こんにちは。Manachanです。
「美味しんぼ騒動」に引き続き、今回も時事ネタで。かる~いノリでいきます。
エジプト出身力士の大砂嵐が日本女性を「バナナ」と絶賛!エジプトで「美しい女子」の意味も批判され削除
まあ、外国語って、言葉の意味もニュアンスもそれぞれ違うから、難しいですよねえ。
たとえば、日本語の魚の名前「カツオ」は、イタリア語だと、超やらしい意味になってしまうらしいし、逆にイタリア語で数字の「85」は、日本語では、やらしく聞こえてしまう(意味が知りたければ…Webで調べてね)
日本人の男性「我妻幹夫」さん、中国語でいうと凄い意味になるよなあ。中国の女性「陳金玉」さんが日本に来ても恥ずかしいし、
英語でも、日本の「近畿地方」とか「キンキ・キッズ」ってどうなのよ?って話になるでしょうし…
でもって、前掲のニュースに戻ると…確かに、英語で「Banana」というと、外見(皮)は黄色なのに中身は白。つまり、「白人の真似したがる黄色人種」とか、「顔は黄色人種なのに言葉や考え方は完全に白人」みたいな意味があります。
私、英語圏オーストラリアに5年住んで、Bananaを主に後者の意味で、よく使っていました。
「私はこっち(オーストラリア)に来て長いけど、でも中学卒業まで台湾にいたし、中国語も読めるから、そんなにバナナじゃないわ」
「チャーリーなんて、3歳の時に台湾を離れて、ずっと英語圏で育ったから、完全なバナナよ…」
そんな感じで…同じような顔したアジア人同士で、よく話していたものです。
その意味でいうと、
英語の苦手な日本女子が、なぜバナナなのか、分からない
というのが、私の正直な実感です。
あと、もう一つの意味、「白人の真似したがる黄色人種」という意味でいっても、かつて日本がアジア圏で唯一の先進国だった時代ならともかく、今となっては、どの国のアジア人も、都会暮らしなら、皆、同じように見える。たとえば、
髪の毛を金髪や茶髪に染めるのをBananaというなら、バンコクの女の子だってBananaじゃん!
タイの首都・バンコクの街を歩くと、地元女子の3分の1くらいは、髪の毛を染めているように見える…
バンコクは、東南アジアの中心都市で、タイ国内の田舎、隣国のラオスとかカンボジアからみると憧れの大都会。だから、「おしゃれなバンコク女子の真似しよう」ということで、今はタイのヘアサロン、スタイリスト等が、隣国に大挙して進出中。
数年後には、間違いなく、ミャンマー、ラオス、カンボジアで、金髪茶髪女子が増えていることでしょう。その意味では、
Banana、アジア全域に増殖中…
ということになりますね。
バンコクの街角でスナップ、モデルは全員タイ人。金髪率高し…
ま、そんな感じで、アジアのどの国も、結局、似たようなもんなんだから、Bananaで目くじらたてなくってもいいじゃんと思います。
エジプトの言葉知らないけど、Bananaが「可愛い」という意味なら、ありがたく受け取ればいいんじゃないかな。
以前書いたエッセイ、「バナナと卵」も、あわせて読んでね。
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