会社の辞め時

こんばんは、Manachanです。

おそらく、2013年最後になるであろう、今回のブログ日記。

今年、私の身辺にも大きな変化がありました。その最たるものは、「18年続けてきた会社員生活」に別れを告げ、「独立自営」の道に踏み出したことです。

今年2月14日に、不本意ながら勤め先の会社を解雇され、3月27日に年収1000万円のオファーを得ましたが熟考の末あえて蹴り、いろんな紆余曲折の末、12月7日に東京五反田に事務所を構え、不動産業者としてスタートする、その間、何度も何度も、心の揺れ動く経験をしました。

周りを見渡せば、不動産界のアルファブロガーとして有名な赤井誠さん、ロサンゼルス不動産共同投資の仲間O氏、札幌セミナーのお世話人H氏、四国在住でミャンマー事業をはじめたS氏・・・不動産投資仲間が次々と、サラリーマンを辞めて、独立自営の道へ踏み出しています。

しかし、私の身辺はともかく、日本の企業社会全体を見れば、とりあえず安定したサラリーマンの身分を捨てて敢えて起業・独立というパターンは、まだまだ少数派でしょう。当然ながら、サラリーマンを辞めて嬉しいこともあるけど、そうでないことも、実はとても多いです。

サラリーマンを辞めて、起業・独立。人生の一大決断です。いつ「決行」すべきかは、各人が、自分自身を見つめ直して、家族ともよく話し合って、最適な解を探すしかありませんが、

この1年間、私が体験したことは、一つの参考にはなるかと思います。

サラリーマン辞めてよかったこと

・出社時間、退社時間、休暇を、すべて自分で決められる。

・退屈な上司、同僚と一緒に顔つきあわせなくて済む。

・自分の好きなこと(不動産関連ビジネス)だけをやれる。

サラリーマン辞めてちょっと後悔したこと

・「外資系大手サラリーマン」から「無名な一事業者」へと、属性が大幅に低下し、銀行融資のハードルが上がり、事務所ひとつ借りるにも審査が通らず苦労した。

・月給という、定期収入がなくなり、経済的な余裕が乏しくなった(※額面で同じ位稼いでいても、収入が一定しないというだけで、かなりのプレッシャーなのです)

・サラリーマン時代は、土日祝日は完全に「余暇」感覚で楽しめたが、自営になると、「余暇」の感覚がなくなり、商談があれば休みなく働くようになった。

ま、独立して良いこと悪いこと、いろいろありますね。私の場合、満を持してサラリーマンを辞めたわけでなく、「勤め人をあと3年くらい続けたかったのに解雇され、路頭に放り出された」という状況があり、やむなく独立自営という選択を迫られたわけですが、

それでも、フリーランスで1年近く頑張ってきて、多くの人に支えられて、都内に事務所も構えることもでき、すべてはこれからですね。

【都内・五反田の事務所、だんだん、環境が整ってきました!】

隣の芝生は青く見える・・・とはよく言ったもので、サラリーマンという身分を失った、私の偽らざる気持ちとして、

折角、給料毎月もらえるし、属性も良くて銀行融資も組みやすいんだから、サラリーマンでいられるうちは、続けた方がいいんじゃない?

でも、それは、人それぞれですよね。

どうしようもなく腐った会社、つまらない連中に囲まれて、日々仕事して時間の無駄だと感じる、あるいは自分のやりたいビジネスで、今が参入の大チャンス!という状況なのであれば、思い切って、いま会社辞めて勝負するのもアリだと思います。

独立当初は、多くの場合、仕事をおカネにするのに時間がかかり、一時的な生活水準の低下を伴いますので、家族とよく相談する必要もあるでしょうね。

一つだけ、確実にいえるのは、サラリーマンでいるうちに、いつ会社放り出されても、大丈夫に近い状態をつくっておくべき、ということです。

私、わずか18年間のサラリーマン生活で、会社を解雇されたことが1回、経営陣のスキャンダルで倒産・解雇寸前になったことが1回、あります。

アジア太平洋大家の会、副会長も、2年前に起こった「勤め先の倒産」が、フリーランスになったきっかけでした。

そんな経験をしてきたので、会社の給料以外に収入源がない状態は、そもそも「あり得ない」と思っています。だからこそ、収益不動産からキャッシュフローを得てきたわけですし、そこから派生するビジネスを取り扱うために、サラリーマン時代に合同会社をつくったり、したわけです。

今年2月に、勤め先を解雇された時点で、自分のサイドビジネス(合同会社)は、すでに4年目に入っていましたし、友人と立ち上げた「アジア太平洋大家の会」も、創立2年余、会員1200名以上の大所帯に育っていました。

要は、いつ会社を辞めてもいいように、数年間、準備してきたからこそ、突如、会社をクビになっても焦らずに、「独立自営」という方向に、スムーズに移行できたのだと思います。

より巨視的にいえば、経済グローバル化が進展するほど、産業界は独り勝ちと、二極化が進み、勝ち組でない「サラリーマン」は年々、辛くなる。先進国であれば、なおさら・・

副業、サイドビジネス、マイクロ法人・・・呼び方は様々ですが、サラリーだけに頼らず、自分の手で食い扶持を稼ぐ必要性は、これから、どんどん増してくると思います。

サラリーマン、すぐ辞めなくてもいいかもしれないけど、いつ辞めてもいいように、水面下で準備はしておくべきですね。一家の稼ぎ手・大黒柱であれば、なおさら。

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コメント

  1. 起業家☆ひろぽん より:

    1. ブログを拝見させていただきました!
    明けましておめでとうございます!ブログの記事、拝見させて頂きました!これからも更新頑張って欲しいなと思います!25歳社長 ひろぽん です。サラリーマンで頑張って働いている20代の男性に向けてのブログを書いていますので機会があれば遊びに来て欲しいです☆
    http://ameblo.jp/h-k1213/

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