ISE SHIMAを世界に!

こんばんは、Manachanです。今回は、いま旬な話題「2016年、伊勢志摩サミット」でいきましょう。

仙台、広島をはじめ、8都市が争ったサミット招致合戦、アベさんの鶴の一声で、会場は「伊勢志摩」に決まりました。日本がG7のサミットをホストするのは、これが6回目になります。

今回の「アベ裁定」に対して、いろいろ意見はあるでしょうが、サミット会場を伊勢志摩にしたこと自体は良い。なかなかセンスある決断だと思います。

日本の心のふるさと~伊勢神宮

見事なリアス式海岸が広がる賢島、英虞湾

二見が浦の名勝「夫婦岩」

ここ数日、TVをつけると、伊勢神宮をはじめ、二見ヶ浦、賢島、英虞湾など、サミット会場周辺の景色が出てきて、関東出身と思われるゲストやコメンテーターが、「伊勢志摩、なかなかキレイなところですねえ。知らなかった」みたいなこと言ってますが、私にとっては、懐かしい景色です。

私、千葉県出身ながら、三重県の伊勢神宮の辺りは、小学生時代から何度も行ってるのです。たまたま、父の親友が、伊勢市の隣にある明和町に住んでいた関係で、夏休みには毎年のように遊びに行きました。当時から、あの辺のドライブコースは定番が決まってまして、

伊勢神宮(外宮)→二見が浦→鳥羽水族館→朝熊山スカイライン(時間があれば賢島、英虞湾)→伊勢神宮(内宮)

ですので、小中学生の頃の私は、伊勢神宮で毎年のようにお参りし、二見が浦の展望レストランで海鮮をいただき、鳥羽の水族館でイルカショーを見ていました。三重県は私の第二の故郷みたいなもんです。

馴染み深い土地の贔屓目があるのかもしれませんが、

伊勢神宮だけは、是非とも、G7の首脳にみていただきたい

と思いますし、また、

英虞湾や二見が浦など、伊勢神宮を取り囲むように存在する「海と山の舞台装置」を、体感していただきたい

アベさんは、「日本の精神性に触れていただく」という言葉を使いましたが、実際、伊勢神宮に身を置いてみると、

宮川の清流と、鬱蒼とした自然林のなか、凛とした、厳かな気分になります。

何千年もの間、日本の人々が大事にしてきた何かに触れて、身が引き締まるような気がします。

イタリアにはサンピエトロ聖堂やウフィツィ美術館がある。

フランスにはルーブル美術館やベルサイユ宮殿、モンサンミッシェル修道院がある。

それと同じように、「日本」を一言で象徴するものとして、伊勢神宮や、それを取り囲む海と山の大自然があるのだと思います。

伊勢志摩は、東京や京都、北海道とはまた違った意味で、観光的価値が大きい場所だと思いますし、まだ世界に知られていないからこそ、サミットに先立ち、プロモーションを仕掛ける意味は大きいと思います。私のアイデアとしては、

・世界中から、まだビッグネームになっていない、若いブロガーや旅行作家、絵描き、写真家、映画監督、ミュージシャン、Webクリエーターなどに、特別なビザを与えて日本での長期滞在を許し、伊勢志摩地域に滞在してもらう。

・彼らが、伊勢志摩で体験したことを、それぞれの国・地域で、思い思いの方法で表現する。出版や上映費用が足りなければ、日本政府が援助する。

・来年6月のサミットの前に、世界のどこかで、「伊勢志摩」がブームになり、ネットや口コミで全世界に広まる。G7首脳陣が訪れる前にも「ISE SHIMA」が各国メディアの話題になるはず。

日本人が「自分の知って欲しい日本を世界に広める」のではなく、外国人に「自由な発想で、日本を発見してもらい、情報発信もやってもらう」のがミソ。そういうアプローチが、グローバルな伊勢志摩プロモーションには効果的だと思います。

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