昨日は、我々「アジア太平洋大家の会」主催の、「アメリカ超高利回り不動産投資セミナー」を東京で開催しました。定価18,000円(事前割引有り)の有料セミナーながら、参加者は30名を超え、大変な盛況でした。
主催者として、いまセミナーの後処理(費用の集計、参加者アンケート・フィードバックの取りまとめ、参加者のフォローアップ)に追われて忙しい。いつまでも、ヒマにならない、我が身かな・・・
参加者アンケートは、かなり好意的でした。ただ、セミナー会場の分かりにくさは、数名から指摘されました。すみません、私の責任です(汗)・・・。
本当は、「ちよだプラットフォームスクエア」の会議室がとれれば、分かりやすかったんですけどねえ・・・実は「アジア太平洋大家の会」は、「ちよだプラットフォームスクエア」内のオフィスに入居しているので、とても安く会議室使えるんですが・・・
会議室、とれなかったんです・・・今は週末セミナー流行りらしく、特に土曜日午後の「ゴールデンタイム」に部屋を予約するのは、東京都心部では難しい。私も、3月下旬から予約したんですが、無理でした。
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セミナーは、とても、内容の濃いものでした。講演者には、デトロイト不動産投資のリスクも含めて、かなり正直ベースで、お話しいただきました。
セミナーでも言ってましたが、「表面利回り30%超」が狙える不動産マーケットは、米国広しといえども滅多にない。しかし、
最大のリスクは、入居者です!
と、明言していたように、入居者の属性・ガラの悪さと、それに伴うトラブルの多さは、決して無視できないファクターではあります。
ま、普通考えて、200~300万円で買える一戸建がゴロゴロあるデトロイト圏で、皆さん、なぜ物件買わないのか?決して安くはない家賃を払い続けなければならないのか?
・・・といえば当然、「お金がないから、買えない」、「融資も組めない」人たちだからです。
そんな、属性最悪の人たちを相手にする投資だから、当然、滞納、盗難、家屋破損のリスクも、覚悟しなくてはなりません。
米国内で、高利回りが狙える上、もう少し、入居者のガラがよろしい案件はないのかな?
よく探せば、あるようです♪
昨日、セミナーに来た方々は、なかなか凄い面子揃いで、アメリカでの在住経験、不動産購入経験のある方が、何名含まれていました。
全米各地域の、不動産市況を聞くなかで、私が面白いと思ったのが
州立大学近くの賃貸物件
アメリカでは、どの州にも、州立の大学があります。
日本でも、各都道府県に、公立の大学があって、それが「駅弁」みたいなイメージだから、「駅弁大学」という言葉もある位ですが、
アメリカの州立大学は、ざっくり言うと「駅弁大学」にイメージ近いかもしれません。でも日本と比べて、際立つ特徴としては、
・とにかく、デカい。学生数、5万人超とか、珍しくない・・・
・大都市の真ん中ではなく、中小都市(田舎街)に、立地することが多い。
・大都市ではないので、物件価格は、かなり安い。
・アメリカの大学生は、学業が忙しいので、普通は、大学のすぐ近くに住む。
・ルームシェアにも抵抗ない人が多いので、家賃は、それなりに取れる。
一つの例として、米国太平洋岸、カリフォルニア州の北に隣接する、「スタンド・バイ・ミー」の舞台となった「オレゴン州」(Oregon)を、見てみましょう。
ここは、海と山の自然が美しく、でも産業はあまりないところで、州の人口は400万人もいません。その半分強が、同州最大の都市・ポートランド(Portland)周辺に集まっています。
でも、「オレゴン大学」や、「オレゴン州立大学」が立地するのは、ポートランドではなく、それよりずっと小規模の地方都市である、ユージーン(Eugene)や、コーバリス(Corvalis)。
その人口といえば、ユージーンが14万人、コーバリスに至っては5万人。一方、いずれの都市も、学生数だけで2万人を超えているので、実質、「学生の街」といえます。
これら二都市の、不動産価格を、ざっと調べてみましたが、かなり安い!個別にみると、数万米ドルで戸建が買えてしまいます(最低、5400ドルというのもあった・・・ヤバそうだけど)。
そういう物件をキャッシュ買いして、学生に貸す・・・というパターンも、利回り次第では、ありかと。
少なくとも、デトロイトでワイルドなブルーカラー家庭相手に貸すよりは、属性も良く、問題も少なそう♪
ただ、現地で信頼できる管理会社を見つけられれば・・・という条件付きですね。
アメリカは広い!全米50州あり、どの州にも最低1つは、「巨大な州立大学」があります。
その中で、日本人投資家に、比較的よく知られているのが、「テキサス州オースティン」(Austin, TX)。
ここも、5万人を超える学生を擁する「テキサス大学」の地元です。そして大学以外にも、多様な産業があり、人口も勢いよく増えていますので、面白いと思います。
現地の良きパートナーが見つかれば、アメリカで、いろんな不動産投資ができる、ということですね。
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