豪州不動産

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コカコーラ240円の国で

こんばんは、Manachanです。

昨晩、本州を直撃した台風4号が、関東に接近する夜9時過ぎ、タッチの差で成田空港を離陸し、南半球は、オーストラリアのケアンズにやってきました。

ケアンズは熱帯の街ですが、寒波が来ているようで、今朝の最低気温12度・・・地元民はパーカーを着こんで、震え上がってました。

でも、日中は太陽ぎらぎら、暑いくらい・・・一応、この地では「真冬」なんですけどね。

明日は、シドニーに飛びます。こちらは、一ケタの気温で「本当に真冬」らしいです。寒いのは慣れっこだけど、一応、コートとか持っていこう。

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ところで、オーストラリア、まじで物価高いっすね。

日本とどっちが高いかを比べるのは、ライフスタイルが全然違うので、難しいけど、とりあえず、「安く買えるものがほとんどない」のが、こちらの消費生活。

たとえば、日本のスーパーで、90円くらいで、缶コーヒーとか、抹茶ラテとか、売ってるわけですが、当地は、そういう価格帯のものがない。

飲料だと、たとえば、ミネラルウォーター600ccが2ドル(160円)が最低価格帯。コカコーラに至っては600ccで2.98ドル(240円)、たけー!!

K-Martという、ディスカウントっぽい店で買っても、コーラは2.98ドルなんです

Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

食料品は、この国では比較的リーズナブルで買えるものですが、それでも、「デカくて、高い」もののオンパレード。今日行ったスーパー(Woolworths)では、

食パンだと、一番安くて3ドル(240円)・・・でも2斤くらいある。
卵だと、一番安くて3.8ドル(304円)・・・でも16~18個入り

一個あたり、グラムあたりの値段にすると、日本と大差ないと思いますが、それでも、「小さくて、安い」ものが皆無なので、気分的には、やはり割高感がある。

オーストラリアといえば、「カプチーノ」が美味しい国。強めに淹れたコーヒーを、カプチーノにしてもらって、ビーチに持っていって飲むと絶品なのですが、

今日行ったショッピングセンターで、一番安かったのが3.8ドル(304円)。ま、日本のスタバで飲めばもう少し高いですが、こちらのは安っぽいプラスチックカップに入れて持ち帰りなので(量も少ないし・・・)、日本ではせいぜい、250円くらいの感覚ですね。

帰りしな、妻が、クルマを運転しながら、私に聞いてきました。

「久しぶりのオーストラリア、どう思う?」

私の口から、思わず、

「物価高いねー!」

という言葉が、出てきてしまいました。

ケアンズ名物、巨大カジキマグロ!

Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

明日は4時半起き、5時に家を出て、シドニーに飛びます。そろそろ寝なくちゃ・・・

次回、シドニーからの日記、楽しみにしていてくださいね。応援のクリックよろしく→    

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不動産セミナー@シドニー

Manachanです、こんにちは。

再来週から、私は家族と、オーストラリアに行きます。
現地(シドニー)では、不動産セミナーに、ゲストスピーカーとして呼ばれています。

海外のことなので、これまで、あまり告知してきませんでしたが、

当ブログの読者に、シドニー在住の方が結構多いらしく、これまで、何度も問い合わせを受けてきたので、ブログの場で、告知しますね。


不動産特別セミナー:[不動産投資の魅力についてのディナーセミナー]

日時: 6月21日(木)18:30~
場所: TROVATA リトルイタリアンビレッジ,イースタンシドニーの地中海料理
住所: 76 Stanley St. East Sydneyタウンホール駅から7分、ハイドパーク傍です。

【日本より特別ゲスト!】
鈴木 学様 (日本最大級不動産投資 アジア太平洋大家の会 会長)お見逃しなく!

参加費: 45ドル(最初のドリンク一杯はプレゼントとして無料です)

お申込み先:gintelligencemanagement@live.com またはgimgiminfo@yahoo.co.jp
(※多くの人が見に来るブログなので、携帯電話の掲載は割愛しました。メールでお問い合わせください。)

初めて不動産購入をされる方、投資家の皆様へ、シドニーのみならずオーストラリア全土の優良物件をご紹介し、不動産情報全般の知識と理解を深め、最新の政府特典他の役立つ豊富な情報をお伝えし不動産購入を支援する貴重なセミナーです。美味しい地中海料理とともに豊かな未来設計を描く一夜をお楽しみ下さい。

<追加情報>

「豪州金利引下げで更にチャンス!」

お越しいただく方の対象は、
-初めて不動産を購入される方
-投資家の方
-政府施策、とっておき情報、不動産に関する一般知識を知りたい方
どなたでも興味があればお越しいただいて結構です。

なお、補足ですが、

子連れ参加、OKのようです。この辺、さすがファミリーに優しいオーストラリア・・・って感じがしますね。

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不動産セミナー@シドニー

Manachanです、こんにちは。

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なお、補足ですが、

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シドニーで投資家と交流します

Manachanです。こんばんは。

今日は、会社から帰って、子供寝かしつけた後、「やぬじぬ」(家主と地主)の海外不動産投資コラム書いて、その後、ブログタイム・・・忙しい日々が続きます。

なお、私の「やぬじぬ」コラムは、もちろん、ブログでは発表しないので、コラム読みたい人は、「やぬじぬ」購読してくださいね。

不動産ブログランキング、11位をキープ。今日も、頑張っていこう。
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前回は、千葉県柏市の話題だったので、今回は、オーストラリアの話題でいきますね(関連が分からんぞ・・・)。

オーストラリア、大方の予想を裏切って、公定金利が、また下がりましたね。3.75%だったのが、今では3.5%・・・リーマンショック後の最低水準(3.0%)に、どんどん近づいてきた。

同国の金利が下がると、他の欧米先進国との金利差が縮小して「うまみ」が亡くなるから、当然、豪ドルも売られて下がる。

つい最近まで、豪ドルは米ドルより高かったのに、今や米ドル以下。1豪ドル=78円前後。

豪州の物件価格も、地域差はありますが、感覚的には、だいたい、今が底で、大都市部では、すでに底入れしているような印象を受けます。

豪ドルは安い、金利は安い、不動産価格は安い!

真面目な話、豪州不動産買うなら、今が最高の買い場・・・という気がしますねえ。

その最高のタイミングで、私は、再来週、オーストラリアに行きます。

シドニーで、地中海料理のディナーに舌鼓を打ちながら、現地の不動産投資コミュニティにお呼ばれ・・・素敵な機会をいただきました。

【セミナーのお知らせ】

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シドニー在住の方、もし興味があれば、コメントかメッセージで、私にご連絡くださいね。

私が特別ゲストなんて、こっぱずかしいけど・・・日本で立ち上がりつつある、海外不動産投資のトレンドについて、だいたい10分ほど、ミニ基調講演をしてきます。

私としては、シドニーで、投資家の皆様と交流できるのが、何よりも楽しみです。ディナーセミナーなんて、ロマンチックですよねえ♪

あと、シドニーでは、免許証を更新したり、税金の申告をしたりと、全然ロマンチックじゃない用事もやってきますが・・・これもお愛嬌ということで。

今日の日記、楽しめた、という方は、不動産ブログランキング応援、夜露死苦っ!
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シドニーで投資家と交流します

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今日は、会社から帰って、子供寝かしつけた後、「やぬじぬ」(家主と地主)の海外不動産投資コラム書いて、その後、ブログタイム・・・忙しい日々が続きます。

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前回は、千葉県柏市の話題だったので、今回は、オーストラリアの話題でいきますね(関連が分からんぞ・・・)。

オーストラリア、大方の予想を裏切って、公定金利が、また下がりましたね。3.75%だったのが、今では3.5%・・・リーマンショック後の最低水準(3.0%)に、どんどん近づいてきた。

同国の金利が下がると、他の欧米先進国との金利差が縮小して「うまみ」が亡くなるから、当然、豪ドルも売られて下がる。

つい最近まで、豪ドルは米ドルより高かったのに、今や米ドル以下。1豪ドル=78円前後。

豪州の物件価格も、地域差はありますが、感覚的には、だいたい、今が底で、大都市部では、すでに底入れしているような印象を受けます。

豪ドルは安い、金利は安い、不動産価格は安い!

真面目な話、豪州不動産買うなら、今が最高の買い場・・・という気がしますねえ。

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豪州公定金利0.5%下げの衝撃!

フランス、ギリシャの大統領選挙。スペイン景気後退局面入り、英国マイナス成長(オリンピック開催年なのに、気の毒ねえ)・・・

いま、日本の経済メディアの目は、主に欧州情勢に注がれていますので、その陰に隠れて目立ちませんでしたが、

南半球・オーストラリアの公定金利が、昨日、0.5%引き下げられて、

これまで4.25%だったのが、3.75%になりました。

0.5%・・・私は、せいぜい0.25%程度の下げしか予想していなかったので、これはちょっとサプライズ。

豪州経済の勢いに陰りが見えている昨今、政策的な景気下支え、という意味でしょうが、この国に物件を持つ者としては、なんとも嬉しいニュース。

物件2戸分あわせて、ローンの負担が月1万5千円近く減るのです!

もうひとつ、嬉しいのは、

公定金利が下がると、より多くの人が住宅を買えるようになるので、中長期的には不動産市場が活発化、物件価値の上昇も期待できる。

日米欧と違い、オーストラリアはまだ、公定金利の調整によって不動産市場をテコ入れする、メカニズムが生きているように思います。

その背景には、移民流入による人口増加と、低い空室率(全国平均で3%以下)ゆえ、賃貸不動産市場は安定、

家賃水準が緩やかに上昇するトレンドなので、不動産売買市場も安定し、景気悪くてもある一線を越えて下がってはいかない、安心感があります。

空室率10%をはるかに超え、首都・東京でさえ家賃下落が著しいのに、相変わらず新築住宅を大量供給して、賃貸住宅市場を壊す日本とは、全く違った状況があります。

米国でも、全国平均の賃貸住宅空室率は、8~9%の水準ですから、それに比べても、豪州市場は安定感ありますね。

下図にみるように、いまの金利水準(3.75%)は、歴史的にも低水準。いよいよ、リーマン後の最低水準(3.0%)の背中がみえてきました。

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いま、確かにオーストラリア経済の勢いはありません。ここ数年続いた豪ドル高による輸出不振、資源セクター以外は基本、あまり儲かっておらず、

内需も従前の勢いがありません。百貨店売上は落ち込み、不動産市場も冷え込んでいます。

そして世界を見渡せば、欧州不安と、(最大の資源バイヤーである)中国の減速懸念、頼みの綱は米国経済の回復くらいしかない、

政策当局として、「金利下げて、景気テコ入れしたい」気持ちは、よく理解できます。

ただ、今のタイミングで一気に0.5%下げて、3.75%にしたので、今後、さらに下げるとすれば、「リーマン直後並みの経済不振」(3.0%)しかありえず、

もし、豪州や世界の景気が、そこまで落ち込まないと予想するのであれば、

金利は、今が底
不動産市場は、今が底、これから上がる

とみるべきで、豪州不動産、最大の買い場到来なのかもしれませんね。

私も、ケアンズあたりの中古不動産、時々ウォッチしてますよ。

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子供にマイホーム?

私と妻が、9年前に、「マイホーム」として、オーストラリアのシドニー近郊で買った物件、いまいくらで売れるか、時々チェックしています。

いま、オーストラリアの住宅市場は、やや冷え込みモードですが、それでも、9年前の購入時と比べれば、35%くらいは、上がっています。ま、この物件でいただく家賃も、9年間で5割ほど上がってるから、当然か・・・

それを妻に報告すると、もちろん、嬉しそう。

「安いときに、いい物件買えて、良かったね♪」

少し間を置いて、彼女はこんなことをいいました。

「私たちはいいけど、子供の世代になると、家買えるんだろうかねえ?」

オーストラリアは、多少の紆余曲折はあっても、19世紀以来、不動産の価値は持続的に上昇してきました。

それが、ホームオーナーにとって、「良い時期」だとすれば、今でも、「良い時期」は続いています。移民流入もあって、人口は増え続け、空室の心配もほぼありません。

バブル以降の日本のように、不動産の価値が、長期にわたって下落、停滞する時期を、オーストラリアを含め、世界の多くの国が、経験していません。

ただ、「良い時期」が続いたら、続いたで、子供の時代のマイホーム取得を心配するのが、人間というもの。どの国でも、悩みの種はあります。

私は、妻に、こう答えました。

「大丈夫さ。たとえオーストラリアで不動産価格が高止まりしても、世界のどこかの国で、差し押さえ物件を激安で仕入れて、貸せばいいのさ・・・」

景気の良い局面では、たいてい、給料の伸びよりも、不動産価格が上昇するスピードの方が速い。

その結果、「一般の給料レベルで買えるマイホーム」が、どんどん少なくなり、首尾よく買えても、ローンの負担が重くなります。(英語でいう、Affordabilityが低くなるわけですね)。

私は数年前まで、その状態を不幸だと思っていました。
でも、今では、考え方が変わりました。

一般サラリーマンの給与水準を基準に、マイホームを買う前提で考えれば、確かに不幸かもしれません。

でも、それを超えるレベルの、投資家の目線を獲得できれば、財務リテラシーを身につけられたなら、不動産価格の上昇局面でも、下落局面でも、勝ちパターンは見出せるはず。

私は子供たちを、普通のマイホーム・サラリーマンにするより、グローバルな投資家にしたい。

パパも頑張らなきゃね。

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私と妻が、9年前に、「マイホーム」として、オーストラリアのシドニー近郊で買った物件、いまいくらで売れるか、時々チェックしています。

いま、オーストラリアの住宅市場は、やや冷え込みモードですが、それでも、9年前の購入時と比べれば、35%くらいは、上がっています。ま、この物件でいただく家賃も、9年間で5割ほど上がってるから、当然か・・・

それを妻に報告すると、もちろん、嬉しそう。

「安いときに、いい物件買えて、良かったね♪」

少し間を置いて、彼女はこんなことをいいました。

「私たちはいいけど、子供の世代になると、家買えるんだろうかねえ?」

オーストラリアは、多少の紆余曲折はあっても、19世紀以来、不動産の価値は持続的に上昇してきました。

それが、ホームオーナーにとって、「良い時期」だとすれば、今でも、「良い時期」は続いています。移民流入もあって、人口は増え続け、空室の心配もほぼありません。

バブル以降の日本のように、不動産の価値が、長期にわたって下落、停滞する時期を、オーストラリアを含め、世界の多くの国が、経験していません。

ただ、「良い時期」が続いたら、続いたで、子供の時代のマイホーム取得を心配するのが、人間というもの。どの国でも、悩みの種はあります。

私は、妻に、こう答えました。

「大丈夫さ。たとえオーストラリアで不動産価格が高止まりしても、世界のどこかの国で、差し押さえ物件を激安で仕入れて、貸せばいいのさ・・・」

景気の良い局面では、たいてい、給料の伸びよりも、不動産価格が上昇するスピードの方が速い。

その結果、「一般の給料レベルで買えるマイホーム」が、どんどん少なくなり、首尾よく買えても、ローンの負担が重くなります。(英語でいう、Affordabilityが低くなるわけですね)。

私は数年前まで、その状態を不幸だと思っていました。
でも、今では、考え方が変わりました。

一般サラリーマンの給与水準を基準に、マイホームを買う前提で考えれば、確かに不幸かもしれません。

でも、それを超えるレベルの、投資家の目線を獲得できれば、財務リテラシーを身につけられたなら、不動産価格の上昇局面でも、下落局面でも、勝ちパターンは見出せるはず。

私は子供たちを、普通のマイホーム・サラリーマンにするより、グローバルな投資家にしたい。

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欧米不動産、人種と属性の話-前編

今回は、身も蓋もない話を書きますね。

日本で家探しをする場合、「この地域はどの人種が多い・・・」みたいなことが、話題に上ることはほぼありませんが、

世界中から来た移民が暮らす、「人種のるつぼ」である欧米主要都市では、「人種」が明らかに、各地域の特徴や、イメージの良し悪しに影響している面があります。

多くの人が読むブログで、こんなこと書いていいのか、私自身も逡巡するのですが・・・

それぞれの社会における多数派が、好ましいと思う人種が多く住む地域の不動産価値は上がり、彼らが嫌悪する人種が多い地域の不動産価値は下がる

というのが、いくつかの欧米大都市に暮らした私の、偽らざる実感ですし、不動産投資する上で、不可欠な知識だとも思います。

私が、足かけ5年間暮らした、「シドニー」を例にして、説明しますね。


都心部・郊外部あわせて、人口430万人を超える、オーストラリア最大の都市・シドニー。

この都市における多数派住民は、もちろん「白人」ですが、

世界中から移民が流入するコスモポリタンな都市でもあるので、我々みたいな東アジア系も多いし、インド系も、中近東系も、アフリカ系も、中南米出身の混血系も、あらゆる人種が揃っています。

私が家買って暮らしていた、シドニー郊外の街では、向こう三軒両隣がレバノン人、中国人、白人(ニュージーランド&カナダ出身)、街に出ればインド人多数・・・みたいな世界で、

職場に行けば、上司がブラジル人、スリランカ人、南アフリカの白人、同僚の多くは中国人、韓国人、ベトナム人、もちろん地元生まれのオージー(白人)も多数。

小学校のクラスで、それぞれの親の出身国を書くだけで、世界地図ができてしまう・・・

私が海外不動産投資に、違和感なく入っていけるのも、こういう環境で暮らしたおかげですね。


そんな「人種のるつぼ」シドニー、当然ながら、皆が平等ではなく、「社会階層」なるものが、厳然としてあります。

西暦1788年、この地に、英国人が入植した際に、本国の「支配者」と「被支配者」(労働者や奴隷)という階層構造が、そのままこの地に移植されました。

支配者やその家族は、シドニー東部、眺望の良い海岸エリアに豪邸を構えて暮らし、労働者は西の内陸部に簡素な家を構えて暮らした・・・その名残りは、今でも残っています。

英国や米国の都市ほどの「格差」ではないかもしれませんが、よく観察すれば、シドニーの多数派・白人世界のなかで、階層構造がほぼできあがり、各エリアごとの棲み分けに直結していることが、分かります。

私の感覚では、ざっくり言って、4階層あるように見えます。

シドニー在住白人の階層構造

第一階層(Upper Class, 富裕層)・・・給与所得以外の、事業所得、財産所得収入が豊かな層。海岸沿いの豪邸に、自前のヨットやクルーザーを持っている人も多い。相続税ない国なので、富は子孫にもしっかり引き継がれる。

第二階層(Middle Class, 専門職・知識労働者層)・・・高学歴、高スキルで、安定した職に恵まれた層。普通、緑豊かな郊外に一戸建てを買って住む。最近は、都心近くのマンションでDINKS暮らしも多い。

第三階層(Working Class, ブルーカラー・肉体労働者層)・・・工場や工事現場など、現業系・肉体系の仕事に就いている層。薄給で、職は概して不安定だが、なんとか暮らしていける。比較的遠い、寂しい郊外に一戸建てを買って住む者多し。

第四階層(Under Class, 無業者、生活保護者層)・・・慢性的に失業していたり、ドラッグ常習者だったり、犯罪歴があって刑務所と自宅を往復したりと、自力で暮らしを立てていけない層。非常に遠い郊外の簡素な一戸建てか、「ハウジング」と呼ばれる公共住宅暮らしが多い。

で、ここからが本題ですが、

シドニーに、白人以外の人種が移住する際にも、上記の白人階層構造の、いずれかに位置づけられることになります。

それを決める要因の一つは、「本国が裕福であるかどうか?」

たとえば、日本人、台湾人、香港人、シンガポール人など、「本国が裕福なリッチ系アジア人」の場合、「第二階層」の白人と同等に位置づけられることが多い。

同じアジア人種でも、東南アジアの新興国出身だと、「第三階層」かそれ以下になることが多い。

また、英語が堪能であるか否かも、階層に直接影響します。

たとえば、フィリピン人、インド人などは、本国が裕福とは言えないですが、英語力が高く、専門職に就く人も多いので、「第三階層」から「第二階層」にステップアップする者、多数。

逆に、同じアジア新興国でも、英語が不得意な国から移住した場合、「第三階層以下」から、なかなか這いあがれません。

全体としてみると、非白人として、東アジア人の境遇は比較的良い方といえます。

中国がその典型ですが、本国が目覚ましく経済発展して、オーストラリアに持ちこめる財産もどんどん増えていますし、

また、東アジア人全体の傾向として、教育熱心で、子供を進学校、名門校に入れるケースも多く、「白人のシステム」を使った階層上昇も、比較的できているので、

白人の多い地域に、東アジア人が住むことで、その地域が嫌悪されたり、イメージダウンになることは、余り多くありません。

特に、地域に日本人が移り住む場合、それをイメージダウンととらえる白人は少ないでしょうね。(ジャパンブランドもあるし・・・あと日本人の場合、中国人や韓国人に比べて人数が圧倒的に少ないので、あまり嫌われない、という面もある)。

ただし、中近東、アフリカ、南太平洋諸島出身の移民の場合は、その限りではなく、

生活実態としても、よくて「第三階層」、下手したら「第四階層以下」が多く、

彼らが住むことで、その地域が敬遠される、不動産価格が下がる・・・というケースも、私は多くみてきました。

白人の最悪の境遇よりも、さらに悲惨な境遇におかれた移民の暮らしぶりも、垣間見てきました・・・。

私はもちろん、差別を助長したいわけではありません。

ですが、欧米大都市で暮らすうえで、その地域の「特性・属性」は、忘れてはいけないファクターであり、

それには、「人種」というファクターを避けては通れない・・・という事実を言っています。

最近、私は、米国ミシガン州で戸建を買いました。低価格帯とはいえ、失敗したくはないので、公開されたデータの分析、地域特性の考察、そしてシドニー暮らしで得た「人種と属性の感覚」を駆使して、それなりに良い買い物をしたと思います。

次回は、それについて、詳しくお話ししていきます。

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欧米不動産、人種と属性の話-前編

今回は、身も蓋もない話を書きますね。

日本で家探しをする場合、「この地域はどの人種が多い・・・」みたいなことが、話題に上ることはほぼありませんが、

世界中から来た移民が暮らす、「人種のるつぼ」である欧米主要都市では、「人種」が明らかに、各地域の特徴や、イメージの良し悪しに影響している面があります。

多くの人が読むブログで、こんなこと書いていいのか、私自身も逡巡するのですが・・・

それぞれの社会における多数派が、好ましいと思う人種が多く住む地域の不動産価値は上がり、彼らが嫌悪する人種が多い地域の不動産価値は下がる

というのが、いくつかの欧米大都市に暮らした私の、偽らざる実感ですし、不動産投資する上で、不可欠な知識だとも思います。

私が、足かけ5年間暮らした、「シドニー」を例にして、説明しますね。


都心部・郊外部あわせて、人口430万人を超える、オーストラリア最大の都市・シドニー。

この都市における多数派住民は、もちろん「白人」ですが、

世界中から移民が流入するコスモポリタンな都市でもあるので、我々みたいな東アジア系も多いし、インド系も、中近東系も、アフリカ系も、中南米出身の混血系も、あらゆる人種が揃っています。

私が家買って暮らしていた、シドニー郊外の街では、向こう三軒両隣がレバノン人、中国人、白人(ニュージーランド&カナダ出身)、街に出ればインド人多数・・・みたいな世界で、

職場に行けば、上司がブラジル人、スリランカ人、南アフリカの白人、同僚の多くは中国人、韓国人、ベトナム人、もちろん地元生まれのオージー(白人)も多数。

小学校のクラスで、それぞれの親の出身国を書くだけで、世界地図ができてしまう・・・

私が海外不動産投資に、違和感なく入っていけるのも、こういう環境で暮らしたおかげですね。


そんな「人種のるつぼ」シドニー、当然ながら、皆が平等ではなく、「社会階層」なるものが、厳然としてあります。

西暦1788年、この地に、英国人が入植した際に、本国の「支配者」と「被支配者」(労働者や奴隷)という階層構造が、そのままこの地に移植されました。

支配者やその家族は、シドニー東部、眺望の良い海岸エリアに豪邸を構えて暮らし、労働者は西の内陸部に簡素な家を構えて暮らした・・・その名残りは、今でも残っています。

英国や米国の都市ほどの「格差」ではないかもしれませんが、よく観察すれば、シドニーの多数派・白人世界のなかで、階層構造がほぼできあがり、各エリアごとの棲み分けに直結していることが、分かります。

私の感覚では、ざっくり言って、4階層あるように見えます。

シドニー在住白人の階層構造

第一階層(Upper Class, 富裕層)・・・給与所得以外の、事業所得、財産所得収入が豊かな層。海岸沿いの豪邸に、自前のヨットやクルーザーを持っている人も多い。相続税ない国なので、富は子孫にもしっかり引き継がれる。

第二階層(Middle Class, 専門職・知識労働者層)・・・高学歴、高スキルで、安定した職に恵まれた層。普通、緑豊かな郊外に一戸建てを買って住む。最近は、都心近くのマンションでDINKS暮らしも多い。

第三階層(Working Class, ブルーカラー・肉体労働者層)・・・工場や工事現場など、現業系・肉体系の仕事に就いている層。薄給で、職は概して不安定だが、なんとか暮らしていける。比較的遠い、寂しい郊外に一戸建てを買って住む者多し。

第四階層(Under Class, 無業者、生活保護者層)・・・慢性的に失業していたり、ドラッグ常習者だったり、犯罪歴があって刑務所と自宅を往復したりと、自力で暮らしを立てていけない層。非常に遠い郊外の簡素な一戸建てか、「ハウジング」と呼ばれる公共住宅暮らしが多い。

で、ここからが本題ですが、

シドニーに、白人以外の人種が移住する際にも、上記の白人階層構造の、いずれかに位置づけられることになります。

それを決める要因の一つは、「本国が裕福であるかどうか?」

たとえば、日本人、台湾人、香港人、シンガポール人など、「本国が裕福なリッチ系アジア人」の場合、「第二階層」の白人と同等に位置づけられることが多い。

同じアジア人種でも、東南アジアの新興国出身だと、「第三階層」かそれ以下になることが多い。

また、英語が堪能であるか否かも、階層に直接影響します。

たとえば、フィリピン人、インド人などは、本国が裕福とは言えないですが、英語力が高く、専門職に就く人も多いので、「第三階層」から「第二階層」にステップアップする者、多数。

逆に、同じアジア新興国でも、英語が不得意な国から移住した場合、「第三階層以下」から、なかなか這いあがれません。

全体としてみると、非白人として、東アジア人の境遇は比較的良い方といえます。

中国がその典型ですが、本国が目覚ましく経済発展して、オーストラリアに持ちこめる財産もどんどん増えていますし、

また、東アジア人全体の傾向として、教育熱心で、子供を進学校、名門校に入れるケースも多く、「白人のシステム」を使った階層上昇も、比較的できているので、

白人の多い地域に、東アジア人が住むことで、その地域が嫌悪されたり、イメージダウンになることは、余り多くありません。

特に、地域に日本人が移り住む場合、それをイメージダウンととらえる白人は少ないでしょうね。(ジャパンブランドもあるし・・・あと日本人の場合、中国人や韓国人に比べて人数が圧倒的に少ないので、あまり嫌われない、という面もある)。

ただし、中近東、アフリカ、南太平洋諸島出身の移民の場合は、その限りではなく、

生活実態としても、よくて「第三階層」、下手したら「第四階層以下」が多く、

彼らが住むことで、その地域が敬遠される、不動産価格が下がる・・・というケースも、私は多くみてきました。

白人の最悪の境遇よりも、さらに悲惨な境遇におかれた移民の暮らしぶりも、垣間見てきました・・・。

私はもちろん、差別を助長したいわけではありません。

ですが、欧米大都市で暮らすうえで、その地域の「特性・属性」は、忘れてはいけないファクターであり、

それには、「人種」というファクターを避けては通れない・・・という事実を言っています。

最近、私は、米国ミシガン州で戸建を買いました。低価格帯とはいえ、失敗したくはないので、公開されたデータの分析、地域特性の考察、そしてシドニー暮らしで得た「人種と属性の感覚」を駆使して、それなりに良い買い物をしたと思います。

次回は、それについて、詳しくお話ししていきます。

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