バイリンガルキッズの悩み

おはようございます。Manachanです。

前回の日記で書いたように、義父の看病のため、妻と子供たちが、あと10日で、豪州ケアンズに行きます。

今度は、豪州滞在が、どのくらいの期間になるかは不明なので、もし長引いた場合、

・娘ソフィアの日本の小学校(二学期)は、一時お休み(※その代わり、学校の宿題は毎日やる)

・豪州の小学校に一時編入

も、ありうるかもしれません。

ソフィアは昨年も、「豪州の幼稚園」、「日本の幼稚園」の両方をこなしたので、

「英語の世界から日本語へ切り替え」や、その逆のパターンも、問題なくできるでしょう。その点は心配していません。

18歳になるまで、日本語しか知らなかった私からみれば、「すげえなあ!」、まさに絵に描いたようなバイリンガル・キッズといえるでしょうが、

本人にしてみれば、そんなに嬉しいことばかりではないようです。

今日は不動産の話題じゃないけど・・・
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我が家の場合、家庭内では、「日本語」と「英語」のバイリンガル環境が実現しています。

「英語」という、皆が「学びたい」と思う外国語の場合、「大人の見方」と、「子供の見方」には、大きな違いがあります。

周囲の大人は、「ソフィアちゃんは、こんなに小さいのに、英語ができていいですねえ」と、本気で思っているし、

妻なども、「いつも英語の練習台にされてるのよ」とぼやくほど、ママ友の多くが、英語で話したがるようです。

でも、子供はそのように考えないみたい。

たとえばソフィアは、日本人の友達の前で、ママと英語で話しているところを見られるのを嫌がります。

あと、日本の学校で、授業で何か発表する時、オーストラリアなど外国のことを話すのも、あまり好みません、

それ言ったって、皆、分からないもん!」と、本人は言います。

大人としては、「外国生活とか、普通は体験できないことを、クラスの皆とシェアすればいいじゃん」と思ってしまうわけですが、

6歳くらいの子供の場合、「周りの皆と共通の体験」をして、「そうだよねえ・・・」と認められることが、何よりも重要なようです。

日本で暮らすソフィアの場合、周りのほとんど全員が、「日本語だけ話す子供」なので、

当然、「日本で体験したこと」を、「日本語」で話す経験と、その積み重ねが必要になる。

「日本語も、英語も」・・・と、現代の大人たちは考えてしまいがちですが、

子供にとっては、日本で暮らす限りは、「まず日本語」なんだなあ、バイリンガルのメリットってないんだなあ・・・と思った次第。


ソフィアの通う区立の小学校も、当然、日本語オンリーの環境で、教育が行われるわけです。

今のところ、ソフィアは勉強苦手じゃないようだし、授業には大体、ついていっているようですが、

それでも、他の子供のレベルが予想以上に高くて、見劣りしてしまう面もあるようです。

ここ東陽町地域の場合、結構、幼児教育が盛んで、3~4歳で、ひらがなの読み書きができるのは、珍しくありません。聞いた話では、

新1年生の半数以上が、「公文」か「ベネッセ」の幼児教材をやっている

ようで、普段、練習しているもんだから、理解も早いし、先生の言うことを、ちゃんと正確にこなすわけです。

私の小学校時代の環境とは、えらい違いです。

本当に、いま東陽町の子供たちと比べたら、俺の小学校時代なんて、山猿みたいなもんでした。

・車も通るような路地で、男の子も女の子も、真っ黒に日焼けするまでドッジボールをやる

・近くの森に、クワガタを取りにいく(※中学生になったら、「エロ本」を拾いにいく)

・近所の成金おやじが持ってる「ポルシェ」に、「うんこ」の落書きをする

そんな体験を、今の子供たちはしてない代わりに、「お勉強」は、小学校上がる前から、しっかりやってるわけです。

「お勉強できて当たり前」の子供たちが、当然、授業の基準になりますから、

ソフィアは「先生の言うことを、理解して、ノートに書き取る能力」が、やや見劣りするらしいです。

ま、家ではほとんどの時間、ママと一緒に英語しゃべってますからねえ。私は仕事忙しいから、どうしても、ソフィアと日本語で接する時間は短くなる。

日本語にどっぷりつかる子供たちと比べて、その辺がハンディですよねえ、これを補強するために、

・ソフィアに「日記」を、毎日書かせることにしました。
・妻が何かを英語で言った後、私が、同じことを日本語で説明することにしました。

最後に、私はいわゆる「インターナショナル・スクール」なるものに、全く興味ありません。

せっかく日本に住んでいるのだから、現地の(区立)学校で、日本語をしっかり身につけて欲しいと考えています。

その路線を選んだんだから、子供たちの日本語学習、ちゃんとサポートしていかなきゃね。

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コメント

  1. SuM より:

    2. はじめまして
    我が子は

    標準語と津軽弁

    勉強中です(^0^)/

    応援ポチ押しました(^0^)/
    http://ameblo.jp/marshallpalacl/

  2. manachan より:

    3. Re:はじめまして
    >ヤキモチ焼きの脱サラ大家さん

    >ご家族そろって英語が堪能ですと、
    海外不動産のトラブル対応にも
    安心ですね。

    確かに、英語で直接対応できるのは、便利ではあります。

    ま、その前に、トラブル起こる確率が低い物件買うほうが大事かもしれませんけど、
    http://ameblo.jp/manachan2150/

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