おはようございます。Manachanです。
いま、福岡市の「キャナルシティ博多」附設のホテルで、家族全員で泊まっています。
博多、いつ来ても、イイですね~。妻もとても気に入って、「リタイアするなら、博多がいい!」と行ってるくらい。
私も、博多リタイアなら、思い切りアリだと思ってます(すでに土地持ってるし・・・十分実現可能ですね♪)。
今から2時間後、福岡市内の会場で、不動産投資セミナーで講演してきます。
最近、日本の各都市で、海外不動産投資セミナーで講演する機会が増えています。話のネタは当然「海外の都市」ですので、聴衆にわかりやすく説明するために、
東京での講演の場合、
「このエリアは、東京でいえば、「○○」に相当するような場所です」
福岡での講演の場合、
「このエリアは、福岡でいえば、「○○」に相当するような場所です」
そんなアナロジーを使うことが多いのですが、どちらかといえば、「福岡」の方がはるかに説明しやすいことが多い。なぜなら、
世界中の都市のなかで、「福岡サイズ」の都市はとても多いけれど、「東京」のような巨大な都市はほとんどない
東京・首都圏は、世界一の人口と経済規模を持つ、超・超・超巨大なメガロポリスです。
東京のCBD(中心業務地区)といっても、代表的なエリアだけで、丸の内、赤坂、六本木、品川、新宿、渋谷、池袋・・・虎の門、神谷町、浜松町レベルのビジネス地区を加えると、ものすごく多い。
繁華街の数は、さらに多い。山手線のすべての駅前が、新興国の首都トップレベルの繁華街に相当するかと思うほど。
新宿、渋谷のような、人の集まる巨大繁華街が数多くあるからこそ、「表参道」、「南青山」、「代官山」といった、個性的なおしゃれタウンの価値がひときわ光る。これも、東京ならではの現象でしょう。
しかも、東京都心から30㎞圏に、横浜、川崎、町田、立川、八王子、川越、大宮、柏、船橋、千葉・・・郊外中核都市が、帯状に連なり、そこだけで1000万人から住んでいる。こんな凄い都市は、世界中に二つとありません。
その巨大サイズと、成熟した都市構造ゆえ、東京とまともにエリア比較できる都市は、世界広しといえども、限られます。ニューヨーク、ロンドン、パリ・・・
上海とかイスタンブールなどは、サイズからいえば東京レベルの巨大な都市ですが、都市構造が東京ほど成熟していないので、やはり、エリア比較は難しい。
規模が違いすぎる二都市のエリア比較がなぜ難しいのか?話をわかりやすくするために、たとえば、「名古屋」の各エリアを、「東京」を使って説明してみましょう。
名古屋の「栄」は、東京の「丸の内」、「銀座」、「新宿」を全部あわせたようなエリアだ。
名古屋の「大須」は、東京の「秋葉原」、「上野」、「巣鴨」を、全部あわせたようなエリアだ。
みたいな説明・・・間違ってはいないけど、やはり東京と名古屋の都市規模や成熟度が違いすぎるために、無理を感じるわけです。規模感も含めて説明すれば、
(名古屋)「栄」=(東京)「丸の内」+「銀座」+「新宿」 ではなく、
「栄」=(「丸の内」+「銀座」+「新宿」)÷10
位になるわけですが、その規模感を、セミナーで伝えるのは非常に難しい。ましてや外国の都市のことですから・・・
その点、福岡の場合は、海外のほとんどの都市の場合、規模間をデフォルメせずに、しっくりとエリア説明できるので、やりやすい。
たとえば、日本の海外不動産投資先として一番人気「マレーシア」の、「首都クアラルンプール」の各エリアは、東京と比べるより、福岡と比べる方が、規模感的にしっくりくる。
たとえば、今年5月の福岡セミナーで、私は、このような説明をしました。
(クアラルンプールの)
都心KLCC地区 = 福岡でいえば「天神+博多」
やや下町なアンパン地区 = 福岡でいえば「吉塚、箱崎」
伝統ある高級住宅地バンサー地区 = 福岡でいえば「大濠、平尾、浄水通」
郊外新興住宅地モントキアラ地区 = 福岡でいえば「百道、西新」
クアラルンプールと福岡とで、都市の規模が、それほど違わないから、全然、比較として無理がない。だからやりやすい。
では、セミナーに行ってきま~す。
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