こんにちはManachanです。1泊2日の台湾出張から帰ってきました。今日は仕事の用事で、足立区の「北綾瀬」(きたあやせ)という駅に行ってきました。
「北綾瀬」…都内でも不思議な場所です。ここには一応、メトロ千代田線の駅があるんですが、現時点では千代田線の本線と直通しておらず、隣の「綾瀬」駅から盲腸線みたいに伸びる支線に乗って、10分に1本のピストン輸送、3両編成の電車に揺られて、ようやくたどり着く場所。
しかも綾瀬駅「0番線」という、ハリーポッターみたいな不思議なホームから、北綾瀬行きの電車が出ているんです。
私は社会人駆け出しの頃、綾瀬駅が最寄りのアパートに住んでいた時期があります(足立区民でした♪)。この駅からの移動は、メトロ千代田線の上り電車で都心方面に行くか、下り電車で柏の実家に行くかのいずれかで、北綾瀬に向かう0番線のことを、意識することはありませんでした。特に行く用事もないし…近くにありながら、とても遠く感じる不思議な駅でした。
不動産の仕事をするようになってから、ようやく、北綾瀬に行く用事ができたわけですが、行ってみると、駅前すぐのところに「しょうぶ沼公園」がある、閑静な住宅地でした。
北綾瀬の駅前には、数軒の商店の他、現状は何もありません。駅のすぐそばを環七が通り、ロードサイドの外食店がぽつぽつあるだけです。駅から東へ6分ほど歩くと西友がありますが、スーパーらしいスーパーここだけです。
良くも悪くも、閑静な近郊住宅地という感じで、足立区という言葉から連想される猥雑さ、雑然さはなく、クリーンで静かな町でしたね。
その北綾瀬駅が、3年後、大きく変化します。
2018年に、北綾瀬駅のホームが拡張され、千代田線の本線に直通する10両編成の電車が出て、大手町、霞が関、表参道、代々木上原まで乗り換えなしでいけるようになる!(ニュースソースはこちら)
これは、北綾瀬地域にとって、劇的な交通アクセスの改善になります。「3両編成が10両に」。そしてダイヤも「10分に1本」から大躍進、「ラッシュ時は4~5分に1本」にはなるでしょう。
数年後には駅前も大きく開けてくるはずです。近隣の「日暮里舎人ライナー」や「つくばエクスプレス」のような派手さはないけれど、都内23区に残された、発展ポテンシャルを持つ地域であることは間違いない。
交通アクセス、地域環境の改善により、北綾瀬の徒歩圏で土地建物をもっている人は、キャピタルゲインが期待できると思います。
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