こんばんは、Manachanです。
先ほどまで、高田馬場のキリンシティで、米国人男性2人と一緒に飲んでました。
彼らこそが、私の転職をサポートしてくれた、人材紹介エージェント。両氏とも、東京で、外資系向け人材のリクルーティング、転職斡旋ビジネスを行っています。
私にとって、今回は社会人になって以来、7回目の転職・・・43歳という、いい歳になっての転職、しかも不景気の日本で、苦労して勝ち取った、キャリアアップ&給料アップ転職なので、正直、これまでのどんな転職よりも、嬉しい。感無量です。
特に、私の転職を決めるために、利害抜きで奔走してくれた米国ロサンゼルス出身のC氏には、感謝の言葉もありません。
私と、C氏との出会いは、なかなか面白くて・・・今年の4月、転職活動を始めたばかりの私が、米系IT企業・A社の一次面接に行った時、人事部長をやっていたのが、C氏。
このC氏と、私は、なぜか意気投合しました。お互い、国籍は違っても、同じ人間、同世代の男として、共感できたというか、ピンと来たというのか・・・
奇しくもC氏は、A社の人事部長を間もなく辞めて、独立してビジネスをしようとするタイミングでした。面接の約一ヶ月後、5月後半に、C氏からメールが来ました。彼はすでに、フリーになっており、「マナブ、転職活動はどんな感じだい?」と聞いてきたのです。
当時の私、転職活動は不調でした。最終面接まで行って、「こりゃ、いけるだろう」と思っていた2社に、立て続けに落とされ、楽天家の私もさすがに、少しだけ、落ち込んでいた時期でした。
私の状況を聞いて、C氏は、こう言ってくれました。
「よし、分かった。マナブのために、俺が意地でも、いい仕事見つけてあげるよ!」
その心意気だけでも、十分、嬉しいです♪
有言実行の男・C氏は、やってくれました・・・日本で17年のビジネス経験を活かし、東京で活動する、仲間の米国人エージェントを、片っ端から、紹介してくれました。
そのうちの一人、M氏から紹介されたポジションに、見事、内定したというわけなのです。本当に、どの国で暮らしても、持つべきものは、友達ですね。
無事、内定をいただいて、雇用契約にサインした後、「我々3人で、集まって、ビール飲もうよ!」と、誘ったのは私でした。
望み通りの転職を決めた喜びを、勝利を、達成感を、お世話になったエージェントの皆さんと、分かち合いたかったからです。
高田馬場のBig Boxで待ち合わせて、泡会に向かう3人・・・ビールを堪能しながら、彼らから面白い話を、いろいろ聞くことができました。さすがに、人材紹介という切り口で、経済・雇用の最前線に立って働いているだけのことはありますね。
・日本の景況と人材紹介ビジネス:2008年のリーマンショックまでは好調。その後はクラッシュして、2009年は全く仕事がなかった。2010年から徐々に回復して、今はボチボチだが、リーマン前の勢いはない。
・IT業界を俯瞰すると、日系、外資を問わず、誰でも知ってる老舗の企業が元気ない。逆に、一部の新興企業群がどんどん伸びている。クラウド系、ストレージ系は好調。
・いま一番勢いがあり、バブり気味なのがゲーム業界。ソーシャルゲームは日本でも米国でも若い世代の間で人気。特にGreeやDeNAは、信じがたい高給で開発者を採っている。いつまでも長続きはしないと思うが・・・
・これまで、日本企業=保守的、内向きという構図だったが、ここ数年は変わってきて、海外進出に果敢に挑み、グローバル化に成功しつつある日本企業が増えている。むしろ、日本で活動する外資系企業が、元気ない。
・金融業界の雇用は、リーマンショック以降、ハッキリ言って死んでいる。特に米系銀行の業績と人員削減がひどい。日系はもう少しマシ。
・今後当面の、人材紹介ビジネスの業況を予測すると、ITはまあ大丈夫。エネルギー関連の業界はさらに良く、ゲームも好調が続く。金融関連は不調のまま。
・日本のIT業界で、当面、必要とされるスキルは、「英語のできるERPコンサルorプロジェクトマネジャー」、あるいは「英語力不要のストレージ系、ネットワーク系技術者」
だそうです・・・転職を真剣に考えている人、私までご相談くださいね(Manachanへメールで相談)。業種・職種によっては、お役に立てると思います。
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