グローバルビジネス

Facebook にシェア

43歳の転職

おはようございます。Manachanです。突然ですが、

私、転職します!

いまの勤め先には、9月20日まで出社します。

休む間もなく、次の勤め先には、9月24日から勤務します。

初出社の場所は、米国サンフランシスコ。1週間の研修を受け、10月初めには日本に戻ります。

【San Francisco・・・我が職業人生の、新たな門出はこの地で】

すでに8月下旬から決まっていたことですが、いま、ようやく公表できるようになりました♪

今回、転職するということは・・・今のタイミングで脱サラせず、サラリーマン兼業大家を当面続ける、という意思表示でもあります。

実際、サラリーマン兼業大家って、自分の性に合ってると思いますし、今後もサラリーマンの属性を活かして、融資受けて物件を増やしていく・・・という戦略とも合いますし、それに何より、

今回の転職は、お給料の面でも、キャリアアップの面でも、大変、満足のいくものです。43歳になった私を、まだまだ高く評価し、活躍のチャンスを与えてくれる、日本の外資IT業界に感謝、感謝です。

Manachanブログらしく、同業者(ITエンジニア)や、転職希望者が私の経験を活かせるよう、How to的にまとめますね。

【転職しようと思ったきっかけは何か?】

一言でいえば、「成長している業界・企業に身を置いて、バリバリ活躍できる場を求めたい」と思ったからです。

現勤務先には、3年と3カ月、勤務しました。働きやすい会社だと思うし、同僚の皆様には、大変お世話になったのですが・・・残念ながらこの期間、会社の業績は芳しくなく、予算も人員も、縮小に次ぐ縮小を続けました。

当然ながら、私の担当する部署の人数も減り、担当範囲も狭まり、プロジェクトは全面凍結。上層部から「何もするな、とにかく金を使うな!」と言われ続け、管理仕事ばかりが増える一方・・・この環境で、やる気を維持するのが大変でした。

私はかつて、中国で15名の部下、インド企業で11名の部下を持ち、数億円規模のプロジェクトも担当し、成功に導いてきました。そうした過去の職歴と、会社の現状とのギャップに苦しみました。「活躍したいのに、バリバリ能力を発揮したいのに、その場がない・・・」

また、いま43歳という年齢と、履歴書の見栄えの問題・・・そこにも、焦りを感じました。私は28歳でITエンジニアになり、31歳から海外で働き、36歳でプロジェクトマネジャーになり、40歳までは、履歴書上も「おおっ!」と驚いてもらえる、それなりに見栄えの良い経歴を重ねてきました。

ところが今の職場で過ごした、40歳から43歳までは、履歴書に書いてプラスになるような「ネタ」がないのです。実質、キャリアの空白期間みたいなもの。

たとえばの話、今後2年間、今の会社で過ごして、45歳になった時点で、良い「ネタ」になる経歴が積めるかというと、その見込みは正直、ない。

しかも、45歳になったら、43歳時点よりも、転職は明らかに厳しくなるし、その時点で、日本の景気が今よりさらに悪化しているかもしれない。それが分かっているなら、動けるうちに、自分がまだ「旬」なうちに、転職してしまおうと思ったのです。

ITエンジニアは、特に、私みたいに外資系でしか生きられない人間は、「履歴書」が全てです。会社にしがみついて、その結果、放り出されたら、手切金として、いくばくかのお金を、もらえるかもしれない。でも、プロフェッショナルな経歴としては、明らかにマイナスです。私は、そのリスクを冒したくなかった・・・

【不景気な日本で、伸びてる業界って、本当にあるんですか?】

探せば、いくらでもありますよ。

確かに、日本全体としては不景気で、経済のパイは増えていません。でも、詳しくみていけば、

「旧い業界・企業が落ち込んでいる」→経済にマイナス
「新しい業界・企業が勃興している」→経済にプラス

この二つを合計すると、「経済が伸びていない」という結論になりますが、でも、私個人の給与所得だけを考えると、「要は、儲かってる新しい会社に身を置けばいい!」という、シンプルな結論になる。

IT関連でいうと、いま伸びているのは、

・携帯・モバイルデバイス関連 (※今はスマホの時代です。携帯基地局つくってる会社なんか、超儲かってるでしょうな)

・クラウドサービス関連 (※ITインフラを、会社の資産として持たず、クラウドで外出しするのが、今トレンドですからねえ・・・)

・強いパッケージ製品を持つグローバル企業 (※いま日本企業の海外進出がトレンドです。その多くは、日本人も外国人も使える業務パッケージソフト使いますから、その分野で強い製品持ってる企業は伸びている)

逆にダメなのが、「日の丸ITベンダー」とよばれる企業群ですね。日本語しかできず、海外に出た途端にダメになる会社に、明るい未来はやってきません。伸びない日本市場で、すでに過当競争ですから、大変だ・・・

私は、そういう会社いきませんから・・・「儲かってる」、「今後当面、商売のネタありそう」な企業だけを、狙っていればいいのです。

【転職先は、どんな会社ですか?キャリア的にどんなメリットがありますか】

今度の勤務先は、米国シリコンバレーに本拠を置く、「クラウドERP」の企業です。

ERP(Enterprize Resource Planning)とは:企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化=を図るための手法・概念、およびこれを実現するITシステムやソフトウェアのこと

日本の産業全体のトレンドとして、今はどんどん「クラウド」に向かっているし、かつ海外(特にアジア)進出も盛んなので、基幹システムも「クラウド」で外出ししてしまった方が、日本でITシステムつくって、海外に横展開するよりも安上がりと判断する企業も多い。ITエ
ンジニアも自前で雇わなくていいですしね・・・

今度の転職先は、米国のクラウドERPの世界で、15年も専業でやってきた会社。だから日本において、比較優位もあるし、今後当面、会社としてメシの種はあるでしょう。だから、私がバリバリ活躍する場もたくさんありそうです♪

あと、今後、40代後半に向けて、自分の履歴書に「ERPの経験」を書けるようにしたい、というのも、転職動機のひとつです。

私の履歴書を見なおしてみると、「グローバル企業での経験」、「ITプロジェクトマネジメントの経験」、「多言語能力」は、同世代のエンジニアと比べて、申し分ないと思いますけど、

ただ、テクノロジーでみれば、「Webスクラッチ開発」(JavaやLAMP)+「ロータス・ノーツ」くらいしかないのが、少し弱い。

40代の、「いい歳した大人」らしく、ERPプロジェクトをマネージした経験を得て、それを履歴書に堂々と書きたい。それが、今回の転職の、戦略的意図でもあります。

【最後に、どうやって転職先見つけたんですか?】

今回の転職に関していえば、特に、自分から積極的に動いたわけではありません。

私は2007年頃から、Linkedinのネットワークで、自分の英文履歴書をアップしています。だから、東京で活動する外国人転職エージェントから、「鈴木さん、いい仕事あるんだけど、面接受けてみない?」という誘いが、2009年以降、常に来るようになっていました。

ここで、「日本で、日本人が、英文履歴書」というのがミソです。

・日本での就職を希望し、英文履歴書をアップしている外国人(欧米人、アジア人)は多い。

・逆に、日本人で、英文履歴書をアップしている者は少ない

・一方で、日本の企業社会は、外国人よりも、やはり日本人を採りたい。

・だから、私みたいに、日本人で、英文履歴書をLinkedinにアップしていると、目立つし、声かけてもらいやすい。

今回、転職したいなー、と思ったのが、今年の3~4月頃ですが、常に私のメールボックスに舞い込んでくる、「いい仕事ありまっせ」メールに、返事した。ただそれだけ・・・

あとは、転職エージェントが、履歴書添削やってくれるし、面接でも何でも、アレンジしてくれるから、本当にラクです。

「Linkedin+かっこいい英文履歴書」・・・これは40歳過ぎて、日本の企業社会で食いっぱぐれないための、ホワイトカラー必須スキルの一つだと思いますよ。

今日の日記、「ためになった」と思った方は、応援の「ぽち」よろしく


不動産投資 ブログランキングへ

Facebook にシェア

フィリピン英語留学考

こんにちは、Manachanです。

昨晩、名古屋で講演やってきましたよ。
この街に来て、いつも思うこと、

名古屋は、かわいくておしゃれな女の子が多いなあ・・・

ただ悲しいかな、若くて可愛いお姉さんが、私の海外不動産投資講演に来ることは、ほとんどないわけで・・・昨晩、講演に来ていただいた10数名の方々も、全員、男性でした。

あと数年後には、20代のお姉さんたちが、ユニモールや栄の地下街を歩きながら、「利回り」とか、「資産分散」とか、「為替リスク」みたいなこと、言い出すんだろうか?

「ねえ聞いて聞いて!Manachanの不動産講演、予約しちゃった!」とか、言うんだろか・・・SKE48の皆さんが聞きに来てくれるんだろうか?

いつか、そういう日々が来ることを願って、今日も、頑張っていこう!!
 


不動産投資、人気ブログランキング参戦中


不動産投資 ブログランキングへ

講演が終わって、山ちゃんの手羽先を食いながら、楽しい宴席。その場で、こんな話題になりました。

「フィリピンとか、マレーシアで英語留学って、最近話題になってるけど、正直、どう思う?」

思いは、人それぞれ。「やっぱり、せっかく英語勉強するんだから、アメリカとかカナダに行くべきじゃないか?」という人もいれば、

「東南アジアなら、日本との時差もなく、学費も英米の数分の一で済む。それで英語学べるんなら、いいんじゃない?」という人もいます。

私の意見では・・・英語を学ぶ、その目的にもよりますが、

単に、コミュニケーションの手段としての英語の、語彙力、リスニング力、スピーキング力を伸ばしたいのであれば、東南アジア、特にフィリピンでの英語留学は、おすすめできると思います。その理由として、

【フィリピン人の話す英語が、アメリカっぽい】

私は、英語圏で暮らした5~6年間のうち、オーストラリアで過ごした時間が圧倒的に長い。ですので、私の話す英語は、思い切り、オーストラリアっぽい。アメリカ人からみれば、おそらく、「訛って」います。

Dataは、「データ」とはいわず、「ダータ」
Todayは、「トゥデイ」とはいわず、「トゥダイ」

注)余談ですが、私の中国語も、台湾で覚えたので、北京の言葉を基準にすれば、かなり訛っています。

そんな私からみると、フィリピン人の話す英語の方が、平均的なオーストラリア人の言葉より、ハッキリ言って、アメリカ英語に近い。

もっとも英語は、世界中の人々が使う言語なので、どの国・地域の言葉を基準にして、やれ標準だ、やれ訛っている・・・という考え、私は嫌いなのですが、

とはいえ、誰がみても、英語圏世界のビジネス中心地は米国であり、そこで話される「米国英語」を学びたいのであれば、フィリピンで英語を習うのは、合理的だと思います。

【フィリピンの街には、英語環境が溢れている】

フィリピンで英語留学する場合、学校だけではなく、当然、街に出たり、交通機関に乗ったりするわけですが、

余程のド田舎、農山漁村でもない限り、どこでも、英語が普通に通じますし、基本、誰もが、英語練習の相手になれます。

ですので、こうした面でも、ホンモノの英語圏と、ほぼ遜色ないと思います。

とはいえ・・・いくつかの懸念点はあるでしょうね。

【フィリピン人は、英語が「母語」ではない】

フィリピン人の赤ちゃんがオギャーと生まれて、お母さんから最初に聞く言葉はタガログ語やセブ語、イロカノ語など、フィリピン諸島の各言語・方言であり、

彼らは少なくとも幼少期は、そういう言語に囲まれて育つので、その点では、ホンモノの英語圏の人とは違います。

フィリピン人が英語を習うのは、基本、小学校1年生から。その意味では、「日本と同じく、外国語として英語習っている人たちで、ホンモノのネイティブじゃないじゃん!」という意見もあるでしょう。

とはいえ日本と違って、英語を当たり前に使う社会だし、授業を「英語で」行うのが基本なので、上達はものすごく速い。

私が20年ほど前、バックパッカーとして、フィリピンを旅した時、セブ島にある、台風が来たら吹き飛ばされそうな簡素なスラムの家に、居候していた時期がありますが、

そんな貧しい境遇にある子供たちでも、13~14歳くらいになれば、英語、ほぼペラペラ。はっきり言って、日本のちょっと英語できる大学生・ビジネスマンより、はるかにレベルが上でしたね。非ネイティブとはいえ、英語環境で暮らす人たちの実力を、なめてはいけない。

【フィリピン人の文化は、英米文化ではない】

もし、英語を通じて、英米圏・アングロサクソンの文化を深く知りたい、という方でしたら、もちろんフィリピンよりも、ホンモノの英米圏の国に、留学すべきでしょう。

いくら、英語を流暢にしゃべり、英語文化の強い影響を受けているとはいえ、フィリピン人の文化は、もちろん、英米人そのものではないからです。

例えば、英米の「契約の文化」とか、「Publicの概念」みたいなものが、フィリピンにあるのかというと・・・ある程度はありますけど、むしろ、日本と同じアジアの島嶼民として、微温的な人間関係にくるまれている面の方が強いでしょうね。

ま、最初に戻りますが、留学で何を実現したいのか、その目的によって、最適な場所を選べば良いと思います。

コミュニケーション技術として、英語だけを学びたいのなら、フィリピンはコストパフォーマンスも良く、日本に近く、最適な場所の一つだと思います。同じ

とはいえ、英語学校もピンキリですので、リサーチして、良い学校を選ぶべきですね。これはフィリピンのみならず、どの国でも同じだと思いますが。

セブで唯一、日本人経営の英会話学校FEA・・・セブなら、ここがおすすめです。


今日の日記、面白かった、ためになったと思った方は、「ぽち」よろしくね。


不動産投資 ブログランキングへ

Facebook にシェア

フィリピン英語留学考

こんにちは、Manachanです。

昨晩、名古屋で講演やってきましたよ。
この街に来て、いつも思うこと、

名古屋は、かわいくておしゃれな女の子が多いなあ・・・

ただ悲しいかな、若くて可愛いお姉さんが、私の海外不動産投資講演に来ることは、ほとんどないわけで・・・昨晩、講演に来ていただいた10数名の方々も、全員、男性でした。

あと数年後には、20代のお姉さんたちが、ユニモールや栄の地下街を歩きながら、「利回り」とか、「資産分散」とか、「為替リスク」みたいなこと、言い出すんだろうか?

「ねえ聞いて聞いて!Manachanの不動産講演、予約しちゃった!」とか、言うんだろか・・・SKE48の皆さんが聞きに来てくれるんだろうか?

いつか、そういう日々が来ることを願って、今日も、頑張っていこう!!
 


不動産投資、人気ブログランキング参戦中


不動産投資 ブログランキングへ

講演が終わって、山ちゃんの手羽先を食いながら、楽しい宴席。その場で、こんな話題になりました。

「フィリピンとか、マレーシアで英語留学って、最近話題になってるけど、正直、どう思う?」

思いは、人それぞれ。「やっぱり、せっかく英語勉強するんだから、アメリカとかカナダに行くべきじゃないか?」という人もいれば、

「東南アジアなら、日本との時差もなく、学費も英米の数分の一で済む。それで英語学べるんなら、いいんじゃない?」という人もいます。

私の意見では・・・英語を学ぶ、その目的にもよりますが、

単に、コミュニケーションの手段としての英語の、語彙力、リスニング力、スピーキング力を伸ばしたいのであれば、東南アジア、特にフィリピンでの英語留学は、おすすめできると思います。その理由として、

【フィリピン人の話す英語が、アメリカっぽい】

私は、英語圏で暮らした5~6年間のうち、オーストラリアで過ごした時間が圧倒的に長い。ですので、私の話す英語は、思い切り、オーストラリアっぽい。アメリカ人からみれば、おそらく、「訛って」います。

Dataは、「データ」とはいわず、「ダータ」
Todayは、「トゥデイ」とはいわず、「トゥダイ」

注)余談ですが、私の中国語も、台湾で覚えたので、北京の言葉を基準にすれば、かなり訛っています。

そんな私からみると、フィリピン人の話す英語の方が、平均的なオーストラリア人の言葉より、ハッキリ言って、アメリカ英語に近い。

もっとも英語は、世界中の人々が使う言語なので、どの国・地域の言葉を基準にして、やれ標準だ、やれ訛っている・・・という考え、私は嫌いなのですが、

とはいえ、誰がみても、英語圏世界のビジネス中心地は米国であり、そこで話される「米国英語」を学びたいのであれば、フィリピンで英語を習うのは、合理的だと思います。

【フィリピンの街には、英語環境が溢れている】

フィリピンで英語留学する場合、学校だけではなく、当然、街に出たり、交通機関に乗ったりするわけですが、

余程のド田舎、農山漁村でもない限り、どこでも、英語が普通に通じますし、基本、誰もが、英語練習の相手になれます。

ですので、こうした面でも、ホンモノの英語圏と、ほぼ遜色ないと思います。

とはいえ・・・いくつかの懸念点はあるでしょうね。

【フィリピン人は、英語が「母語」ではない】

フィリピン人の赤ちゃんがオギャーと生まれて、お母さんから最初に聞く言葉はタガログ語やセブ語、イロカノ語など、フィリピン諸島の各言語・方言であり、

彼らは少なくとも幼少期は、そういう言語に囲まれて育つので、その点では、ホンモノの英語圏の人とは違います。

フィリピン人が英語を習うのは、基本、小学校1年生から。その意味では、「日本と同じく、外国語として英語習っている人たちで、ホンモノのネイティブじゃないじゃん!」という意見もあるでしょう。

とはいえ日本と違って、英語を当たり前に使う社会だし、授業を「英語で」行うのが基本なので、上達はものすごく速い。

私が20年ほど前、バックパッカーとして、フィリピンを旅した時、セブ島にある、台風が来たら吹き飛ばされそうな簡素なスラムの家に、居候していた時期がありますが、

そんな貧しい境遇にある子供たちでも、13~14歳くらいになれば、英語、ほぼペラペラ。はっきり言って、日本のちょっと英語できる大学生・ビジネスマンより、はるかにレベルが上でしたね。非ネイティブとはいえ、英語環境で暮らす人たちの実力を、なめてはいけない。

【フィリピン人の文化は、英米文化ではない】

もし、英語を通じて、英米圏・アングロサクソンの文化を深く知りたい、という方でしたら、もちろんフィリピンよりも、ホンモノの英米圏の国に、留学すべきでしょう。

いくら、英語を流暢にしゃべり、英語文化の強い影響を受けているとはいえ、フィリピン人の文化は、もちろん、英米人そのものではないからです。

例えば、英米の「契約の文化」とか、「Publicの概念」みたいなものが、フィリピンにあるのかというと・・・ある程度はありますけど、むしろ、日本と同じアジアの島嶼民として、微温的な人間関係にくるまれている面の方が強いでしょうね。

ま、最初に戻りますが、留学で何を実現したいのか、その目的によって、最適な場所を選べば良いと思います。

コミュニケーション技術として、英語だけを学びたいのなら、フィリピンはコストパフォーマンスも良く、日本に近く、最適な場所の一つだと思います。同じ

とはいえ、英語学校もピンキリですので、リサーチして、良い学校を選ぶべきですね。これはフィリピンのみならず、どの国でも同じだと思いますが。

セブで唯一、日本人経営の英会話学校FEA・・・セブなら、ここがおすすめです。


今日の日記、面白かった、ためになったと思った方は、「ぽち」よろしくね。


不動産投資 ブログランキングへ

Facebook にシェア

アジア就職のすすめ

Manachanです、こんばんは。

今日は平常通り出社しましたが、昨日まで夏休みを取っており、午前中は、東陽町の喫茶店でインタビューを受けてました。

このインタビューは、いま大学4年生で、卒業後、中国・北京での就職が決まっている日本人青年Oさんの企画によるもので、

「日本で活躍する中国人・華僑」
「中国など、海外で活躍する日本人」

のインタビューを多数集めて、後日、ネットで日本語と中国語で発表するそうです。そのことにより、東アジアの国境を超えた人々のつながり、就職・ビジネスをキーワードとするネットワークをつくっていきたいとのこと。私、こういう企画、大好き♪

私は、「海外で活躍する日本人」ということで、インタビューを受けました。

不動産投資ランキング、参戦中


不動産投資 ブログランキングへ

それにしても、素晴らしい時代になったものだと思います。

・日本で生まれ育った人が、大学卒業して、いきなり、中国大陸に乗りこんで、就職する
・ネットを使って、自分のメディアをつくり、日本語と中国語で情報発信する
・そして、国境を超えた、ネットワークをつくってしまう。

一昔前は、そんなことができるなんて、考えもしなかった。不可能とはいわないけど、ものすごく高価なものだった。

今じゃ、日本でスマホ買ったら、パケット放題がついてくる。自宅の高速ネットもタダ同然、Google先生タダ、Facebookタダ、Twitterタダ、Youtubeタダ、Webメールもブログサイトもタダ、レンタルサーバーやドメインだってタダ同然・・・お金かけずに、何でもできるじゃん!

さらに、中国語ができれば、QQ、人人網、新浪微博、優酷など、中国のシステムを使って、数億人を相手に、いくらでも、ネットワーキングできてしまう。

この環境を、若い頃から、存分に活かして、自分のコミュニティをつくれる者こそ、いまの時代に求められる人材だと思います。

いまの日本が、こういう、素晴らしい人材を輩出していること、さらに彼らが、「海外就職」に目を向けていることは、見ていて、とても心強い。

インタビューのなかで、こんなやりとりがありました。

O氏「鈴木さん、日本の若者へメッセージ、何かありますか?」

私「そうですねえ・・・20代とか、30代前半のうちは、東南アジアとか、中国とか、伸び盛りの新興国で働くのが良いと思いますよ」

O氏「それは、どうしてですか?」

私「自分自身の経験から言うと、日本とかオーストラリアみたいな、先進国で働くと、去年と今年とを比べても、大して変わらないし、来年も同じようなものだろうと思ってしまう。でも新興国の場合、猛スピードで経済発展しているから、去年と今年は全然違うし、もちろん来年も・・・そういうダイナミックな社会環境で働いたことが、職業人としての私を大いに成長させたと思います。」

私「あと言うと、新興国の企業組織は、概して未成熟だし、ポストはたくさんあるし、頑張って仕事すれば、若い時期から部下を持てたり、要職に就くチャンスも大きい。とにかく、職場のなかで、自分を発展させる余地が、いくらでも見つかるのが、新興国の魅力でしょうね。」

O氏「日本で就職することに関しては、どう考えますか?」

私「日本の企業社会や働き方に馴染むという意味で、2~3年くらい、日本で正社員として働く機会があれば、それはとても有意義なことだと思います。ただ、年齢の若いうちに、新興国での就労を計画しておいた方がいいと思います。」

私「新興国の企業で、管理職的、リーダー的な仕事を十分経験してから、日本の企業社会で、中途採用として、高給で迎え入れられるのが、理想だと私は思います。」

私自身、このモデルを実践してきました。

31歳の時、日本を離れて、オーストラリアで5年、中国で2年・・・計7年、海外で働いた後、38歳で、古巣・日本に戻って、中途採用として就職しました。

31歳の出国当時に比べて、38歳の帰国時に得た年収は、2.2倍になっていました。これも、中国という新興国で、「大勢の部下を持つ」、「人の上に立つ」経験を積んだおかげだと思います。

もし日本で、伝統的な大企業などに勤めていたら、こんな速さで自分の仕事の内容をアップグレードする、年俸を倍増させる・・・とみたいなことは、おそらく不可能だったろうと思います。実際、40歳過ぎても、部下の一人も持てない人はいくらでもいるわけですね。

まだ、20代30代なら、やはり、身軽なくちに思いきって海外渡航して、就職して、キャリアを積むのがベストだと主言います。

今日の日記、面白かったと思ったら、「ぽち」をよろしく


不動産投資 ブログランキングへ

Facebook にシェア

レッドオーシャンの兵隊たち

Manachanです。こんばんは。

私は東京で働く、現役のサラリーマン。IT部の部署長をしている関係で、社外から、いろんな電話を受けるのですが、最近、閉口するのは、

IT機器の飛び込み営業コールの多さ!!

アポなし、突撃、飛び込み営業は、どの業界にもあるでしょうが、ITの世界も、もちろん例外ではありません。今の職場で働いて、3年余り。飛び込みコールの頻度は、年を追うごとに、目に見えて、増えています。

不動産投資ブログランキング、参戦中
 ↓


不動産投資 ブログランキングへ

商売の切り口も、いろんなのがありますね。

「サーバー、ネットワーク機器を安く卸売りしている業者ですが・・・」
「プリンタトナーのリサイクル品の販売をしている会社ですが・・・」
「エンタープライズ・ソリューションを提案する会社ですが・・・」
「社内アプリケーションの仮想化、クラウドソリューションの会社ですが・・・」
「私共は、N○T、富○通の関連企業で、携帯機器の販売を行っている会社ですが・・・」

社名は、聞いたことないものばかり・・・ま、少しでも名の知れた会社なら、こんな飛び込み営業しなくても、一応商売にはなるのでしょうが。

なかには、図々しい奴もいます。たとえば、

「御社の、すぐ近くまで来てるのですが、少しだけでもいいので、話を聞いていただけませんでしょうか?」

アポなし、面識もない業者と会うために、貴重な時間を割く奇特な会社など、世の中、あまり多くないと思うのですが・・・ましてや、「会社の近くまで来てるから、会って欲しい」って、何それ?

もちろん、業務上、調達したいと思っている機器・物品なら、少しは話を聞いてもあげてもいいかなと、思うこともあるのですが、少しでも構ってあげたら最後、しつこい、しつこい。

「なるほど、そうなんですか・・・・ちなみに、こういう物品あります・・・・ちなみに、こういうサービスもあります・・・・ちなみに、御社ではどうやってますか?・・・・ちなみに・・・・

「ちなみに・・・」が、5回目に達する頃になると、さすがの私も腹が立ってきて、

「これ以上、あんたの”ちなみに”を、聞く時間はありません。ガチャン!!

その直後、「あ~あ、あんな連中、相手するんじゃなかった!」と、後悔の念が襲ってきます。「ったく、うぜーんだよ。俺は忙しいんだ、俺の貴重な時間を取るんじゃねえ!」

最近では、話を聞く前から、電話ガチャンと切ることも多いです。もはや、「新築ワンルームマンションの飛び込み営業コール」と、ほとんど同じ扱いになりました。

アポなし、飛び込み営業した場合の、相手の反応は、おそらく99%、私と似たようなものでしょう。ですので、こういう仕事、実に過酷だろうと思います。

どう考えても、成功確率が超低いので、「数撃ちゃ当たる」式しかないでしょうね。たぶん、一日何百社に、コールしてるんでしょう。耳から変な液が出るくらい、かけまくってるんでしょうね。

IT機器も、今は明らかに、需要に比べて、供給過剰ですよね。モノ多すぎ、業者多すぎ。儲けられるのは、一握りの会社だけ。あとは青息吐息、死屍累々・・・まさにレッドオーシャン。

私の勤め先に、毎日毎日、違う会社から、あれだけ飛び込みコールが来るのは、レッドオーシャンでもがく企業の数が、ものすごく多いのでしょうね。営業マンは、さしずめ「レッドオーシャンの兵隊」。離職率も、とっても高いんだろうな。

つくづく思うのは、

・経営者がもう少し、よく考えれば、もっと違う商売のやり方、あるんだろうねえ。
・経営者がもう少し、よく考えれば、飛び込みよりマシな営業のやり方、あるんだろうねえ。
・経営者がもう少し、よく考えれば、ライバルがむちゃ多い、今のマーケットで戦ってはいなかったろうねねえ。

思わず「ろうば心」を、出してしまった。だけど、俺には、全然関係ねえ~♪

つくづく、レッドオーシャンでは、働きたくないものです。私は、ブルーオーシャンが好きっ!!

今日の日記、面白かった、楽しめたという方は、迷わず「ぽちっ」!
 ↓


不動産投資 ブログランキングへ

Facebook にシェア

日本サラリーマンの至福

私は、2つの顔を持つ男・・・

平日昼間は、東京で勤務するサラリーマンとしての顔。
平日夜と、週末は、不動産投資家、起業家としての顔。

後者の顔しか知らない仲間は、私が平日昼間、サラリーマンやってるなんて、信じられない!と言いますが、ごくフツーに、スーツ着て、通勤電車乗って、定時に出社してますよ。

「鈴木さん、サラリーマン辞めないのは、なぜですか?」
「今すぐ、サラリーマン辞めたって、不動産収入で食っていけるでしょ?」

と、周りの人によく言われますが、

私は、サラリーマン稼業が、自分にとってメリット大きいと思うから、続けてるんです・・・そして、ひそかに、こう思っています。

2012年のいま、東京でサラリーマンで居られる自分が、ちょっとだけ誇らしい!

不動産ブログ人気ランキング、参戦中。
さあ、あなたも、Manachanを応援しよう!

           ↓
Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

私は、日本以外では、オーストラリアで5年、中国で2年、サラリーマンをやっていました。

いずれも現地採用。現地人に交じって、オーストラリアでは英語、中国では主に中国語を使って、ITエンジニアの仕事してました。上司も、部下も、もちろんいました。長期出張も含めれば、米国とインドでも、働いたことがあります。

「日本以外の先進国」(米、豪)と、「新興国」(中、印)でサラリーマンやった日本人は、そう多くないと思いますが、その経験から、

「ビジネスのグローバル化、IT化、英語化」
「先進国から、途上国への、雇用のシフト」

なるものを、他ならぬ自分の問題として、痛感しています。

たとえば英語圏の先進国。人件費は高いし、世界中には、もっと給料安くて英語できるビジネス人材が、うなるほどいるので、「その場にいなくてもできる」仕事は、どんどん、インドとかフィリピン、東欧諸国などにシフトしていきます。

会計経理、人事、コールセンター、工場労働者、ITでいえばプログラマー、テスト要員・・・その種の仕事は、米国、英国、カナダ、豪州など英語圏先進国から、どんどん逃げていきます。

そんななかで、米国に残ろうと思えば、「米国でなければできない、米国水準の給料をもらう意味のある仕事」をやるしかありません。

趨勢としては、高度な経営・ビジネススキル、コミュニケーションスキルが求められる、スーパー・ホワイトカラー的な仕事しか、残らないことになります。たとえば、

・米国人の顧客と直接やりとりして、満足度、忠誠度を高める仕事。
・海の向こうの(オフショア)スタッフを含めた、業務フローを設計する仕事。
・会社が世界展開していく上での、契約、法務スキームを練り上げる仕事、 等々・・・

いま日本で起こっていることも、英語圏先進国と基本は同じ。

英語と比べると、日本語に守られている面は多少ありますが、最近では、円高傾向の定着もあって、日本を代表する企業でさえも、どんどん、仕事・雇用を海外に出しています。

日本から海外へ、大量の雇用が流出する
日本に、少数の、良質な雇用が残る。

という、先進国共通のメガトレンドのなか、日本でいま、「グローバル人材」がもてはやされています。

日本の文脈では、英語が使えるグローバル人材こそ、「海外に出た大量の雇用」をマネージする、「日本における少数の良質雇用」になるからです。

人気ブロガーふくちゃん氏の日記、「貧乏サラリーマンからの脱出」にもありますが、

・貴方がIT系の仕事をしているなら、そして自分がIT屋として、「そこそこ」行けてると思うなら、今日から死ぬ気で 英語の勉強してください

・これだけで、あなたの年収は、今の1.5倍か、下手すりゃ2倍くらいになります。

・実は、日本の外資系企業(ちゃんと管理職に外人がいる会社)では、英語もITもできる人間って、すごく不足しているんです。

かくいう私も、日本でITエンジニアを3年やった後、オーストラリアと中国で、7年間働き、その後、日本に帰って転職したら、


給料が、出国時の2.2倍になってました!!

さらに

いま円高だから、自分の給料を米ドル換算すると、超、嬉しいぜ!!

そんな感じで、いま、グローバル人材として、日本で働く幸せを満喫している私です。

お給料アップすれば、自分の属性も上がるので、副業でやってる不動産投資も、さらに加速がつきますよね。

今日の日記、面白かった、ためになったと思った方は、応援のぽち、よろしく
           ↓
Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

Facebook にシェア

「反日国」って意味あるの?

こんにちは。Manachanです。

最近、不動産ブログランキングが下降気味で、寂しいなあ~と感じる、今日この頃。
いつも応援ありがとうございます。
       ↓

不動産投資 ブログランキングへ

アジア太平洋大家の会」で紹介する海外不動産は、今年に入って、欧米系先進国の割合が大きく増えてきたとはいえ・・・・今でも、東南アジア新興国の割合が多いです。

東南アジアは、伝統的に「親日」エリアとされています。私自身の感覚からしても、「西アジア」と並んで、日本に対する好感度が高いエリアでしょうね。

特にインドネシアをはじめ、タイ、カンボジア、ベトナム、ミャンマー等々・・・に進出する日本企業が増えているようですが、「親日だから進出しやすい」という経済誌の評論が多いですね。

あとマレーシア、フィリピン、ラオスなども、相当、親日度は高いといえるでしょう。

逆に、「東南アジア親日フィーバー」の影で、相対的に割を食っているのが、日本からの距離が非常に近い「北東アジアの隣国」。

このエリアで、親日といわれる国・地域は、「台湾」だけで、「中国」、「韓国」、「北朝鮮」には、「反日」の接頭辞がつくことが多い。

2ちゃんねる等には、この3カ国を指して、「特亜」(特定アジア)という言葉もあるようですが、これも「反日」という一般通念を反映した概念であるよう。

しかし、私は思うのです。

日本人の勝手な思い込みで、隣国を「親日」、「反日」と、色分けするのは、果たして賢明だろうか?

確かに、国と国との距離が非常に近いと、領土、領海など、いろんな利害関係や軋轢が生まれます。世界的にみても、国境を接する隣国同士は、仲が悪いのが通例。

それに、日本と朝鮮半島、日本と中国大陸との間には、歴史上、いろいろな事情がありましたし、現在でも未解決な部分も多いですから、確かに難しい面は多いと思います。

ただ、私の一個人としての体験でいえば、いわゆる「反日」とされる国で、日本人だからという理由で、不愉快な思いをしたことは、ほとんど皆無です。

私は1988年から、中国や、朝鮮半島に、もう何十回も行ってます。渡航回数の最も多い国は、今でも中国。

1988年頃といえば、ソウル・オリンピックが開催された年で、今と違って、韓国に旅行に行く日本人も少なく、

「マナブくん韓国行くの?反日感情とか、大丈夫?気をつけてね・・・」

と、周囲の人に心配されましたが、蓋を開けてみれば、ものすごく親切にしてもらいました。釜山で、慶州で、麗水で、済州島で、ソウルで・・・現地の人と仲良くなって、家に泊めてもらったり、

彼らとは、その後何年も、手紙のやりとりをしました(ハングルで書くの、大変だったけど・・・)。

その後、ビジネスマンになって、中国・大連で2年間、過ごしましたが、ここでも、「反日」を感じたことは、ほぼ皆無。

すでに、中国大陸の北はハルビンから、南は香港、東は上海から、西はチベットまで、全国くまなく回ってますが、正直、

「えっ、反日感情って、何?どこにあるの?」

多くの人が、親切で、私という人間を好きになってもらいました。中国でビジネスする上での難しさはあるけど、人間として付き合ううえで、日本人であるが故に不都合を感じたことはない。

というか・・・ラクですよ。彼ら、何だかんだ言って、日本人に文化近いじゃないですか?特に韓国や中国沿海の都市部ではライフスタイルも近いし、いまの日本人と似たようなもの食べて、似たようなアイドルの歌聞いてるし、

高層アパートに住んで、パパは毎日電車通勤とか、学歴社会で塾・予備校が多いとか、子供はiPadのゲームに夢中で、少子高齢化で困ってるとか・・・社会現象も基本、似てますよ。要は、お互いに「分かりあえる」キーワードがとても多いのが、日韓、日中(※中国は都市部のみ)の人々、という気もします。

「中国、韓国は反日だから嫌い!」と言い切る日本人に、私が、そんな話をすると、たいてい、

「国レベルはともかく、個人レベルでは、確かに、分かりあえることが多いよね・・・」

私たちは別に、国レベルの折衝やるわけじゃない。個人として、中国や韓国でビジネスやったり、投資したり、旅行したりするだけでしょ?だったら全然問題ないじゃん・・・と思うのは、私だけじゃないはず。

私が感じるのは、

近隣諸国を「反日」と決めつける日本人のほとんど、その国のことを、深く知っているわけではないし、知ろうともしない

ということ・・・ま、隣国を知ろうとしないのは個人の勝手だし、そのことで俺は別に困らないから、とやかく言わないけど、私が残念だと思うのが、

東南アジアにビジネス進出する日本人が、「東北アジア=反日」、「東南アジア=親日」の枠組で考える人が結構多いこと。

こちらは、日本の将来にガチで悪影響を与えるような気がします。

日本経済の今後を支える、国際色豊かなビジネスマンであればこそ、アジアの隣国を、「国家の色眼鏡」で見ない、フラットな視座が必要だと思います。

彼らは「割とどーでもいい人」じゃなくて、「日本に必要な人たち」だと思うから、なおさら・・・

今日の日記、面白かった、ためになった・・・と思った方は、応援ぽち、お願いします。
       ↓

不動産投資 ブログランキングへ

Facebook にシェア

「反日国」って意味あるの?

こんにちは。Manachanです。

最近、不動産ブログランキングが下降気味で、寂しいなあ~と感じる、今日この頃。
いつも応援ありがとうございます。
       ↓

不動産投資 ブログランキングへ

アジア太平洋大家の会」で紹介する海外不動産は、今年に入って、欧米系先進国の割合が大きく増えてきたとはいえ・・・・今でも、東南アジア新興国の割合が多いです。

東南アジアは、伝統的に「親日」エリアとされています。私自身の感覚からしても、「西アジア」と並んで、日本に対する好感度が高いエリアでしょうね。

特にインドネシアをはじめ、タイ、カンボジア、ベトナム、ミャンマー等々・・・に進出する日本企業が増えているようですが、「親日だから進出しやすい」という経済誌の評論が多いですね。

あとマレーシア、フィリピン、ラオスなども、相当、親日度は高いといえるでしょう。

逆に、「東南アジア親日フィーバー」の影で、相対的に割を食っているのが、日本からの距離が非常に近い「北東アジアの隣国」。

このエリアで、親日といわれる国・地域は、「台湾」だけで、「中国」、「韓国」、「北朝鮮」には、「反日」の接頭辞がつくことが多い。

2ちゃんねる等には、この3カ国を指して、「特亜」(特定アジア)という言葉もあるようですが、これも「反日」という一般通念を反映した概念であるよう。

しかし、私は思うのです。

日本人の勝手な思い込みで、隣国を「親日」、「反日」と、色分けするのは、果たして賢明だろうか?

確かに、国と国との距離が非常に近いと、領土、領海など、いろんな利害関係や軋轢が生まれます。世界的にみても、国境を接する隣国同士は、仲が悪いのが通例。

それに、日本と朝鮮半島、日本と中国大陸との間には、歴史上、いろいろな事情がありましたし、現在でも未解決な部分も多いですから、確かに難しい面は多いと思います。

ただ、私の一個人としての体験でいえば、いわゆる「反日」とされる国で、日本人だからという理由で、不愉快な思いをしたことは、ほとんど皆無です。

私は1988年から、中国や、朝鮮半島に、もう何十回も行ってます。渡航回数の最も多い国は、今でも中国。

1988年頃といえば、ソウル・オリンピックが開催された年で、今と違って、韓国に旅行に行く日本人も少なく、

「マナブくん韓国行くの?反日感情とか、大丈夫?気をつけてね・・・」

と、周囲の人に心配されましたが、蓋を開けてみれば、ものすごく親切にしてもらいました。釜山で、慶州で、麗水で、済州島で、ソウルで・・・現地の人と仲良くなって、家に泊めてもらったり、

彼らとは、その後何年も、手紙のやりとりをしました(ハングルで書くの、大変だったけど・・・)。

その後、ビジネスマンになって、中国・大連で2年間、過ごしましたが、ここでも、「反日」を感じたことは、ほぼ皆無。

すでに、中国大陸の北はハルビンから、南は香港、東は上海から、西はチベットまで、全国くまなく回ってますが、正直、

「えっ、反日感情って、何?どこにあるの?」

多くの人が、親切で、私という人間を好きになってもらいました。中国でビジネスする上での難しさはあるけど、人間として付き合ううえで、日本人であるが故に不都合を感じたことはない。

というか・・・ラクですよ。彼ら、何だかんだ言って、日本人に文化近いじゃないですか?特に韓国や中国沿海の都市部ではライフスタイルも近いし、いまの日本人と似たようなもの食べて、似たようなアイドルの歌聞いてるし、

高層アパートに住んで、パパは毎日電車通勤とか、学歴社会で塾・予備校が多いとか、子供はiPadのゲームに夢中で、少子高齢化で困ってるとか・・・社会現象も基本、似てますよ。要は、お互いに「分かりあえる」キーワードがとても多いのが、日韓、日中(※中国は都市部のみ)の人々、という気もします。

「中国、韓国は反日だから嫌い!」と言い切る日本人に、私が、そんな話をすると、たいてい、

「国レベルはともかく、個人レベルでは、確かに、分かりあえることが多いよね・・・」

私たちは別に、国レベルの折衝やるわけじゃない。個人として、中国や韓国でビジネスやったり、投資したり、旅行したりするだけでしょ?だったら全然問題ないじゃん・・・と思うのは、私だけじゃないはず。

私が感じるのは、

近隣諸国を「反日」と決めつける日本人のほとんど、その国のことを、深く知っているわけではないし、知ろうともしない

ということ・・・ま、隣国を知ろうとしないのは個人の勝手だし、そのことで俺は別に困らないから、とやかく言わないけど、私が残念だと思うのが、

東南アジアにビジネス進出する日本人が、「東北アジア=反日」、「東南アジア=親日」の枠組で考える人が結構多いこと。

こちらは、日本の将来にガチで悪影響を与えるような気がします。

日本経済の今後を支える、国際色豊かなビジネスマンであればこそ、アジアの隣国を、「国家の色眼鏡」で見ない、フラットな視座が必要だと思います。

彼らは「割とどーでもいい人」じゃなくて、「日本に必要な人たち」だと思うから、なおさら・・・

今日の日記、面白かった、ためになった・・・と思った方は、応援ぽち、お願いします。
       ↓

不動産投資 ブログランキングへ

Facebook にシェア