Manachanです。どうも~。
さっきまで、上司のおごりで、刺身食いまくってました。サラリーマンやってると、たま~にはいいこともあるのね。
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今日は、総勢4人で飲み食いしたのですが、そのうちの一人が、デンマーク出身の男で、
いま旬な話題といえば、当然、欧州危機の話ですね・・・・「ギリシャがデフォルトするの?ユーロ離脱するの?」
彼の持論は、こうです。
EUの総意として、絶対に、ギリシャをユーロから脱退させないはずだ
その心は・・・
・ギリシャがユーロ脱退して、独自通貨ドラクマに戻ったら、当然、通貨は暴落。しばらくは地獄だが、その後は安い通貨の恩恵を受けて、経済はおそらく回復する。
・一方で、ユーロ圏にとどまったら、今後数十年は、不景気のなかで、借金を返し続けなければならない。
・ギリシャをユーロ脱退させたら最後、スペイン、ポルトガル、アイルランド・・・脱退したい国が続出して、ユーロ本体が崩壊しかねない。
ま、どうなるか私には予測つきませんが・・・一方で日本も非常に深刻な財政問題を抱えており、いまギリシャの直面する苦難を、他人事だと笑える人は少ないはず。
今すぐではないにせよ、日本が将来、本当にギリシャみたいになってしまったら、どうなるのか?
銀行から多額の借金をして、賃貸用住宅を経営する大家としては、非常に、気になるところですね。
今日のギリシャ・南欧諸国と同じく、日本が財政危機になったら、国債の調達コストが上がり、金利が上がるはず。
もし変動金利でお金を借りていれば、当然、金利負担は増える。それを、家賃に転嫁できればいいけど、現実には難しいでしょう。結局、キャッシュフロー回らず、借金返せず、そのまま破綻してしまう大家さんは、全国にたくさんいるでしょうね。
だからこそ、日本デフォルト対策として、「借入を圧縮する」、「返済比率を一定以下にする」、「変動金利のものは、固定金利にする」等といった方策が、大家さんの間で行われているわけですね。
ただ、よく考えたら、
・大家さんが破綻する前に、マイホーム買ったサラリーマン層が先に破綻するのではないでしょうか?
日本が財政危機になって、大家さんが困るといっても、少なくとも、人さまに貸す土地建物を持っている分、まだ恵まれているのかもしれません。
そういう資産を持たない、大多数のサラリーマンは、自分の給与収入だけを返済原資として、銀行からお金借りてマイホーム買うわけですね。
普通考えて、サラリーマンの方がヤバくないですか?なぜなら、
・収入源(返済原資)は、「給与収入」しかない
・経済危機で職を失い、「給与収入」が途絶えたら、即アウト
・なんとか職を維持できても、「ローン金利が上がり」、給料の範囲で返済できなくなったら、アウト
家を失い、路頭に迷うサラリーマンやその家族が、激増するでしょうね。
おそらく、大家さんの破綻より、サラリーマンの破綻の方が、社会問題として、先に表面化しそうな気がするし、
政府(IMF?)は、いずれかの時点で、サラリーマン救済のために、「何とかしよう」とするでしょうね。具体的には、「サラリーマンがローン借りて住宅を買う」メカニズムの回復を試みるはず。
そんな局面になったら・・・・大家としては、「借入を固定金利にする」よりも、「サラリーマン救済スキームにうまく乗る」方が、有効な方策になるのかもしれません。
ま、今後の日本経済がどんなことになっても、世の中の動きを見て、先手を打って、上手に立ち回っていきたいものです。
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