首都圏マイルドヤンキー最強物語

こんばんは、Manachanです。

3月中旬~末にかけての私は、本当に息つく暇もない位、忙しくて、ブログ更新もろくに出来なかったのですが、最近はピークも過ぎ、ようやく、人間らしい生活が戻ってきました。三度の飯より好きなブログ書きができると、精神的にも落ち着きますね♪

今回は、私の地元ネタと、いま流行りの「マイルドヤンキー」について書きますね。

昨今、にわかに脚光を浴び、2014年の流行語大賞候補筆頭の呼び声高い、「マイルドヤンキー」とは、どういう人たちなのか?Kotobankから引用しますと、

・上京志向がなく地元で強い人間関係と生活基盤を作り上げ、家族生活を楽しもうとする

・総じて学歴・年収が低め

・身近な世界以外に関心が低く、出世などの野心が乏しい。

・家賃を始めとした物価の安さや強固な地縁関係の影響などにより、消費活動はそれなりに活発。

マイルドヤンキー、私は次のように解釈しています。一言でいえば、「地元に生き、地元を大事にする、フツーの人たち

そういう意味でいえば、私の生まれ故郷、千葉県柏市は、マイルドヤンキーの宝庫です。なぜなら、

・柏に生まれ育ち、家族親戚、友人も、みんな柏近辺にいる。

・東京に興味がない。柏があれば、それで十分満足。

・東京で年収600万円の仕事と、柏で年収400万円の仕事があれば、たぶん後者を選ぶ。

・実家の近くで、自分の家を建てて、若い頃から子供を生む。共働き率も高い。

・次世代も、当たり前に柏に住んで、地元で働く。

そんな人たちが、目に見えて増えているように思います。柏だけでなく、大宮、船橋、千葉、立川、町田・・・首都圏郊外都市は、どこも似たような状況ではないでしょうか?

私は、柏の出身ながら、高校から都内の進学校に行き、その後は、東京や世界各国を舞台に、激しい競争社会を生きてきた人間で、おおよそ、マイルドヤンキーとは対極にあるのですが、

でも、たまに地元に帰って、中学時代の同級生と飲んだりすると、柏はやはり、「マイルドヤンキー」が多数を占める社会なのだと実感します。だって、皆、地元を出ないんだもんね。

大抵、こんな会話になります。

「マナブよお・・・おめーは、高校から東京に出たべ?俺はよ、おめーみたいに頭良くねえからよお、柏でも一番頭悪い公立に行った。バカなんだからしょーがねえべ。がはははは!」

「高校卒業した後、我孫子とか松戸とか、ずーっとこの辺で働いて、結婚して、ばーちゃん家の近くでマンション買った。」

「娘が高校生なんだけどよお。俺のこと、バカだとかスケベオヤジとか加齢臭とか・・・ったく憎らしいったらありゃしねえ。マナブもう一杯飲めよ!」

まあ、話してる内容はともかく…地元に残った仲間たちは、見ていて、人生楽しそうです。給料高くはないでしょうが、それなりに裕福そうです。結構、持ち家率高いです(柏エリア、土地代安いからねえ・・・)。

私からみると、彼らは何重にも、有形無形のセーフティネットに守られて暮らしているように見えます。

・有形財産
   親世代が築き上げた財産
   (おそらく)親から援助を受けて、自分が買った不動産

・無形財産
   地元の人間関係、ネットワーク
   地元人脈から得られる「情報」

安定感ありますね。ここまで守られていれば、人は安心して、子供を生む、金を使う、車を買う・・・消費が振るわない日本で、今やマイルドヤンキーが、消費の主役と言われるのも、むべなるかな。

しかも、首都圏郊外は、就業機会に恵まれています。給料や職務内容さえ選ばなければ、地元でホワイトカラー、ブルーカラーの仕事に就けないことは、まずない。

柏エリアは、人口もまだ増えています。東京都心と同様、5~10年後から減少局面に入るでしょうが、2030年になっても、今と比べて横ばいか、わずかな減少に留まるとされます。つまり、地元の雇用は、今後も保たれる可能性が高い。

柏を含めて、首都圏マイルドヤンキーは、(名古屋と並んで?)たぶん日本一恵まれた、「国内最強のマイルドヤンキー」なのかもしれませんね。

100万都市が10以上ひしめく、首都圏郊外。その一つ一つが、独立した「マイルドヤンキー経済圏」

「東京のベッドタウン」から「地元で働く街へ」・・・上がり続ける柏市の昼夜間人口比率

1990年 82.6%
1995年 83.7%
2000年 86.6%
2005年 89.9%

この文章、面白かった、読み応えあった、マイルドヤンキーに興味あり・・と思った方は、応援のぽちを、よろしくね

Facebook にシェア

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*