チーズの消えた国・日本に生きる

Manachanです。こんばんは。

Manachanです。こんばんは。

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さて、参院選が終わりましたね。皆さんは、投票に行きましたか?
私は、4歳の娘と、1歳の息子連れて、近所の中学校に設けられた投票所に行きました。子供連れで行くと、風船もらえるんですよね。

結果は・・与党・民主党の敗戦に終わりました。同党は参院での多数議席を失い、結果、衆院での多数党が参院では少数派になる、いわゆる「衆参ねじれ現象」が起こりました。
民主党が、どの党と連立を組むのか分かりませんが、これから、どんな法案を通すのも、イバラの道でしょう。
良いパートナーと連立を組んで、安定政権になればいいけれど、その可能性はあまり高くないでしょう。
下手したら、自民党末期のように、短期間に首相がコロコロ変わる、政治混迷の時代が、あと3年ほど続くかもしれません。

ところで話は飛びますが、皆さんは、数年前にヒットした、「チーズはどこに消えた?」という本をご存知でしょうか?
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すでに読まれた方もいるでしょうが、あらすじはこんな感じです。

『この物語の主役は2匹のネズミと2人の小人です。彼らは迷路で生活していますが、
いつもチーズを探しておりチーズがあれば幸せになれると考えています。

小人たちにとって、チーズは、人生で求めるもの、つまり、仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、
人に認められること、心の平安・・・その全てを象徴しています。

ネズミは試行錯誤を繰り返しながらチーズを探し、小人は複雑な頭脳を活用し
チーズを探したが、苦労した末とうとう大量のチーズを見つけ出し、幸せを手に入れます。

小人たちはやがて、そこにチーズがあることが当たり前と考えるようになりました。

しかし、時が経ち、突然そのチーズを失う時がやってきます。ネズミは本能のまま、すぐさま
新たなチーズを探しに出かけたが、小人たちは失ったものの大きさに愕然として、右往左往しました。

小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。
なぜ突然チーズがなくなったのかと、怒り、焦るばかり。しかし、どんなに望んでも、チーズは戻ってきません。

やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心をしました…。』

わずか94ページ。30分もあれば全部読めてしまうこの小さな本には、さりげなく、世界の真理が端的に語られていると思います。

日本語でいえば、「諸行無常」。
「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとゞ まる事なし」。
つまり、この世にある、全てのものは常に変化する、一瞬として同じ状態ではない・・・ということです。

万物が変化流転するなかで生きる私たちは、常に、変化に敏感でなければなりません。
変化のなかで、勝機を見出していかねばなりません。

翻って、「チーズはどこへ消えた」が、なぜ日本でヒットしたのでしょう?1998年に米国で生まれ、2000年に日本に上陸した
この本に書かれていることが、余りにも日本の現実に合致していたからでしょう。

日本の文脈でいえば、高度成長期から、1990年頃までが、人々がたらふくチーズを食べられた時代。
そして、バブル崩壊した1990年以降は、チーズが突然消えてしまい、人々が右往左往して、怒りや不安が支配した時代。
それは、2010年になった現在でも続いています。政治の世界では、特にそれが著しい。

私は7年間、海外で暮らして、2007年に日本に戻ってきたわけですが、正直言ってこの国は、チーズを失ってオロオロする人間の集合体に見えます。
ほとんどの人が、今後、暮らしは良くならないと考え、国の膨大な借金に怯え、暗い未来を予想しています。彼らの発想には、貧乏神が取り憑いています。

貧乏神が取り憑いた頭で何を考えても、明るい未来を予感させる結論は出てきません。
一部の政治家は一生懸命、この国を明るくするビジョンを打ち出そうとしますが、誰も信じません。結局は批判、揚げ足取り、足の引っ張り合いに終わります。
新しいチーズを見つけなければならないと、誰もが切望しているにもかかわらず、行動を起こす人の割合は多くありません。

そんなメンタリティを変えない国民が、改革を断行する強い政府など、持てるはずがない。
そんなメンタリティのままで、活力ある経済社会を望むなんて、虫が良すぎる。

誰がみても、決してほめられた状況ではない、わが国の政治。
でもまあ、私は達観しています。
なぜなら私は、日本の政治が自分の経済生活を良くしてくれるとは、これっぽっちも思ってないからです。
そして、もうこれ以上、日本国のスネをかじれないことも、はっきり分かっています。

独立独歩、不羈・・・自分の食い扶持は、自分で稼ぐしかない。
日本国の政治家や官僚がチーズを見つけられない以上、新しいチーズは、自分の手で見つける以外にない。
そして、チーズが見つかっても見つからなくても、その責任は自分が負わねばならない。国のせいにしてはならない。

大変な時代ですが・・・でも、ご安心ください。
日本の未来は、実は、明るいのです。高度成長期からバブル崩壊までの「経済黄金時代」に、日本人が見つけたチーズよりも、
さらに大きくて豊かなチーズが、見つかりそうなのです。

それどころか、私はそのチーズを、すでに見つけているかもしれません。
それが見えているからこそ、私は自分の将来も、子供たちの将来も、国の将来も、とても楽観的に考えています。

いまの時代、マスコミ、政治家、大企業の言うことを、鵜呑みにしてはいけません。一生、貧乏神から逃れられないでしょう。
自分の頭で考え、果敢に行動した者だけが、この国の明るい未来を想像できるのです。

次回に続く。

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