こんばんは、Manachanです。
今週末の土曜日は、大忙し!
Home’s不動産投資フェアで、講師としてパネルディスカッションをやるほか、
出版したばかりの著書「海外不動産投資~地球の買い方」を、ブースを出して売ります。
週末なのに、朝から晩まで、大忙し・・・というより、最近の私は「週末だからこそ」忙しいのですが。ま、嬉しいことです。
Home’sフェアでは、あの「タリーズコーヒー」創業者で、日本にスタバ的なカフェ文化を根付かせた一大功労者である松田公太氏は別格としても、
投資家けーちゃん、浦田健さん、北野琴奈さんといった、不動産投資やる人なら誰でも知ってる、ビッグネームが勢ぞろいしています。
そうした「天上人」たちに混じって、何を間違ったか、私みたいな奴が入り込んで、なぜか、同格の扱いを受けている・・・本当に、我ながら信じられません。
不動産投資という、日本全体をみればニッチな分野ではありますが、そこで私が、短期間で知名度を上げることができたのは、私自身の能力じゃなくて、時代と運に恵まれたのだと思います。
一番の理由は、私がいま流行りの「グローバル人材」だったからだと思います、
いま日本の企業社会は、海外で実際に働いた経験を持ち、数カ国語を操るビジネス人材を、のどから手が出るほど欲しがっています。
いわゆる「グローバル人材」。日本でそういう人が少なく、圧倒的に”需要>供給”なので、経済的価値を持っています。
私は、自分を、特段優秀なビジネスマンだとは思っていませんが、国際結婚したり、海外で就職活動して、現地採用エンジニアから叩き上げてマネジャーになったり・・・そういう「数奇な人生」をたまたま送っていたため、いま日本で「グローバル人材」扱いを受け、いろいろトクしてるわけです。
よく考えれば、戦後高度成長からバブル期までの、終身雇用が当たり前だった時代に、私みたいな人生を送った奴は、「異端」以外の何者でもなかったことでしょう。40過ぎて再就職なんか、まず無理だったことでしょう。
たまたま、時代のめぐり合わせで、いまの日本では、同じ会社で長年コツコツ叩き上げてきた日本人社員が冷遇され、逆に私みたいに、一見ヤクザな(?)転職だらけの経歴であっても、中国人やインド人の部下を使って働いてきたとか、英語や中国語ができるとか、すぐ海外に行って働けるとか、そんな奴の方が、価値を持ったりするわけですね。
よく考えれば、私が今プロモーションしている「海外不動産投資」も、「グローバル人材」ブームに、思い切り乗っかったものです。
私、海外と国内あわせても、まだ17戸しか持ってない小規模大家です。でも、英語や中国語を操って、各国の不動産業者とガンガン関係をつくってくるとか、これまで、複数の国で暮らした「土地勘やセンス」を不動産投資に活かすとか・・・「グローバル人材」としての人生の歩みを活かして、プロモーションしたからこそ、世の中に受け入れられたのだと思います。
しかし、自分が絵に描いたようなグローバル人材だからこそ、実は、限界も見えています。
グローバル人材は、いずれ、陳腐化するはず
グローバル人材、日本ではまだ珍しくても、インドや中国、フィリピンなどに行けば、本当に、何百万単位で、うじゃうじゃいますよ。
要は、「数ヶ国語を操る優秀な大卒エリート」であれば、インターネットの発達した今、多国籍ビジネスの戦力になり、「グローバル人材」とよばれる。
でもって、「新興国のグローバル人材」の方が、「先進国のグローバル人材」よりも、生活費の関係で安いコストで雇用できる。その価格差(時間差)があるからこそ、
大量の「新興国グローバル人材」の雇用と、彼らをマネジメントできるような、少数の「先進国グローバル人材」の雇用が生まれる・・・というのが、基本的なからくりです。
まだ当面は、このモデルで突っ走れると思いますが、いずれ新興国のグローバル人材市場も飽和して、供給される人材より需要の方が少なくなり、いずれは、
グローバル人材なんて、ダサイよ、時代遅れだよ!と言われる日が必ず来る
と、私は考えます。
では、グローバル人材の後に、何が来るのか?私には分かりませんが、
おそらく、「日本を出たことなくても、歴史伝統を守りながら、コツコツと、ものづくりに励んできた人たち」が、日の目を見るはずと思います。
先日、日本の積雪寒冷地にある「ある都市」を訪れて、「ポストグローバル」時代の新しい芽吹きのようなものを、感じました。
さして大きな都市ではないのですが、本当にスゴイんです。やることなすこと、クリエイティブで斬新なのです。古き良き伝統を守りながら、どんどん、新しい価値を造り続けているんです。
詳しくは、次回の日記で・・・
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↓
1. 無題
きっとまなちゃんさんは会社をやめて独立なさるのではと思っています。
そしたらもっと自由にグローバル人として、世界中で活躍できるのではと想像ています。
影ながら楽しみにしていますね。
http://ameblo.jp/yuri-no-hana-777/
2. Re:無題
>emiko777さん
はい、将来的には間違いなく、起業します。
(すでに会社は持っていますが・・・専業になって、プロとしてやりたいです)。
http://ameblo.jp/manachan2150/