にも立ち遅れていると言われるフィリピン、特にマニラは、

激動の世界経済のなかで、快走を続けています。

このままでいけば、近い将来、本当に、先進国になってしまうかもしれません。

フィリピンが先進国になったら、もちろん、

この国の超一等地の物件は、億の値段がつくでしょうし、

永住ビザも人気が出て、今より確実に、ハードルが高くなるでしょう。

何たって英語圏ですもの。先進高所得国になったら、世界中から移住希望者が殺到するはず。

私はその可能性が結構高いと思うから、

今のうち、マニラの超一等地の物件を買っているわけだし、

また、永住ビザも、早めに取ってしまおうと考え、行動しているわけです。

トランプタワーをはじめ、フィリピン不動産の「いま」に興味ある人に朗報です。

今週、東京と大阪で、MSJ社主催の、フィリピン不動産セミナーが開かれます。

まだ、席に余裕ありますが、予約はお早目に。

2011/10/12 東京セミナー(Link)

2011/10/15 大阪セミナー(Link)

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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大阪と名古屋で、フィリピン不動産大ブレーク!

おはようございます。グローバル不動産投資家Manachanです。

今回もフィリピン不動産投資ネタになってしまいますが、

「資産を各国に分散する」流れの追い風を受け、

同国のコンドミニアムは、ここ最近、かつてない盛り上がりを見せています。

かつ、そのブームが東京から西へ、関西や東海方面にも広がっています。

【大阪で、フィリピン不動産セミナー@9/10】

今週土曜日、大阪・梅田で行われる、MSJ社主催のフィリピンセミナーは、

私も講演者の一人として、参画します。

今回は、関西で海外不動産投資を積極的にやっているグループに呼びかけたおかげもあって、

かつてないほどの、盛り上がりになりそうです。

梅田のヒルトンプラザの会議室が満員になるかも♪

セミナー後には、もちろん懇親会やりますが、

この懇親会も、人が集まりすぎて、急遽、会場を変更した程です。

セミナー申し込み、まだ受け付けています(こちら)。

-----------------------------
◎セミナー概要

・日時:2011年9月10日(土)13:30~17:30
・費用:2,000円
・会場:ヒルトンプラザウェスト8F
・交通:大阪市北区梅田2-2-2
 地図:[http://bit.ly/mRTvSv]
-----------------------------

【名古屋賃貸住宅フェアで専用ブース@9/13~14】

日本最大の、住宅賃貸業見本市として有名な、「賃貸住宅フェア」。

全国の各大都市で開催しますが、名古屋では、来週火曜日、水曜日に開催します。

そこで、当見本市、始まって以来(と思われる・・・)

「フィリピンの投資用不動産」が出展されることになりました。

同フェアに出展している「リード住宅センター」の専用ブースに、

フィリピン不動産専業のMSJ社のコーナーをつくり、そこで、

フィリピン各都市のコンドミニアムの紹介を行うのです。

リード住宅センターさんは、私も7月に、名古屋でセミナー講演を依頼されたことがあり、

それ以来、良いお付き合いをさせていただいています。

リードさんは、「東南アジア新興国での不動産投資」という、新しいネタにも関わらず、

名古屋で30名以上の投資家を、セミナーに動員しました。

今回、MSJ社と組んだ、賃貸住宅フェアでの出展をきっかけに、

東海地方でも、「グローバルな資産分散」への関心が、さらに高まっていくことでしょう。

ちなみに、私も9月13日(火)の、午後3時ごろから名古屋入りして、

このブースに居る予定ですので、お気軽に声かけてくださいね。

その後、大きな懇親会がありますので、もちろん、そこにも顔出します。

名古屋の皆様と、お会いできるのを、楽しみにしています。

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海外不動産を現地人に貸す~その2

こんばんは。グローバル不動産投資家Manachanです。
「海外不動産を現地人に貸す」シリーズ、前回の続きです。

日本人投資家には、まだまだ新しい領域といえる海外不動産投資。今のところは、プレビルド(未完成物件)の売買が中心ですが、
数年後には、自分が買った物件を賃貸に出して、日本から遠隔管理するケースが、間違いなく増えてくるでしょう

私は、オーストラリアの物件を、現地人に貸して9年目という、日本人としては なかなか稀有な経験を持っています。
そこで、その9年間で体験したことを、良いこと、悪いことも含めて、今後皆さんとシェアしていきたいと思います。
今回は、失敗談を交えて、書いていきますね。

【退去時リフォームは、ペンキ塗り替え】

全体的に、空室率の低いオーストラリア。私自身の、9年間の運用経験の中でも、通算の空室率は1%もありません。
ほとんど、「空く」ことを心配しなくても良いお国柄ではありますが、もちろん、退去はありますし、その際の「リフォーム費用」や「広告費」は、大家が負担するのが普通です。

オーストラリアの「広告費」は、日本と比べて安いです。だいたい、「家賃の2週間分+消費税(10%)」が相場。
日本だと、大都市圏でも家賃1カ月分、地方だと2~3ヵ月とるケースもよくあるので、それに比べて、大家さんの負担は明らかに小さいですね。

一方、「退去時リフォーム代」は、それなりにかかります。
日本の賃貸物件だと、普通壁紙を張りますが、オーストラリアでは、壁にそのままペンキを塗るのが普通なので、退去時リフォームは通常、ペンキ塗り替えになります。
それだけ聞くと、安く済みそうですが、実際は、あまり安くないです。とにかく家の面積が広いから、塗る面積も半端ではないですし、
また、ペンキ屋さんの労賃も高いです。業者にもよりますが、時間単価は日本と同じか、それよりもう少し高く感じます。
あと、長く住んでいると、壁に裂け目などが入る場合もありますが、その場合はコーキングを入れて、その上からペンキを塗ってもらいます。

なお、退去にあたって、家主と入居者がもめることは、私の知る限り、少ないです。日本に比べれば、「汚した、傷つけた」の類でもめるケースは、明らかに少ない。
国民性からか、多少汚れていてもあまり気にしないし、入居者も普通に入ります。とにかく慢性的な住宅不足なので、入居できただけでラッキーなのです。
あと、退去した人が、クリーニング代やリフォーム費用の一部を負担することは、一般的ではありません。これらは家主が100%負担するべきものとされています。

【入居時にも、修繕費用はかかる】

日本と同じく、オーストラリアでも、テナントさんが入居している最中に、修繕・修理費用が発生し、家主のポケットから出ていくことは、よく起こります。
私の経験でいえば、水漏れ対応や、乾燥機・洗濯機の交換が、一番ポピュラーです。
あと、入居者によっては、鍵をつけてくれ、フェンスをつけてくれ、エアコンをつけてくれ・・・と、たくさん要求する者がいます。

これらは普通、家主の負担になります。オーストラリアの大家さんは、これらの費用を負担すると、確定申告(Tax return)のとき費用計上できて、お金がいくぶん返ってくるので、
入居者の要求に応じる大家さんが多いのです。でも私みたいに(オーストラリアからみて)海生活の本拠を持ち、豪ドルのサラリーをもらってない者にとっては、
そもそも確定申告してもお金が返ってこないので、入居者の要求を、全部呑むのは正直、難しいです。

【不良入居者に出会ったら】

日本では最近、平気で家賃を滞納する者が増えたそうで、社会問題にもなっています。
私の場合、運が良かったのか、オーストラリアでそういう方々とはお目にかかったことありません。滞納も強制執行もなし。

ただ、エリアによっても状況は大きく違います。私は、それなりに良い立地を選んで買ってきたので、入居者の属性も良いですが、
なかには、街からかなり外れた郊外や、問題ある地域で間貸しする者もいます。そういう地域は、概して属性が良くない入居者が多いし、
滞納はおろか、父親がひどいアル中だったり、牢屋に入ったりすることもあるので要注意。

ただ、家主にとって良いのは、オーストラリアでは、家賃滞納が1カ月以上になれば、裁判所に退去申し立てをできることです。
たいていは、略式裁判になり、入居者は裁判に出頭せず、家主の一方的な勝ちに終わることが多いです。もちろん例外はありますが・・

【管理は、現地のエージェントに任せるべき】

日本の大家さんの多くは、管理会社を使っていると思います。その時、業者さんにお支払いする管理料は、平均すれば家賃の5%くらいでしょうか。
私の感覚だと、3%と聞けば「おっ、安いな」と思いますし、7%とかだと、ちょっと割高に感じます。

それに比べて、オーストラリアの管理料は高いです。だいたい家賃の7~8%から、高いところでは10%もとります。
しかも、コピーとか、FAXみたいな、小さな費用項目であっても、容赦なく請求してきます(たいていは、雑費Sundriesという項目で、一定額を徴収されます)
日本の感覚だと、どうしても割高に感じてしまうので、特に友人に貸した時などは、地元業者に頼まず、「自主管理」することもありました。
いま考えると、オーストラリアにある物件を、日本から遠隔で「自主管理」するなんて、無茶も良いところなんですが、当時の私は、若かったんでしょうね。

結論からいえば、遠隔地からの自主管理はおすすめしません。
デメリットとして、一番大きいのは、地域の家賃相場が分からず、タイムリーな家賃値上げができないことです。

いまの日本では考えられませんが、オーストラリアでは、年々、家賃相場が上がっていくのが普通です。
ですので、賢い大家さんは、6カ月とか、1年とか、期間の短い賃貸借契約を結びます。こうしておくと、契約更新時に、家賃を値上げしやすいのです。
そして、入居者とのタフな値上げ交渉を代行してくれるのが、管理会社なのです。このサービス、使わない手はありません。
実際、彼らに払う管理料なんて、家賃値上げ分に比べれば、大したことはありませんから。

次回に続きます。
今日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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海外不動産を現地人に貸す~その1

おはようございます。グローバル不動産投資家Manachanです。

最近、二日連続で、不動産・金融関係のセミナーに出てきました。
東京は、毎日のように、いろんなセミナーが開催されるので、便利ですね。私の場合、セミナーで知識を得るのはもちろん、人脈をつくるために活用しています。

6月8日(水)は、海外金融商品セミナーに参加
6月9日(木)は、フィリピン不動産購入セミナーに参加

ところで私は、東南アジアの新興国、具体的にいうとフィリピンかマレーシアで、中古物件を探しています。
ちょうど日本で中古物件仕入れて、人に貸して賃貸収益を得る、それと同じことを、新興国でやりたいのです。
今のところ、東南アジア(フィリピン)で、2戸、仕入れていますが、いずれもプレビルド(完成前物件)で、数年後にならないと、キャッシュフローが入ってこない(その代わり安く買えますけど・・・)。
ですので、今すぐ、キャッシュフローが入るような物件が欲しいのです。物件を現地人に貸して、「フィリピンペソ」や「マレーシアリンギット」みたいな通貨で、現金を稼ぎたい。

でも本当は、私にとって、現金収入はおまけみたいなもので、実は「アジア新興国での、不動産の運用経験」を得たい。
私は、オーストラリアのシドニーで、2002年8月から、自分の物件をずっと、現地の人に貸し続けています。ですので、すでに9年の運用経験があります。
9年もやれば、良いこと、悪いこと、いろいろ経験できます。オーストラリアですから、もちろん英語力が必要ですし、各種手続き、確定申告なども、全部英語での作業になる。
日本国内の物件よりもラクできる面もありますが、反面、日本では考えられないような苦労や、面倒臭いな思いをすることもある。
でも、良いも悪いも、全部ひっくるめて、自分は「海外の不動産を遠隔運用」するのが好きだということに気づきました。

オーストラリアでの9年間の運用は、おおむね、成功だったと思っています。目の覚めるような大成功ではありませんが、ま、ぼちぼち、うまくいってます。
ですので、その成功体験を、今度は東南アジア新興国という、新しいフィールドで、再現したい。
そのためには、早い段階から、自分の物件を仕入れて、経験を積みたいのです。経済成長中で、変化の速いマーケットですから、なおさら・・・

そこで今回は、オーストラリアで物件を現地人に貸した経験を、皆さんにシェアしたいと思います。

【1.客付けはとってもラク】

オーストラリアは、移民を受け入れている国。人口は、順調に増加しています。
それでいて、住宅の建つスピードが、日本ほど速くないので、物件は慢性的に不足しています。米、英、カナダ、NZ・・・アングロサクソンの国は、どこも住宅不足です。
ですので、空室率は非常に低く、全国平均でも2%程度で推移しています。
その意味でいえば、大家さんにとっては、天国のような国ですね。逆に、入居者にとってはつらい国ですけど・・
(日本は逆に、人口増えないのに、住宅バカスカ建てすぎですよね・・・アジアは、住宅供給過剰国が多すぎます。)

私自身、9年も同国で不動産賃貸してきて、ピーク時には3物件扱っていましたが、入居付けで苦労したことは、一度もありません。本当に、入居がすぐ決まるんです。
不動産屋に頼めば、どこも2~3週間以内に入居付けしてくれます。そもそも、空室期間が極端に短い(数日とか・・・)。
それどころか、不動産屋に行くまでもなく、入居が決まってしまうことも、2回ありました。

一つは、2002年、シドニー都心部のマンションを引き払って、郊外に引っ越そうとした時のこと。
都心で、非常に住宅需給の逼迫したエリアですので、近所で誰かの家が空いたら、すぐ埋まります。誰もが借りるか、買うか、虎視眈々とチャンスを狙っています。
私も、そのマンションを退去しようとした時、同じフロアに住んでいるご近所さんと、立ち話になりました。

「あなた方、引っ越すんですか?」
「ええ、パラマッタ(シドニー郊外の町)に、タウンハウス買ったので、そちらに移ろうと・・・」
「じゃ、空いた家、私たちが借りられますか?」

そんな感じで、とんとん拍子で、入居者が決まってしまいました。まさに不動産屋要らず!

次の話は、シドニー郊外に越してから2年半経った時のこと。私の中国への転職が決まり、家を引き払おうとしていた時、ご近所さんの庭先で、バーベキューをしました。
そこで、こんな話になりました

「あなた方、引っ越すんですか?」
「ええ、中国で働くことになったので・・・家は、誰かに貸そうと思っています」
「その家、私たちが借りられますか?3月から借りたいんですけど・・・」

なんとその場で、賃貸借契約やって、全て一件落着。この国は都心だけでなく、郊外でも余裕で入居決まるのね。

ところで、今のオーストラリアは、永住権を取るのが結構難しく、外国人が永住権なしで買える物件は限られてしまいます。でも、隣国ニュージーランドであれば、永住権ない外国人でも、ほとんどの物件が購入できます。
そして、入居付けの容易さに関しては、オーストラリアと、ほぼ同じ状況だろうと思います。
もちろん、英語力がないと、バーベキューで入居者決めることは難しいでしょうが、それでも賃貸ニーズが旺盛なことは事実ですので、現地エージェントを通じて、短期間で入居付けできると思います。

【2.住宅ローンの支払いは厳しい】

いま、オーストラリアの住宅価格は、概して高いです。
基本、景気良いし、(タイミングにもよりますが)家を買っても値上がりするのが普通なので、皆、無理しても家を買いますし、
それに金融機関の融資も積極的なので、日本で言う、いわゆる激安物件の類はほぼ皆無です。

そして、住宅ローンの金利は高い。
オーストラリアの歴史を通じて、住宅ローンの金利が6%台だったら、「安いほう」です。以前は、15%以上の時代もありました。
しかも、公定歩合が毎月改訂されますので、金利が上昇する局面では、ローンの払いで苦しむ人も多い。というか、ほとんどの国民がローンで苦労します。
自分の家を他人に貸す、大家の立場になっても、住宅ローンの負担感は変わりません。

特に、公定歩合0.25%の上げが、5回とか6回とか、連続して実施される時
は、負担きついですね。
豪州国民、平均的な住宅ローン残高が30万豪ドル(2550万円)、シドニーなど都市圏では50万豪ドル(4250万円)級が当たり前です。
50万豪ドルのローンを抱えた状態だと、0.25%上がっただけで、月105ドル(8900円)の金利負担増。
それが5回連続したら、全部で月525ドル(44500円)の負担増になります。わずか5ヶ月で、月5万円ずつ、多く負担するようになるのはつらい。

私自身も、リーマンショック後、金利レベルが最低水準だった頃、例の郊外物件のローンの払いは、月1390豪ドルでしたが、
今では当時より、金利が2%弱上がっていますので、今の負担は1800豪ドル以上。
それに応じて、家賃を上げられるわけでは、必ずしもないので、この点は、オーストラリア不動産経営のつらいところです。

次回は、入居者トラブルや、日本にない手続き、税制面の話をしますね。乞うご期待。
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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