2012年 5月 の投稿一覧

知識移民に舵を切る日本

GW明けの今日、経済ニュースは、ヨーロッパの大統領選や米国雇用統計のことで持ち切りでしたが、

我々の住む日本の将来にかかわる、ビッグニュースもありましたね。

外国人「高度人材」の認定開始 法務省、就労促す優遇制度

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カナダやオーストラリア、ニュージーランドなど、英語圏移民国で広く採用されている「ポイント制度による移民認定」を、今日からついに、日本でも採用するわけですね。

制度の詳細は、5月7日付の法務省の告示に詳しく載っていますが、簡単に、骨子を説明すると、

・高学歴、高年収で、一定要件を満たす外国人は、「高度人材」と認定され、日本で続けて5年滞在すれば、永住資格を得られるチャンスがある(注.通常は滞在10年が必要)

・高度人材かどうかの認定は、「学歴」、「職歴」、「年収」、「年齢」などの各ポイントを加算して、合計70点以上を得ることが要件となる。

・高度人材に認定された外国人の家族(配偶者、子供、実親)も、日本に滞在できる資格を得られる。

・高度人材に認定された外国人が、一定要件を満たせば、家事手伝い(メイド)に対しても在留資格が得られるチャンスがある。

ちなみに、ポイント制の詳細ですが、これも、法務省告示のなかに詳しく載っています。

学歴ポイント (博士30点、修士20点、学士10点)
職歴ポイント (経験10年以上20点、7年以上15点、5年以上10点、3年以上5点)
年収ポイント (日本での年収1000万円以上40点、900万円以上35点・・・400万円以上10点)
年齢ポイント (申請時点での満年齢30歳未満15点、35歳未満10点、40歳未満5点)
その他・・・研究実績、国家資格、日本語能力、日本での学習歴なども、特別ポイント加算されます。

さらに、高度人材、家事手伝い(メイド)に在留資格を与える要件についても、明示されています。

高度人材の年収が1500万円以上で、かつメイドに月給20万円以上を支払う場合

率直な印象では、欧米移民国に比べると、高度人材のポイント加算は甘め、その代わり、メイドの在留要件は厳しめ・・・という感じですね。

日本語能力が不足していても、純粋に学歴、職歴、年収が十分であれば、日本に永住するチャンスが開かれる・・・という点も、グローバル人材活用の面からは、評価できますね。

ただ、今後実際にどうなるかは、今後の制度運用や、日本や世界の経済状況によっても、変わってくるでしょうね。

私としては、これまで、恣意的に運用されているとの批判も多かった日本の出入国管理が、少なくとも高度人材に関しては、明確な基準のもと、厳正に運営されると期待される・・・そこを、素直に喜びたいと思います。

世界の優秀な人材を、活用することにかけては、日本の一歩先、いや百歩先をいく英語圏移民国に、どこまで肉薄できるのか?今後の展開が楽しみですね。

世界の高度人材が日本に来て、永住してくれるなら・・・東京なら東陽町をおすすめします。

大手町・丸の内のオフィス街まで、チャリ通勤できる距離、ベイエリアの機能性も、下町の人情も併せ持つ東陽町エリア。高度な頭脳を持った外国人には最高に住みやすいと思いますよー。

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待望のマレーシア、投資家目線ブログ登場

本来、「北陸旅行記-福井編」を書くところだったのですが、海外不動産で、とても良いネタが入ったので、優先しますね。

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マレーシアといえば、日本人の海外不動産投資先、そしてロングステイ先として、人気ナンバーワンの国ですね。

人気の秘密は、いろいろあります。

・東南アジアのビジネスハブであり、日本人に馴染みの深いシンガポールから至近距離にあり、かつ不動産価格は、シンガポールの5分の1程度。

・移住・長期滞在するにも、マレーシアはビザ取得が比較的容易で、シンガポールよりずっと敷居が低い。

・東南アジアでは、シンガポールに次ぐ所得水準を誇り、首都クアラルンプール(KL)、ペナンなど都市部では、生活環境が整い、日本人が暮らしやすい。治安も悪くない。

・英語がよく通じ、不動産関係の書類も英語だけでOKなので、投資家にとっても敷居が低い。

・経済発展中の東南アジアにあって、マレーシアはイスラム圏、中華圏、インド圏をつなぐ特異な位置にあり、これらの巨大経済圏とのコラボによる政府の成長戦略も優れた面が多い。人口構成もまだまだ若く、将来的にも経済発展が期待できる。

マレーシア不動産ブームの盛り上がりを反映して、今では不動産各社入り乱れて、首都KLや、ペナン、シンガポールに隣接する都市ジョホールバルなどで、いろんな物件を手掛け、すでに百花繚乱の状態。

すでに情報量も多く、いろんな立場の人が、いろんなことを言うので、判断難しいと感じる方もいるかもしれません。

そのマレーシア不動産に関して、おすすめできる情報源が、登場しました。

マレーシア不動産&ロングステイ研究

このウェブサイトは、私の海外不動産投資仲間であるM氏が運営するものです。ご自身も首都KLで、物件を数件持ち、現地在住の日本人に貸すなど、実際に経営しておられるので、

「マレーシアで、実際に物件を賃貸に出して、大家をやってみたい」方には、特におすすめできます。

物件の説明、関東在住者には分かりやすくていいですね♪

「広尾か横浜山手に一大リゾート・マンションが出来たと思って下さい」
「日本橋か神田錦町あたりに六本木ヒルズ・レジデンスが出来たと思って下さい」

このサイト、セールス目線ではなく、あくまで投資家としての目線が貫かれているところに、共感できます。

また、「マレーシアで物件買うなら、KLの(プレビルドではなく)既存コンドミニアム」というM氏の主張にも、私は投資家として、賛成できます。

なお、マレーシア不動産で、今後、懸念されることが一つあります。

・外国人による不動産購入の最低限度額が、現行の50万リンギット(約1350万円)から、近く、100万リンギット(約2700万円)に引き上げられてしまいそうなこと。

今後、2700万円以上の物件しか買えなくなるのなら、日本を含む、いろんな国の投資家にとって、敷居が高くなりますね。

KLならSt Mary Residenceみたいな、プレミア価値のある高額物件なら、大丈夫だと思いますけど、

多少ランクの落ちる物件のプレビルドは、投資家マーケットが狭まる分、手が出しにくくなるでしょう。落ちるといっても、マレーシアの中流層が買いやすい価格帯でもないですから・・・

但し、

マレーシアのMM2Hビザを持っていれば、その限りではない

というわけなので、今後、MM2Hビザを取りたい方は、さらに増えていくのでしょうね。

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待望のマレーシア、投資家目線ブログ登場

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マレーシアといえば、日本人の海外不動産投資先、そしてロングステイ先として、人気ナンバーワンの国ですね。

人気の秘密は、いろいろあります。

・東南アジアのビジネスハブであり、日本人に馴染みの深いシンガポールから至近距離にあり、かつ不動産価格は、シンガポールの5分の1程度。

・移住・長期滞在するにも、マレーシアはビザ取得が比較的容易で、シンガポールよりずっと敷居が低い。

・東南アジアでは、シンガポールに次ぐ所得水準を誇り、首都クアラルンプール(KL)、ペナンなど都市部では、生活環境が整い、日本人が暮らしやすい。治安も悪くない。

・英語がよく通じ、不動産関係の書類も英語だけでOKなので、投資家にとっても敷居が低い。

・経済発展中の東南アジアにあって、マレーシアはイスラム圏、中華圏、インド圏をつなぐ特異な位置にあり、これらの巨大経済圏とのコラボによる政府の成長戦略も優れた面が多い。人口構成もまだまだ若く、将来的にも経済発展が期待できる。

マレーシア不動産ブームの盛り上がりを反映して、今では不動産各社入り乱れて、首都KLや、ペナン、シンガポールに隣接する都市ジョホールバルなどで、いろんな物件を手掛け、すでに百花繚乱の状態。

すでに情報量も多く、いろんな立場の人が、いろんなことを言うので、判断難しいと感じる方もいるかもしれません。

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マレーシア不動産&ロングステイ研究

このウェブサイトは、私の海外不動産投資仲間であるM氏が運営するものです。ご自身も首都KLで、物件を数件持ち、現地在住の日本人に貸すなど、実際に経営しておられるので、

「マレーシアで、実際に物件を賃貸に出して、大家をやってみたい」方には、特におすすめできます。

物件の説明、関東在住者には分かりやすくていいですね♪

「広尾か横浜山手に一大リゾート・マンションが出来たと思って下さい」
「日本橋か神田錦町あたりに六本木ヒルズ・レジデンスが出来たと思って下さい」

このサイト、セールス目線ではなく、あくまで投資家としての目線が貫かれているところに、共感できます。

また、「マレーシアで物件買うなら、KLの(プレビルドではなく)既存コンドミニアム」というM氏の主張にも、私は投資家として、賛成できます。

なお、マレーシア不動産で、今後、懸念されることが一つあります。

・外国人による不動産購入の最低限度額が、現行の50万リンギット(約1350万円)から、近く、100万リンギット(約2700万円)に引き上げられてしまいそうなこと。

今後、2700万円以上の物件しか買えなくなるのなら、日本を含む、いろんな国の投資家にとって、敷居が高くなりますね。

KLならSt Mary Residenceみたいな、プレミア価値のある高額物件なら、大丈夫だと思いますけど、

多少ランクの落ちる物件のプレビルドは、投資家マーケットが狭まる分、手が出しにくくなるでしょう。落ちるといっても、マレーシアの中流層が買いやすい価格帯でもないですから・・・

但し、

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北陸の第一印象

ゴールデンウィークですねえ♪

いま、家族揃って、石川県の粟津温泉にいます。

「不動産ブログ」といいながら、今日は旅日記ですが、
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昨晩、小松空港に着いたら、あいにくの雨模様。

とはいえ、ゴールデンウィーク期間中の、北陸地方の天気は、少なくとも、東京よりは良いそうで、期待しています。

私、北陸方面には、ほとんど来たことなくて、これまで、金沢市と、富山市に、ピンポイントで来たことはありますが、北陸での宿泊は、今回が初めて。家族も、もちろん、初の北陸です。

北陸で泊まるなら、やはり温泉は欠かせない♪

私が泊まっているあたりは、湯の国。山中、山代、片山津、粟津・・・温泉地がたいへん豊富。

九谷焼を中心とする、焼き物の里でもあります。

今、温泉宿の和室で、近くの田園地帯から聞こえてくる、ヒキガエルの鳴き声が、どこか懐かしい。

やっぱり、日本っていいなあ~。

以下は、簡単な第一印象から。

【北陸って、関西系?東海系?】

関東人の私にとって、北陸の地を踏んで最初に肌で感じるのは、「微妙なアウェイ感」

まずもって、土地の言葉が、関東とは違いますね。

どちらかといえば、関西系の響きですけど、まるっきり関西弁というわけでもない。

柔らかい感じの言葉で、特に、女の人がしゃべると、可愛い♪

まだ、着いてから食事はしてませんけど、食文化も、生活文化も、「西日本系」だと聞きます。

食べ物が楽しみ~。

ところで、ここ小松市近辺で、目立つのは、

「中日新聞」
「サークルK」(コンビニ)

これだけ見ると、まるで、名古屋みたい!

ただ、普通考えて、小松市と、名古屋の接点って、あんまりないように思うんだけどな・・・(これが富山だったら、JR高山本線つながりで、何となくわかるんだけど)。

【家がでかい!!】

北陸地方の、富山、石川、福井県は、日本の「豊かさランキング」、上位の常連です。

その一つの理由が、「広い家に住んでいる」こと。

確かに、この辺をクルマで走ると、家のサイズが、日本にしては、やたらでかい!

この辺の一戸建ては、首都圏の一戸建て、2軒分ある感じがします。

あんなに大きな家に、夫婦と、こども1~2人で住むのは、もったいない。

三世代とか、同居している家族も多いんだろうな~。

Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

【ラーメン屋が多い!】

昨晩は、小松空港から、粟津温泉まで、主に国道8号線をドライブしてきたのですが、

土地柄なのか、街道沿いでは、「そば、うどん屋」より、「ラーメン屋」が圧倒的に多かったです。特に、

「8番らーめん」
「来来亭」

は、この地域で大きくチェーン展開しているらしく、信号ごとに、必ずこの手のラーメン屋が現れる、という感じでした。

大都市圏以外で、ここまで「ラーメンだらけ」なのは、珍しいかも。

【やはり、不動産投資家なので・・・】

賃貸住宅市場は、やはり気になります。

ここ小松市で、驚いたのは、

賃貸住宅広告が、電光掲示板で出る!!!!

国道8号沿いで、「小松市○○町、2K、3万8千円」みたいな情報が、電光掲示板で流れるんです。やたら目立つ!

自分の物件を、こんな感じで宣伝してくれたらいいなあ~。でもお金かかるんだろうな。

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豪州公定金利0.5%下げの衝撃!

フランス、ギリシャの大統領選挙。スペイン景気後退局面入り、英国マイナス成長(オリンピック開催年なのに、気の毒ねえ)・・・

いま、日本の経済メディアの目は、主に欧州情勢に注がれていますので、その陰に隠れて目立ちませんでしたが、

南半球・オーストラリアの公定金利が、昨日、0.5%引き下げられて、

これまで4.25%だったのが、3.75%になりました。

0.5%・・・私は、せいぜい0.25%程度の下げしか予想していなかったので、これはちょっとサプライズ。

豪州経済の勢いに陰りが見えている昨今、政策的な景気下支え、という意味でしょうが、この国に物件を持つ者としては、なんとも嬉しいニュース。

物件2戸分あわせて、ローンの負担が月1万5千円近く減るのです!

もうひとつ、嬉しいのは、

公定金利が下がると、より多くの人が住宅を買えるようになるので、中長期的には不動産市場が活発化、物件価値の上昇も期待できる。

日米欧と違い、オーストラリアはまだ、公定金利の調整によって不動産市場をテコ入れする、メカニズムが生きているように思います。

その背景には、移民流入による人口増加と、低い空室率(全国平均で3%以下)ゆえ、賃貸不動産市場は安定、

家賃水準が緩やかに上昇するトレンドなので、不動産売買市場も安定し、景気悪くてもある一線を越えて下がってはいかない、安心感があります。

空室率10%をはるかに超え、首都・東京でさえ家賃下落が著しいのに、相変わらず新築住宅を大量供給して、賃貸住宅市場を壊す日本とは、全く違った状況があります。

米国でも、全国平均の賃貸住宅空室率は、8~9%の水準ですから、それに比べても、豪州市場は安定感ありますね。

下図にみるように、いまの金利水準(3.75%)は、歴史的にも低水準。いよいよ、リーマン後の最低水準(3.0%)の背中がみえてきました。

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いま、確かにオーストラリア経済の勢いはありません。ここ数年続いた豪ドル高による輸出不振、資源セクター以外は基本、あまり儲かっておらず、

内需も従前の勢いがありません。百貨店売上は落ち込み、不動産市場も冷え込んでいます。

そして世界を見渡せば、欧州不安と、(最大の資源バイヤーである)中国の減速懸念、頼みの綱は米国経済の回復くらいしかない、

政策当局として、「金利下げて、景気テコ入れしたい」気持ちは、よく理解できます。

ただ、今のタイミングで一気に0.5%下げて、3.75%にしたので、今後、さらに下げるとすれば、「リーマン直後並みの経済不振」(3.0%)しかありえず、

もし、豪州や世界の景気が、そこまで落ち込まないと予想するのであれば、

金利は、今が底
不動産市場は、今が底、これから上がる

とみるべきで、豪州不動産、最大の買い場到来なのかもしれませんね。

私も、ケアンズあたりの中古不動産、時々ウォッチしてますよ。

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