こんばんは、Manachanです。
2週間近く前になりますが、「株式会社リクルート住まいカンパニー」の方から取材の申込があり、自宅最寄りの東陽町駅までご足労いただきました。
そう…下宿探しする人なら日本で知らない人はいない、「SUUMO」(スーモ)の運営会社ですね。
あの天下のSUUMOが、なぜ「アジア太平洋大家の会」なる、海外で不動産買うような、変わり者マニアック集団(?)にコンタクトしてきたのかというと、
いま、同社では新しいビジネスモデル構築のため、全国の「大家の会」を取材して歩いているんだそうで…
SUUMOサイトを見てると何となく分かりますが、リクルート住まいカンパニー、もともとは「入居者」、「仲介・管理会社」の方を向いて仕事をしており、その領域で努力して、日本一の座を手にしたわけですが、
これからは、大家の方を向いて、賃貸経営に役立つような仕事をしていきたいと…で、まずは、ニーズを知るために、大家の会めぐりをしているのだそうで、
関東だけで、無数の大家の会があるなかで、場末のマイノリティ集団「アジア太平洋大家の会」まで辿りついたということは、すでに相当、いろんな会の取材をしてるんでしょうね。
早速、「お土産」を、いただきましたよ。
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さすがリクルート、よく書けた記事ばかりです。特に良いと思ったのが、「設備&間取りプランの最新トレンド」。女性、ファミリー層、特定ターゲットに喜ばれて、付加価値をつけられる設備は何か?写真、イラストを駆使して分かりやすくまとめています。
また、「2013年の空室対策、最新のニーズ」というセミナーを、大家さんの会とコラボしつつ、全国で講演しまわっているんだそうです。
SUUMOの入居者アンケートを元データとして、リクルート得意のデータマイニングを駆使して、ロジカルにまとめています。さすがです。まるで東京カンテイのレポートみたい!
今回、サンプルとしていただいたのは、首都圏(一都三県)版ですが、全国どこの県でも、データつくれるんだそうです。
この講演は、地域に根づいたローカル大家の会で、「空室対策セミナー」のネタとして、思い切り使えるのではないでしょうか?
関東でいえば…たとえば、茨城県をホームグラウンドとする「いばら喜大家の会」がありますね。先日、柴山会長と名刺交換させていただいたのですが、
茨城県は、関東にあるので、距離的に近い東京のセミナーにはすぐ出られます。が、茨城の入居者属性は、東京・首都圏とは全く違うため、セミナーに出ても、あまり参考にならない。だからこそ、茨城に根付いた大家の会を立ち上げた・・・そうです。
東京から近く、でも一都三県から微妙に外れた茨城県の位置は、データの上でも盲点のなりがちと思います。「東京、神奈川、埼玉、千葉」の不動産データは、商用ベースでたくさん出回っていますが、茨城など北関東まで含まれているものは少ない。
そこで、茨城県の賃貸マーケットの特徴、入居者ニーズは何か?傾向的に、一都三県とどんな違いがあるのか?…それらを数値データで把握したければ、リクルート&SUUMOの力を借りて、「2013年の空室対策、最新のニーズ」セミナーをやるのが、一番手っ取り早いと思うのです。実際、セミナーのニーズに応じて、オーダーメイドで、データを出してくれるそうですので…
なかなか良い話だと思いました。全国各地の大家の会セミナーで、彼らをどんどん活用すると良いと思います。
最後に、「天下のSUUMOなら、日本だけでなく、海外主要国の入居ニーズ調査」やってくれないかなあ…
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