こんばんは、Manachanです。
ロンドンオリンピック、始まりました。TVで見てますが、世界一を目指して競うトップアスリートたちの姿が、本当に素晴らしいですね。
国籍など、関係ない。物事を極めて、人類最高レベルに到達するような選手の姿は、美しく、神がかっている。自分では、とても、あんな真似はできないなあと思いながら・・・
オリンピック選手たちを見ながら、思ったこと。
どんな分野でも、求められるスキルレベル・経験値というものがあり、数字で表現すると、たぶん、「1-10-100-1000の法則」みたいになるんだろうなあ。
「レベル1=全くの初心者、諸学者」
「レベル10=ちょっと詳しい素人」
「レベル100=この道の”プロ”といえるレベル」
「レベル1000=超達人、世界最高水準のレベル」
オリンピックでメダルを狙うような選手は、その競技において、「レベル1000」近辺に到達しているといえるでしょう。
たとえば北島選手は、荒川区町屋の商店街でメンチカツ食ってる、フツーのお兄ちゃんのようでいて、実は平泳ぎに関しては「レベル1000」の、人類最高水準。
そこまでの境地に達しなくても、私たちが、サラリーマンとして、曲がりなりにも「10年選手の中堅サラリーマン」になれれば、専門領域において、いっぱしのプロ、「レベル100」として、世の中から評価されるわけです。
例えば私などは、ITプロジェクトのデリバリー(アプリケーション&ソフトウェアの開発や運用)の世界で、15年間、メシを食ってきたので、この道では、いっぱしのプロとして、業界で評価されています。他社に転職する能力もあります。
その意味で、「メンチカツ北島選手」には遠く及ばないまでも、一応、「レベル100」のプロフェッショナルレベルには達しているはずと、自負しています。
そんな私も、仕事以外に、いろいろな趣味があります。
たとえば、「不動産投資」は、昔から、三度のメシより大好きで、実際に、「世界5カ国で17戸を保有、運用」する経験者でもあります。
もっとも、まだまだ、素人大家の趣味のレベルに過ぎず、プロと呼べる「レベル100」には達してないと思います。たぶん「レベル40とか50」くらいかな。
不動産投資経営は、土地、建物、内装、金融、税務、民法、宅建業法、保険、マーケティング、サービスなど、多方面の知識を必要とするもので、その各方面でオールラウンダーな知識経験を持つアルファブロガー、例えば「ジェー○ルさん」、「赤○さん」みたいな方々には、まだまだ、とてもかなわないと思っています。
ましてや、不動産業界に、プロとして長年身を置いてきた、「オオ○ミさん」とか、「ク○さん」の知識レベルには、遠く及びません。
ただ、彼らと同じ土壌で競争はしないまでも、「海外不動産投資」という、まだまだニッチな分野では、私の「レベル40とか50」みたいな知識でも、それなりに通用する面があるので、セミナー講演とかやってるわけですが・・・・
そのうち、瞬く間に、皆さんのレベルが上がってくるわけなので、自分の知識を早く「レベル100」に近づけないと、Manachanはすぐに「過去の人」になっちゃうだろうな・・・という気はしています。何事も、継続的な勉強が大事ですよね。
そういう目で、物事を見た場合、
「サラリーマンを卒業して、家賃収入でセミリタイアする」という考え方が、果たしてどこまで、世の中に通じるのかな?
たとえばの話、サラリーマン10年選手くらいの人が、仕事の専門領域で「レベル100」に達して、曲がりなりにもプロとして、お給料をもらえてるのならば、
それを上回る、家賃収入を安定的に得たいのなら、不動産賃貸経営の分野で、少なくとも、「レベル100」のプロレベルに達する必要があるのではないかと・・・
そういうスキルレベルに達しないまま、サラリーマンを辞めて専業になるのは、どう考えてもリスクが大きいのではないか・・・と考えてしまいます。
もっとも、業界によって、競争の度合いには、違いがあります。
たとえば、ITという分野は、非常に競争が厳しく、求められるレベルも高い。片手間にやってた、ちょっと詳しい人が、業界で10年生きてきた人の知識・スキルレベルに太刀打ちするのは、無理です。素人が、プロボクサーに挑むようなものです。
一方で、不動産賃貸経営の分野で、私みたいなサラリーマン大家が、片手間でもそれなりに収益を上げているのは、大家さんの世界で、多数を占める地主系大家さんが、あまり勉強してない・・・それに助けられている面が大きいと思います。
逆にいえば、地主系大家が、毎週、セミナーに出て、スキルをつけるようになったら、サラリーマン大家はアウトでしょうね。土地あり、お金あり、加えてスキル・知識ありなら、まさに鬼に金棒ですから。
長期的には、必ず、そうなっていくでしょうから、結局、大家業界でも、セミリタイアしようとすれば、最低限、「レベル100」の知識レベルが必要になるでしょうね。
逆に言えば、レベル100のプロになるぞ!という意識なくして、「会社を卒業」しようという考えが、私には、非常に危なっかしく思われます。
瞬間風速的に、「不動産収入がサラリー収入を超えたからリタイアする」のではなく、名実ともに、不動産賃貸経営の知識レベルが、サラリーマン暮らしで身につけた知識レベルを超えてから、セミリタイアを考える。
そのことが結果として、自分や家族の暮らしを守ることにつながると、私は考えます。
今日の日記、共感できた、という方は、ぽちをよろしくねっ!
↓
1. 一般的なサラリーマンのレベルは
レベルのスコアリングは、Manachan理論として面白かったです。
ただ、スキルフルなManachanのような人もいれば、なんとか25年以上サラリーマンやってきました、という人もそれなりの数いると思います。
どちらかといえばそれが大多数かもしれませんので、その人たちのレベルは、40-50だと思われます。
だとすると、そこそこサラリーマンが、そこそこ大家をめざそうとすると、意外とレベル40-50でもいいんじゃないの?
というのは甘いでしょうか?
http://ameblo.jp/ogikubo-ken/
2. レベル40~50の人の場合
>吾輩は大家(おぎけん)さん
>なんとか25年以上サラリーマンやってきました・・・その人たちのレベルは、40-50だと思われます。
>だとすると、そこそこサラリーマンが、そこそこ大家をめざそうとすると、意外とレベル40-50でもいいんじゃないの?
レベル40~50の人が、サラリーマンとして生き残るのは、現時点でもキツイかもしれません。公務員はともかく、特に民間企業では・・・
大家業界は、まだ、不勉強な人が多く、レベル40~50でも務まる面が大きいですので、特に地方では・・・しばらくは大丈夫でしょう。
でも将来、いつまでも大丈夫じゃないとは思います。
http://ameblo.jp/manachan2150/