おはようございます。Manachanです。
この週末は、セミナー講演三昧。
土曜日、東京での、「米国カリフォルニア・ラスベガス・デトロイト不動産セミナー」は、セミナー講演、懇親会とも、予想以上の参加者があり、「狭いスペースに密着モード」になってしまいましたが・・・活気があって、楽しいですね。
日曜日は、福岡で「マレーシア不動産セミナー」講演。早朝5時前に、東京の家を出て、いま、福岡に向かっているところです。
こういう活動をやっていると、とにかく、「出会い」が楽しいですね。たとえば、昨晩の東京でのセミナー後の懇親会では、
「カンボジアに家を買って、家族で移住する人」の話とか、
「バングラデシュに土地を買った人」の話とか、
「今年中に、米国と日本での不動産賃貸収入を同等にして、米ドルと日本円の家賃収入で為替リスクヘッジしながら、マレーシアに移住する人」の話とか、
すげー!世の中、いろんな人がいるものです。
海外移住・事業・不動産投資、という分野でみても、探せばすごい人がたくさんいるものです。
いま日本で、上のような会話が、日常的にできる場というのは非常に少ないと思いますが、ここ2年余り、「海外不動産投資セミナー」をやり続けて、ネットワークを広げてきたからこそ、今こうして、素晴らしい方々とお付き合いできているのだと思いますし、本当に、ありがたいことです。
前回の日記では、「起業家ランチミーティング」の話をしました。その場で、私がプレゼンした後、このような質問がでました。
「鈴木さんは、最近、著書を出版されたわけですが、このようなことをすると、御社のノウハウが流出するのではないですか?」」
いろんなところで、よく聞かれる質問ですね。私は、このようにお答えしました。
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「私どもの事業で、大したノウハウがあるわけではありません。」
「我々の競争力は、自社ノウハウではなく、社外に大きく広がった人的ネットワークにあります」
「ノウハウを門外不出にして守るより、公開した方が、ネットワークが広がり、新たな案件、パートナーの発掘にもつながるので、弊社の事業にとって、むしろメリットが大きいと考えます」
私は、インターネット革命、ソーシャルネットワーク革命の子です。
インターネットが登場する前、「パソコン通信」の時代からデジタルに馴染み、1999年からホームページつくって情報発信をはじめ、2005年にブログに乗り換え、ここ2~3年はFacebookとメルマガでの情報発信にシフトしてきています。
時代とともに、媒体・テクノロジーは目まぐるしく変わりますが、情報発信者としての私の立ち位置は、1999年8月23日に「Manachan’s World~柏自慢サイト」をつくって以来14年間、変わりません。
「情報を公開して、自分をさらけ出して、多くの人々とつながる」
インターネットは、空間・時間の制約を、瞬時に超えてしまうテクノロジー。世界中、どこにいても、同じ土俵で、世界中の人々とつながれます。
私はオーストラリアに住んでいても、中国に住んでいても、ホームページ・ブログを通じて、日本に住んでいる大勢の方々と知り合いました。海外移住相談も数百件こなしましたし、シドニーや大連で、何度もオフ会やりました。
そのようにしてつくった人脈は、私の人生にとって、そして事業にとっても、大きな財産となっています。
そのような原体験を経てきた私からみて、「ノウハウ流出を恐れて情報公開しない」というスタンスは、率直に申し上げて、時代遅れにみえます。ネット登場以前の、工業化社会のセンスに思えます・・・
いまのネット社会で、「ノウハウ」(Know-How)それ自体は、大した価値を持たない・・・というのが私の持論です。「情報公開したら誰かにマネされる」ような、デジタルに乗りやすいノウハウであれば尚更・・・
これが何らかの経路で漏れたが最後、瞬時に、世界中に広まってしまいます。日本よりずっと労働コストの安い国の人々に、マネされることもある・・・
ノウハウを含めて、情報の伝播、平準化、価値劣化が非常に速いのが、ネット社会の特徴だと思います。
一方で、自分が「誰を知っているか?」つまり、「ノウフー」(Know-Who)は、公開しても、簡単にはマネされません。
たとえばの話、「アジア太平洋大家の会」の集客ノウハウが真似されたとしても、構わない。ノウハウ自体は、サイトつくって、メルマガで発信、みたいな当たり前のことを、コツコツやっているだけで、別に特別なノウハウはないから・・・
でも、そのコツコツ努力を2年以上続けてきて、日本各地の投資家との信頼関係を築きあげてきた、その「得意先リスト」の方に価値があるのです。
仮に自分の「得意先リスト」が万一盗まれたとしても、得意先との間に強固な信頼関係があれば、基本、問題ありません。リストを盗んだ者が、得意先との間に自分以上の信頼関係を築かない限り、ビジネス上の脅威にはなりませんので、
私は、少なくとも自分のビジネスモデルに関していえば、「ノウハウ」より「ノウフー」の方に、価値がある。
だからこれからも、知りえた情報は、得意先・パートナーに支障のない限り、なるべくオープンにして、情報発信を続けていきたいと思っています。
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