こんにちは、Manachanです。今回は時事ネタで。
新型肺炎に関する恐怖が広がる今日この頃、ある意味、2011年の放射能騒ぎを彷彿とさせる状況…
そんな時に限って、ネット上で怪しげな情報を流して風評を拡散する人間が現れるものと相場が決まっています。
「3月には東京大阪が封鎖される」 とか…
「東京オリンピックが中止になる」 とかね…
情報発信者本人がマジでそう思い込む(願う?)のは勝手だけど、ああいう言論って、回りまわって、本人の思いもよらない意外なところで、誰かに迷惑かけるんですよ。
今回はウィルス震源地が「中国」なので、恐怖の進行如何によっては、東京に暮らす中国人が標的になるリスクが常にあるわけです(韓国では中国人に対する襲撃があったと聞きます・・)。
同じ東アジア人の国で、外見で区別できないから、「話す言葉」が国籍判断の基準になります。たとえば私が妻と街に出る時は、お互い中国語でしゃべりますので、日本生まれ日本人の私も普通に中国人扱いされます。だから余計リスクを感じるわけ。
9年前の放射能騒ぎの時だって、私の生まれ故郷の街(千葉県柏市)が、放射能汚染地として散々、名指しされたわけよ。「ベクレルとシーベルトの区別つかない雑誌ジャーナリスト」や「風評ブロガー」が散々拡散しやがった…俺ら、いつまでも忘れないからね。
結局、ああいう人って、言いっぱなし。自分の言論に対して結果責任を負わない以上、そんな発言に重みはないし、動機にしたって「自分(たち)だけが安全圏に逃げたい、助かりたい」だから大義がないし、応援する気にもなれない。
だから、スルーするが吉。でも私の本音をいうと、「放射能やウィルスを正しく恐れられないのは仕方がないけど、安全なところに行きたければあんた一人で静かに行ってね。中途半端な知識で怪しげな言論まき散らさないでね」。