ソプラノ大家さんより著書届く

昨晩、雪国・秋田から、本が一冊、東京の我が家に届きました。

我らがアイドル、ソプラノ大家こと菅原久美子さんの著書です。

夢とお金をひきよせるソプラノ大家さん流アパート投資のヒミツ―フツーの主婦が「夢のソプラノ歌手」になれた!

とても嬉しかったですねえ。

ソプラノ大家さんと、私、一応、面識あるといっても、一度、お会いして名刺交換しただけ・・・それだけで、著書を送っていただけるなんて。

ま、とにかく、見てください、この華やかな表紙を!!

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ビジュアル~!映える~!かわいい~!素晴らしい~!

他の不動産投資本と扱いを完全に分けて、ソプラノ大家さんの本だけ、額縁に飾りたくなるほど。
(沢さん、芦沢さん、加藤さん、寺尾さん、峯島さん・・・ごめん!!)

しかも・・・ですよ。ちゃんと栞つくって、丁寧な字で手書きのメッセージ。心配りがイイですね。

彼女が、声楽家としても、不動産投資家としても、成功できたのは・・・美貌だけでなく、こういう、心配りが、さりげなくできるからだと、思います。

だって、ここまで誠意尽くしてくれたら、周りがみんな、助けたくなるでしょう?

しかも、ソプラノ大家さん、とっても頑張り屋。

家のセルフリフォームだって、やっちゃう。しかも、職業訓練校で、おっさん達に交じって、木造軸組工法を半年間、身体で覚えたっていうから、これは本物。

著書のなかにも、ハードコアな、リフォーム現場の写真が、ふんだんに盛り込まれており、見どころ満載ですよ~。

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この本、読んでみて・・・これまで読んだ、不動産投資本とは、根本的に違うと感じました。

不動産がネタにはなっていますが、この本の命は、

ソプラノ大家さんという、一人の魅力的な女性の生きざま

なのです。不動産本というより、人物が中心の本なのです。

彼女の、天性の明るさ、ポジティブさ、そして頑張り、意志の強さ、頭の良さ・・・それが、運をどんどん引き込んで、次から次へと、夢を叶えてしまう。

男の目からみても、大変魅力的ですが、特に女性に、読んでもらいたいと思います。

不動産投資だけでなく、一人の人間として、女性として、明るく、自由に、ポジティブに生きたい。夢をかなえる生き方をしたい・・・

そう思っている女性にこそ、世代を問わず、読んでいただきたいと思いました。


最後に、秋田出身の彼女・・・その本のなかに、私の生まれ故郷である、千葉県東葛地域が出てくるのが、とても嬉しかったです。

それが、松戸にある、聖徳女子大学の音楽学部、声楽コースです。高校卒業した後、経済的な理由で、東京芸大進学をあきらめ、それが、その後の人生で、常にトラウマになってきた・・・

それを打ち破ったのが、「どうしても、東京で声楽を学びたい」という、彼女の夢でした。その舞台が、聖徳大学・・・私にとって、自分が育った舞台なんですね。

地元とはいえ、聖徳大学に、日本を代表する声楽の大家や指導者がたくさんいるとは、知りませんでした。まさに、灯台もと暗し・・・

ここが、全国の、声楽を志す人たちの、人生の夢を実現する舞台だったとは・・・改めて、我が地元を見直しましたよ。


私の夢って、どうしても実現したい夢って、なんだろう?

それは、結構単純なことで・・・可愛い子供たちと、家族に囲まれる、穏やかな暮らしなのかもしれないな。

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外国語サイト物件登録サービス、今なら無料、2週間毎に先着5件まで
http://lingmu.weblike.jp/gaikoku/html/modules/pico/index.php?content_id=2

興味ある方は、まずユーザー登録から(無料)
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ソプラノ大家さんより著書届く

昨晩、雪国・秋田から、本が一冊、東京の我が家に届きました。

我らがアイドル、ソプラノ大家こと菅原久美子さんの著書です。

夢とお金をひきよせるソプラノ大家さん流アパート投資のヒミツ―フツーの主婦が「夢のソプラノ歌手」になれた!

とても嬉しかったですねえ。

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しかも・・・ですよ。ちゃんと栞つくって、丁寧な字で手書きのメッセージ。心配りがイイですね。

彼女が、声楽家としても、不動産投資家としても、成功できたのは・・・美貌だけでなく、こういう、心配りが、さりげなくできるからだと、思います。

だって、ここまで誠意尽くしてくれたら、周りがみんな、助けたくなるでしょう?

しかも、ソプラノ大家さん、とっても頑張り屋。

家のセルフリフォームだって、やっちゃう。しかも、職業訓練校で、おっさん達に交じって、木造軸組工法を半年間、身体で覚えたっていうから、これは本物。

著書のなかにも、ハードコアな、リフォーム現場の写真が、ふんだんに盛り込まれており、見どころ満載ですよ~。

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この本、読んでみて・・・これまで読んだ、不動産投資本とは、根本的に違うと感じました。

不動産がネタにはなっていますが、この本の命は、

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なのです。不動産本というより、人物が中心の本なのです。

彼女の、天性の明るさ、ポジティブさ、そして頑張り、意志の強さ、頭の良さ・・・それが、運をどんどん引き込んで、次から次へと、夢を叶えてしまう。

男の目からみても、大変魅力的ですが、特に女性に、読んでもらいたいと思います。

不動産投資だけでなく、一人の人間として、女性として、明るく、自由に、ポジティブに生きたい。夢をかなえる生き方をしたい・・・

そう思っている女性にこそ、世代を問わず、読んでいただきたいと思いました。


最後に、秋田出身の彼女・・・その本のなかに、私の生まれ故郷である、千葉県東葛地域が出てくるのが、とても嬉しかったです。

それが、松戸にある、聖徳女子大学の音楽学部、声楽コースです。高校卒業した後、経済的な理由で、東京芸大進学をあきらめ、それが、その後の人生で、常にトラウマになってきた・・・

それを打ち破ったのが、「どうしても、東京で声楽を学びたい」という、彼女の夢でした。その舞台が、聖徳大学・・・私にとって、自分が育った舞台なんですね。

地元とはいえ、聖徳大学に、日本を代表する声楽の大家や指導者がたくさんいるとは、知りませんでした。まさに、灯台もと暗し・・・

ここが、全国の、声楽を志す人たちの、人生の夢を実現する舞台だったとは・・・改めて、我が地元を見直しましたよ。


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英語、中国語で物件広告出します!

皆さまこんにちは。

私は、グローバルに、不動産事業を展開する投資家として、

・海外に不動産を持ち、収益を上げていく(アウトバウンド)
・日本国内の不動産に、外国人を客付けして、収益を上げていく(インバウンド)

両方を、同時並行で進めています。

特に後者に関しては、

・日本人の大家目線で、外国人を入居させても、安心できる仕組みづくり
・外国語(英語、中国語、韓国語など)による物件情報発信

この二つが、成功のカギであろうと、考えています。

>「日本の不動産賃貸において、外国人の入居を戦略的にとらえ、収益を上げていく仕組みの開発」

まだ、日本の大家業界(っていうのか?)で、おそらく誰も、取り組んだことのないと思われる、新しいテーマ、領域。

日本人のサラリーマン兼業大家でありながら、過去8年間、海外に暮らし、4ヶ国語ができる私だからこそ、貢献できることはあるはず。

まずは、私の頭のなかにあることを、「見える化」しよう・・・そう思い立ち、

先日、一夜漬けで、つくったものが、これです。

外国人入居ポータルサイト

全くの一から、自作した手作りサイト。まだ、機能面で、いろいろ不備はあります。ベータ版ということで、お許しくだされ。

でもね、ベータ版だからこそ、まだ「モニター募集中」だからこそ、いいこともあるんですよ。看板コンテンツのひとつが、

外国語サイト物件情報登録サービス

これはなんと、

・あなたの物件広告を、英語・中国語のサイトに、登録代行します。
・お客様(外国人)からの問い合わせ対応も、我々の方でやります。

というサービスで、しかも、

・現在、キャンペーン期間中にて、2012年3月末まで、物件登録代行は無料です(本来は有料)。
・入居が決まった際に、客付け報酬として、月額家賃の半額だけいただく、という成功報酬モデルです

もちろん、「外国語対応ができる人」(私自身を含めて)の人件費も、それなりにかかりますので、キャンペーンの無料サービスも、無制限に受け付けるわけにはいきません。そこで、

物件掲載サービスは、隔週月曜日締め切り、先着順 5件まで。
希望者が多い場合は、次回以降の掲載に回ります。

と、させていただきます。

希望者は、「外国人入居ポータルサイト」に、ユーザー登録お願いしますね。もちろん無料です。

ユーザー登録後、メールにて、掲載する物件情報などを、やりとりさせていただきます。

あと、先般、アナウンスさせていただいた、

2月26日(日)の「外国人入居セミナー」@東京

これに、エントリーいただけた方は、物件情報登録サービス、最優先で、やらせていただきます!!

セミナー参加料金、わずか5000円(アジア太平洋大家の会、有料会員には優待割引あり)なので、物件情報登録代行料と考えても、十分モトとれますよね。

しかも、本邦初登場(?)、「外国人入居者向け、入居・滞納保証サービス」を学べる場でもあるので、このセミナー、ものすごくお値打ちだと思います。

こんな機会、滅多につくれませんので、是非、ご参加くださいね(エントリーフォーム)。

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この二つが、成功のカギであろうと、考えています。

>「日本の不動産賃貸において、外国人の入居を戦略的にとらえ、収益を上げていく仕組みの開発」

まだ、日本の大家業界(っていうのか?)で、おそらく誰も、取り組んだことのないと思われる、新しいテーマ、領域。

日本人のサラリーマン兼業大家でありながら、過去8年間、海外に暮らし、4ヶ国語ができる私だからこそ、貢献できることはあるはず。

まずは、私の頭のなかにあることを、「見える化」しよう・・・そう思い立ち、

先日、一夜漬けで、つくったものが、これです。

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しかも、本邦初登場(?)、「外国人入居者向け、入居・滞納保証サービス」を学べる場でもあるので、このセミナー、ものすごくお値打ちだと思います。

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クール&ビューティな税務相談体験記

今日の東京、寒いけどいい天気。

朝、銀座まで自転車を飛ばして、「クール&ビューティ大家な税理士」として知られる、種村智子さんの税務相談会に行ってまいりました♪

おっと・・・うちの奥さんから、「女性の容姿にコメントしちゃだめ!」と厳命されてるので、「C&B税務相談会」と呼びましょう(一緒か・・・)。ちなみに、クール&ビューティーの名付け親、母ウッチー先生のブログ記事はこれ

今回、C&B税務相談に行った理由は、主に二つありまして、

1)初めての青色申告を何とかしたい
2)将来、さらに物件取得を進めていく上での、税務戦略のアドバイスをいただきたい

私は3年前から、日本で投資物件を買い始めました。確定申告(e-tax)は過去3年間、自分でやってきたので、不動産所得の申告に関しては、ま、それなりに要領をつかんでいると、自負しています。

で、今回、保有物件が事業規模になったこともあり、初めて、青色申告に挑戦しました。PCに弥生のソフト入れて、一つ一つ仕訳やって・・・でも、やってみると、分からないことだらけで、Google先生に聞きながらやると、時間かかって仕方ない。

困った時は、お金払って、プロに聞くのが一番。今まで何時間もウンウンうなって悩んでいたことが、数十分の面談で見事に解決しますね。本当、時間はお金で買うに限る!

しかも、種村さんは、ご自身が不動産投資家だけあって、かゆいところに手が届くような税務アドバイスがいただけます。

今後数年間の、具体的なアクションも、明らかになりました。私の場合、

・次の物件を買う際は、相続税のことを考えて、個人ではなく、法人での取得を目指す。それが無理なら、保有物件のうち、抵当のついていない区分マンションのいくつかを、今から法人所有にしてしまう。

・次の一棟物件を買う時は、減価償却のメリットを最大化するように、「土地の価額いくら、建物の価額いくら」と、明記する。大型物件なら、加えて「付帯設備いくら」と明記する。

・私がサラリーマン続ける場合、妻を扶養に入れるか?あるいは自分の法人で、妻を社員にして給料を払うか?・・・の判断基準は、「扶養控除+国民健保負担+国民年金負担」よりも、「所得分散による節税効果」の方が大きい場合にのみ有効。

等々・・・わずか、50分で、ものすごく価値ある時間を過ごせましたよ。

しかも、おフランス料理ランチ代程度の、超格安価格で相談に乗っていただき、感謝感激。種村先生、ありがとう!

最後に、読者の皆さんに質問です。

私が次の一棟物件を買う場合、サラリーマンの強い属性を活かして融資を引くことになると思いますが、その際、個人名義ではなく、法人名義で取得することは、どれだけ現実的なんでしょうか?

法人、いくつか持ってますけど、過去数年間、不動産で黒字出し続けてないと、法人での取得は厳しいんでしょうか?

あるいは、まず個人で融資引いて、その後、銀行の承諾を得て、法人所有に切り替えることも可能かもしれませんが、ローンの残債がある状況で、どれだけ現実的なんでしょうか?

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柏物件プロモ資料完成!!

皆様こんにちは。

グローバル不動産投資家、そして、地元の柏でも不動産投資やってるManachanです。

1月23日(月)に、決済したばかり、仕込みたての物件のプロモ資料つくってみました。

こんな物件でっす。まずは、見てやってくだせえ・・・
  ↓

第二大坂グリーンコーポ 402号室

柏駅東口 徒歩12分 1DKマンション 32.02平米
(リビング10畳、キッチン・ダイニング6畳)
賃料:4万7千円/月  
管理費:2千円/月

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この物件のウリは、二つ・・・

・柏駅に歩いていける。柏の「都会ライフ」を楽しめる。
・建物の1階が、柏で一番美味しいスペイン料理店。そこまで濡れずに食いに行ける。

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そして、プロモーション資料もつくりましたよん。

物件に、「マイソク」、「プロモーション資料」、「柏おもしろマップ」の、3点セットを置くんだ。

プロモ資料
大家さん手づくり~ かしわ便利生活ブックレット

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地元愛を込めて、頑張って書きました。
これを読めば、誰もが、柏に住みたくなるはず♪
いい店子さんが見つかるといいな・・・

問い合わせは、

柏ホームさん
電話:0471-44-3661
Webフォームは、こちら
(Manachanのブログ経由の問い合わせ・・・と、ひとこと言ってくれると嬉しいな♪)

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バンコク不動産セミナー、開催決定!!

嬉しいお知らせ。

いよいよ、タイ・バンコク不動産セミナー、開催のご案内ができるようになりました。
昨年から、「バンコク大家」さんと打ち合わせを重ね、企画してきたのが、ようやくかたちになります。

*******************************************************
「200万円台から手が届く」タイ(バンコク)不動産投資セミナー

■日時1月21日(土)14時から2~3時間ほど最寄駅:JR山手線「神田駅」
※詳細はお申し込み後メールにてお伝えします。

■参加費用18000円(早期割引あり)

■セミナー内容
1.タイ(バンコク)の歴史・地理・経済
2.注目のエリアはここだ!
3.物件の取得から出口まで
4.よくあるトラブルと解決法
5.モデルケースのご紹介
6.税金や取得・維持コストついて
7.シークレット案件の説明 ※状況により内容は変わることがあります。予めご容赦ください

▼【1/14まで半額】
http://private-arts.com/url/c/04086.html  
※1/14まで早期割引価格9000円です。  1/15以降は13500円になりますので、ご注意ください。
*******************************************************

「アジア太平洋大家の会」が、タイ不動産ネタでセミナーやるのは、初めてですが、
昨年から時間をかけて、綿密に構想を練ってきたもので、自信をもって、おすすめできます。

タイ不動産、話を聞けば聞くほど、魅力的ですよ。
バンコクから講師も2名、駆けつけてきてくれ、盛り上がるバンコク現地の話を、熱くかたってくれます。

セミナー代金も、十分払う価値あると思います。早期割引あるので、お申し込みは早目に。

タイというと思い出されるのがこれ。

「大規模デモから発展した著しい政情不安。」
「50年に一回という大洪水に見舞われた脆弱な社会基盤。」

テレビ画面の向こう側の タイという国にいい印象を持てなくなった方も多いのではないでしょうか?

かつての「微笑みの国」は今どうなっているのか? そんなことを思っていたら、 向こうから勝手に情報が飛び込んできました。  

「不動産に関しては、タイは今ものすごいチャンスですよ(@□@;)!!」 えっ!? ものすごいチャンスとは聞き捨てならないセリフですね(^^;)。

情報を持ってきてくれたバンコク大家さんが見た タイ不動産投資の近未来とは??  

■微笑みの国タイの魅力。

「バンコク大家さん」を構成するのは2人のタイ好き日本人。 音山氏と寺沢氏だ。

音山氏は現在タイに在住し、 日々タイの不動産情報を入手し、 関東在住の寺沢氏がそれを日本人向けのコンテンツとして、 配信する役目を担う。 二人でユニットを組んでから約1年。

すでに20戸以上の売買に立ち会い、 もっとタイ不動産の魅力を伝えたいという思いから、 我々アジア太平洋大家の会へアプローチしてきてくれた。

事前に「安ければ200万円台から」という話を聞いていたので、 いわゆる「安く買いたたいて高く売る」イケイケの不動産屋さんを イメージしていたら、大きく裏切られることとなる。

12月某日、 打ち合わせのため都内の居酒屋に現れたバンコク大家さんこと寺沢氏は、 柔和な笑顔が印象的な「癒し系の30代」男性。

タイ不動産を語るとき、 常にニコニコしながら本当に楽しそうに、彼は語る。 もう本当にタイが好きなんだなぁと感じることができました(^^)。

■タイ不動産の前に、、、タイそのものが魅力的!

「ガンガン値あがりが期待できる他の地域と比べると、  タイ不動産の値上がり方は確実で緩やかです。  でも、フィリピンやマレーシアにはない魅力が満載ですよ。」

こうニコニコ語る寺沢氏。まず一番の魅力は、やっぱり着実に値上がりすることだそうだ。

「ここに2011年5月、スカイトレイン延伸地区に売り出されたコンドミニアムが  あるのですが、その時は平米単価は約4万バーツからのスタートだったんです。

ところがこのコンドミニアムがほぼ完売した直後(2011年12月)、同じデベロッパーからほぼ同じエリアで同じ仕様のコンドミニアムが、なんと平米約5万2000バーツ~で売り出されたのです。」

なんと6ヵ月で30%もの値上がりを記録。 しかも今月になってすでに3%、更に販売価格が上がっているというから驚きだ。これは一番スゴイ例だが、 景気の良い国では、 こういうことが起こるから面白い。

それ以外に、昨年5月に約190万バーツで 売り出されていた物件の現在の販売価格が 約250万バーツに上昇しているという事例もある。

今はいわゆる中間層の台頭が激しく、 これまで実家暮らしだった人たちの持家志向も高まっているという。これに加え、 大規模な洪水もコンドミニアム人気に拍車をかけている。

これまで都会に住みたい人たちは我慢して、 郊外に住んでいた。また、持家がほしい人たちは、 土地付きの一戸建てを目指していた。

これらの人たちは、 都会でも比較的安価に住め、 かつ洪水の影響を受けない「ちょっと郊外のコンドミニアム」 に注目するようになったのだ。

また、バンコク内を走る鉄道BTSの延長も市況をわかりやすくしている。

「このように実例を見ても、ちゃんと値上がりしているのですがこれにタイそのものの魅力も合わさるのがいいですよね。」

バンコク大家さんが語るタイの魅力とは次の通り。

・日系企業が多い
・ご飯がおいしい
・東南アジアへのハブで動きやすい
・暖かい
・親日的
・日本語環境がすばらしい
・初めての一人旅にばっちり

■ゆったり投資が可能なタイ

もともと東南アジアの玄関口として発展してきたタイは、 様々な人種が集まり、情報もお金も飛び交っている。

人々は温和で社交的、特に料理のおいしさは世界的に有名だ。実際、ぼくは去年様々な国際投資家と知り合ったが、 タイの人気は他国の群を抜いていた。

「この人気国タイで、現金でコンドミニアムを買うと、保有コストは  ほとんど掛からないんですよ。」とバンコク大家さん。

まず、日本と比べて物価が安いタイは、 人件費もきわめて安い。別件で関わっている案件で知ったが、 ファミレスの店員さんの日給は800円ほどだそうだ。当然、管理費も激安。

これに加えて、 タイ
にはなんと固定資産税も相続税もないのだ。 安い物件だと、200万円台から手に入るので、 現金で買って転売するまで誰にも貸さずほったらかしという、 中国人投資家のようなやり方も視野に入ってくる。

「まあ、そこまでしなくても、年間に数週間滞在するとか、友達に貸してあげるとかして、人気国タイで  料理や観光・買い物を楽しみながら、数年後に値上がったら売却。もしくは売却せずにずっと保有してタイを楽しみ続けたらいいとおもいますよ。」

やりようによっては、 融資や空室対策、賃貸管理にまったく気を使う必要なく、 値上がりするまで、ゆったりまったりと投資するスタイルが可能。

また、 東南アジアの玄関口だけあって、 東南アジア各国へのフライトも安いし近い。おまけに親日的だし、日系企業を中心に滞在する日本人が多いので、 比較的日本語も通じるそう。

「そう、タイをアジア投資の拠点にするのです。」 最後に、バンコク大家さんは興味深いことを教えてくれた。  

■アジア投資の中心地に。 前述のごとく、タイには様々な魅力がある。

日系企業が多い、ご飯がおいしい、東南アジアへのハブで動きやすい、暖かい、親日的、日本語環境がすばらしい、初めての一人旅にばっちり

5百万円以内のコンドミニアムを現金で取得し、東南アジア投資の拠点とする。

たとえば、フィリピンとマレーシアにコンドミニアムを持っている人は、 これまでと違いゆったりと視察旅行することが可能となる。 東南アジアに出かけるときは、 まずはタイの物件で数日泊ながら、 バンコクを楽しめばいいのだから。

数日後、ここから安く近くなった空路を使い、 それぞれの視察を行う。 こんな「ちょっと夢のような生活」があなたを待っている(^^)。

ここで、今回のセミナーのために、 バンコクから駆け付けてくれるバンコク大家さんのお二人の、 プロフィールを紹介したい。

■バンコク大家さんプロフィール

●カルナー音山氏プロフィール 神奈川県生まれ。 高校在学中の初の海外旅行でケニアとインドへ。 以後海外への関心が高まる。 大学~社会人時代にかけて仕事やプライベートで多くの国々を訪れる。

タイ不動産の将来性を確信し、コンドミニアムの購入や売却、賃貸などを試行錯誤しながら実際に経験、 その過程でタイのデベロッパーやタイ人オーナーなどに多くの知己を得る。

タイの日常生活(料理、マッサージなど)についても詳しい。

プライベートの趣味は音楽鑑賞でジャンルはジャズ、 ソウル、ロック、ブロードウェイのミュージカルナンバー、 タイポップスなど幅広い。 バンコクの自室にはBrian Wilson, Burt Bacharach, Wayne Shorter, Doopees, Niece などお気に入りのディスクが並んでいる。

●ナット寺沢氏プロフィール 新潟県生まれ。 タイについては1998年にバックパック旅行で初めて来タイ。 その後、休暇の度に東南アジア諸国を訪ねる。「バンコク大家」ではサイト制作を担当。

趣味はサッカー観戦で日本代表戦とUEFAチャンピオンズリーグの観戦が特に好き。バンコクでは欧州各国リーグとJリーグが観戦できるので 大いに楽しんでいる。

日本とタイ及びアジア諸国の距離ともっと縮めこのサイトを 見て下さる皆さんの暮しがより充実する一助になれればと考えている。

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「200万円台から手が届く」タイ(バンコク)不動産投資セミナー

■日時1月21日(土)14時から2~3時間ほど最寄駅:JR山手線「神田駅」
※詳細はお申し込み後メールにてお伝えします。

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※1/14まで早期割引価格9000円です。  1/15以降は13500円になりますので、ご注意ください。
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柏の葉エコシティに世界が注目!

私の実家のある、千葉県柏市は、人口40万人を擁する中核市。

この都市は、JR柏駅を中心とする既存市街地と、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅を中心に絶賛開発中の新市街地との、二大中心地を擁しています。

JR柏駅エリアは、1973年の駅前再開発で大ブレイクして、千葉県北西部の中心地として、今でも大きな集客力を持ちます。再開発以来、すでに40年を経過して成熟期に入り、量的拡大が止まり、最近は音楽やスポーツを中心とする、若者文化の発信地として質的充実を遂げています。

一方、柏の葉エリアの新市街地は、駅前にショッピングセンター「ららぽーと」と、高層マンション群があるものの、まだまだ広大な未利用地が広がる「これからの街」です。

現時点では、街の充実度は圧倒的に「柏駅>柏の葉」。「柏の葉」に職場があっても、生活便利な「柏駅エリア」に住むことを選ぶ人も多いですが、

柏の葉の将来的な発展期待値を見込んでか、地価水準は、ほぼ同等です。

開発がすすむ柏の葉地区

私は、柏駅エリアで生まれ育ちました。私の子供時代、「柏の葉」という地名は存在せず、あの一帯は「若柴」、「十余二」、「正蓮寺」などと呼ばれる、柏の北のはずれ、交通不便な辺境の地でした。

1979年、「柏通信所」(トムリンソン基地)が、米軍から日本に返還されたことを契機に、市民から公募した「柏の葉」という地名が誕生しました。

しかし、このエリアが本格的に開発されるのは、21世紀を待たねばなりませんでした。2000年前後に東大、千葉大などが相次いでキャンパスを設置し、2005年に東京都心直結のつくばエクスプレスの駅と、「ららぽーと」ができてから、柏の葉は長足の進歩を遂げました。

しかしながら、柏駅近くの町場で育った私は、これまでの経緯から、「柏の葉=田舎」のイメージが、どうしてもぬぐえません。この地域がいくら発展しても、地価も上がっても、柏駅とは到底比肩できないという、「地元民ならではの偏見」から、なかなか抜け出せませんでした。

しかし最近、ついにその考えを改めなければならないと、感じています。

まだまだ先の話でしょうが、将来、「柏の葉」が「柏駅」を凌駕するような発展を遂げることも、ありうる話だと思っています。

柏の葉は、単なる東京郊外新興都市ではなく、「日本で唯一のユニークな街づくり、産業づくり」が行われる舞台として、世界的に注目を集めているからです

国内最大級の環境型都市、14年春に中核完成、千葉・柏

「柏の葉キャンパスシティ」は、AMES(Area Management Energy System、地域のエネルギー需給を一元管理し、節電を促すシステム)を導入した、日本初の本格的な街づくり。千葉県、柏市、東京大学、千葉大学、そして三井不動産、日立製作所を中核とする、19企業が参画する官民共同の街づくり。日本が世界に誇る、最先端のエネルギー技術が駆使されているのは、言うまでもありません。

世界的にみれば、中国で開発中の「天津生態城」、アブダビの「マスダール・エコシティ」と同列で語られるような、世界をリードする環境都市、それが柏の葉なのです。

環境都市としての「柏の葉」を、いま世界で一番注目しているのは、地元の日本でも、英語圏でもなく、中国のようです。その証拠に、

日本語で「柏の葉」
英語で「Kashiwanoha」
中国語で「柏叶校园」、「柏之叶校园」(「柏の葉キャンパス」の意味)

で、Google検索してみると、エコシティ関連記事が、一番多く出てくるのは、中国語でした。さすが、「天津生態城」を建設中の、伸び盛りの国だけのことはありますね。

柏の葉キャンパスシティは、計画人口2万6千人。天津生態城の35万人、マスダールの6万人と比べれば小規模ですが、太陽光やゴミ発電によるエネルギー供給、地域に集積した大学との共同研究、ITを駆使した地域交通システムなど、世界のエコシティ、スマートシティと共通する特徴を持つほか、

柏の葉のユニークな点としては、エコシティ内での食料生産に重点が置かれていることです。千葉大学キャンパスにある植物工場や、ららぽーと柏の葉の「みらい畑」を中核に、太陽光による野菜栽培などの、実証実験が行われています。

柏エリアは、首都圏でありながら農業が盛んな地域で、「地元で採れたコシヒカリを小学校の給食で使う」のが当たり前ですので、その特徴を活かした街づくりが、柏の葉で行われているといえます。

私は、柏出身という「地の利」もあって、柏の葉エリア開発の内部情報は、比較的入ってくるのですが、

日本一の不動産企業である三井不動産が、社運をかけて、柏の葉に力を入れていること、経済特区との関連で、国の政策にも影響を与えようとしていることは、知っています。

そこに、柏の葉を舞台とする、グローバルな視野での新産業創出という視点が入っています。私も、地元出身者で、かつ中国語、英語ができ、グローバルビジネスの第一線で働く人間として、この動きに参画していきたいと思っています。

最後に、こぼれ話をひとつ。
「柏」も「柏の葉」も、実は食い物の名前です。

柏は関東方言エリアなので、地元の人間は余り気づいていませんが、西日本に行くと「かしわ」は鶏肉の意味ですよね。

西日本から、さらに西にいくと、今度は「柏の葉」が、食い物の意味になります。中国語で「柏葉」(通常は「牛柏葉」)といえば、「牛ハチノス」の意味になります。英語でTripe、イタリア料理でよく出てくる「トリッパ」(Trippa)のことです。美味しいですよね。

柏の近隣では、埼玉県吉川市が「なまず料理の街」として売り出して、成功を収めています。
この際、「柏の葉」も「牛ハチノス料理」を、地元グルメとして打ち出してはどうでしょう?

「柏の葉」を、世界で一番注目しているのは中国人。その彼らにとって、「牛ハチノス」の意味もある・・・すでに15億人に知られているというのは、マーケティング上、大きな強みですよ。

「柏の葉ハ
チノス」で売り出してみますか・・・

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富裕税は可能か?

大みそかになりました。

オーストラリア(ケアンズ)滞在も、残すところあと1日。元旦のフライトで、日本へ帰国しますので、年越し気分なんて、全然ないですよねえ。

ここは紅白も大掃除も、門松もないし、それに、真夏の気温だし・・


ところで、いま日本では、増税論議が盛り上がっていることでしょう。

もちろん賛否両論あるでしょうが、客観的情勢を考えると、増税は不可避だと考えます。

今後も日本に住み続けるのであれば、国民としては、消費税10%、15%の時代にも対応できる、財務体力をつけるのが急務だと思います。

ここオーストラリアも、消費税は10%です。シドニー・オリンピックを開催した、西暦2000年に、消費税を導入し、一気に、税率を10%にしました。

それは、私がこの国に移住したばかりの頃で、導入当時の状況を、今でも、よく覚えています。

当時のオーストラリアは景気が良く、大幅な所得税減税とセットで、消費税導入を一気に実現したのです。

景気良かった分、目立った反対・混乱はなく、比較的スムーズな導入だったといえます。

導入以降、10年余り経ちましたが、この間、オーストラリア経済は、おおむね順調に推移し、消費税も、10%からさらに上げられることは、当面ないと思われます。

余談ですが、2000年(消費税導入)からの10年間で、オーストラリアの人口は、15%も増えています。

[世] オーストラリアの人口の推移(1980~2011年)

好景気が長く続いた最大の要因として、順調な人口増加と、内需の拡大があったことは、衆目の一致するところです。やはり、移民受け入れで人口増加をはかれる国は強い!

一方、同時期の日本の人口はというと、全然増えていません。

[世] 日本の人口の推移(1980~2011年)

人口増えないなか、経済成長を目指すのは、逆風のなか、ヨットを操るようなもので、本当に大変です。

逆にいえば、日本は、全然増えない人口と、高齢化も著しいなかで、よく5兆ドル以上の経済を維持しているものです。

人口減で、民間投資・消費が、構造的にふるわないなか、経済規模を維持するには、政府支出が増えていかざるを得ない。

でもって、いつまでも、国債に頼るわけにもいかないから、やはり増税がトレンドでしょうね。日本が移民国に脱皮する国家的決意がない限り、この状況は変わらないでしょう。


増税となれば、誰から、どのような原則で徴収するか・・・それが、議論の焦点になってきます。

そして、どの国、どの時期でも、「富裕層」は、増税のターゲットになりえます。

「あいつら金持ちなんだから・・・奴らから少々、税金取ってももいいだろう?」というのが、洋の東西を問わず、一般大衆の感情というものです。

米国では、オバマ大統領のもと、「富裕税」を導入すべきか否かという議論が、バフェット氏の影響力とともに、盛り上がっていますが、

それも、いわゆる「大衆感情」と軌を一にするものです。また、政治家の立場からしたって、「富裕税を導入して、一般大衆向けの増税を阻止しました!」といえば、票がとれますよね。

しかし、ここに「徴税技術の壁」という、難問が立ちふさがります。

一般大衆の大多数は、給与収入だけで生活していますから、徴税はものすごくカンタン。給与天引きすれば、徴税効率は100%近い。

一方、富裕層は、給与収入よりも、事業収入や投資収入を主な収入源としています。しかも投資だけとっても、国内外の株式投資、現物投資、デリバティブ投資、不動産投資など、非常に多岐にわたるし、また、個人で収入を得るよりも、「法人」や「トラスト」の枠組みで収入を得るケースが多いですから、

富裕層から徴税する仕組みは、一般大衆向けより、格段に難しい。

不動産課税ひとつとっても、常に変動する土地・建物の現在価値を、いかなる基準で評価するか?減価償却は何年にする?接道条件や土地の形状による違いをどう扱うか等々・・高度なスキルが必要となるし、

あと、先物資産の現在価値をどう評価するか?遺産の相続と生前贈与を、遺言のある・なしによって、どのような基準で扱うか?法人と個人の所得をどう区分けして、どんな場合に「見なして」課税するか?海外の資産からの所得を、どう課税するか等々、どの国にとっても、決して簡単なことではありません。

なおかつ、課税スキームを構想できたところで、足元の経済情勢のもとで実施できるかどうかは、また別の問題です。富裕層の投資であればあるほど、国の経済成長と密接にリンクした分野と重なることがほとんど。

例えば、贈与税の特例を廃止して、富裕層に対して増税することはできますが、それは、新規の住宅需要や、高齢者から若者への所得移転を犠牲にすることになるので、経済成長促進の観点から、増税は難しいわけですね。

面白いのは、洋の東西を問わず、一般大衆や、それを拠り所にする政治家ほど、「国が富裕層の所得を、完全に捕捉・徴税できる」と、思いこんでいることです。

自分が、給与所得・天引きの世界でしか生きていないので、富裕層が、どれだけバラエティ豊かな方式で収入を得ているか、それに対して、国が徴税するのがどれだけ難しいか、理解できないのですね。

例・・・「富裕層から税金を取れ!~子どもたちを貧困から守るために」、この著者は、富裕層課税を、すごく簡単だと考えているようですね。


技術的に難しいとはいえ、富裕層向けの課税スキームは、今や世界主要国の多くの政府にとって、喫緊の検討課題となりつつあります。

その背景には、各国政府の財源が足りない他に、あまりに貧富格差が開きすぎて、社会の調和が保てない・・・という事情があるのでしょうね。

日本の富裕層の間でも、日本政府に嫌気がさして、資産を海外に移転したのはいいが、今度は移転先でも所得を捕捉され、課税された・・・みたいな話を時々聞きますが、

これは、日本だけでなく、資金逃避先の政府も、富裕層向けの徴税準備を軒並み強化していることが、背景にあるわけですね。

海外において、日本人富裕層は、英語や現地語ができなければ、圧倒的な情報弱者ですから、海外の政府当局が「資産を守ってくれる」とは、夢にも思わないことです。

日本の居住者が、海外に資産逃避して意味があるのは、相手国が国策として、資産移転を奨励しているタイミングか、あるいは、「システムがしっかりしてない新興国や途上国」で、「その国の支配層とガッチリ握れている」時くらいかな。

あるいは、「アジア太平洋大家の会」に入って、主に不動産を通じて、各国経済事情を学び、積極的にリスクを取るマインドセットを身につける・・・しかないでしょうね。


最後に、「富裕税」の行方について・・・

富裕層に課税したければ、資産に対する課税や、株式取引に対する課税が王道でしょうが、世界中を見渡して、私は日本ほど、この面で所得の捕捉・徴税システムが発達した国は、他にいくつもないと感じています。

たとえばの話、不動産を投資目的買ったら、不動産取得税がすぐかかるし、固定資産税、都市計画税は毎年徴収されるし、譲渡所得が出たら分離課税されるし、路線価の仕組みも完備されていて、相続税、贈与税もバッチリ取られる・・・。

路線価の仕組みがなかったり、相続税が存在しない国は、先進国でも結構あるわけだから、何だかんだ言って、日本の税制、うまくできてますよね。

すでに、ネタはほぼ揃っているので、多くの場合、優遇措置を緩めるだけで、(政策的にはともかく)技術的には、富裕層増税はできてしまいます。例えば、

1.相続・贈与関連だと・・・配偶者、未成年者控除の廃止・縮小
2.株式関連だと・・・上場株式等の売却益・売却損や配当所得に関する優遇措置の廃止・縮小
3.高額所得高齢者に対する年金カット、所得税アップ

あと、よりドラスティックな方策として、資産を全て棚卸しして、「純資産ー純負債」の何%を毎年徴収するという、包括的な富裕税も、可能性として考えられるでしょうが、ここまでやるには、タックスヘブンを含めて、世界中の政府が、足並み揃えないと難しいでしょうね。

いずれにせよ、明日から始まる2012年、それ以降の数年は、富裕層に対する課税が、世界レベルで強化されるトレンドであるのは、間違いないところだと思います。

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富裕税は可能か?

大みそかになりました。

オーストラリア(ケアンズ)滞在も、残すところあと1日。元旦のフライトで、日本へ帰国しますので、年越し気分なんて、全然ないですよねえ。

ここは紅白も大掃除も、門松もないし、それに、真夏の気温だし・・


ところで、いま日本では、増税論議が盛り上がっていることでしょう。

もちろん賛否両論あるでしょうが、客観的情勢を考えると、増税は不可避だと考えます。

今後も日本に住み続けるのであれば、国民としては、消費税10%、15%の時代にも対応できる、財務体力をつけるのが急務だと思います。

ここオーストラリアも、消費税は10%です。シドニー・オリンピックを開催した、西暦2000年に、消費税を導入し、一気に、税率を10%にしました。

それは、私がこの国に移住したばかりの頃で、導入当時の状況を、今でも、よく覚えています。

当時のオーストラリアは景気が良く、大幅な所得税減税とセットで、消費税導入を一気に実現したのです。

景気良かった分、目立った反対・混乱はなく、比較的スムーズな導入だったといえます。

導入以降、10年余り経ちましたが、この間、オーストラリア経済は、おおむね順調に推移し、消費税も、10%からさらに上げられることは、当面ないと思われます。

余談ですが、2000年(消費税導入)からの10年間で、オーストラリアの人口は、15%も増えています。

[世] オーストラリアの人口の推移(1980~2011年)

好景気が長く続いた最大の要因として、順調な人口増加と、内需の拡大があったことは、衆目の一致するところです。やはり、移民受け入れで人口増加をはかれる国は強い!

一方、同時期の日本の人口はというと、全然増えていません。

[世] 日本の人口の推移(1980~2011年)

人口増えないなか、経済成長を目指すのは、逆風のなか、ヨットを操るようなもので、本当に大変です。

逆にいえば、日本は、全然増えない人口と、高齢化も著しいなかで、よく5兆ドル以上の経済を維持しているものです。

人口減で、民間投資・消費が、構造的にふるわないなか、経済規模を維持するには、政府支出が増えていかざるを得ない。

でもって、いつまでも、国債に頼るわけにもいかないから、やはり増税がトレンドでしょうね。日本が移民国に脱皮する国家的決意がない限り、この状況は変わらないでしょう。


増税となれば、誰から、どのような原則で徴収するか・・・それが、議論の焦点になってきます。

そして、どの国、どの時期でも、「富裕層」は、増税のターゲットになりえます。

「あいつら金持ちなんだから・・・奴らから少々、税金取ってももいいだろう?」というのが、洋の東西を問わず、一般大衆の感情というものです。

米国では、オバマ大統領のもと、「富裕税」を導入すべきか否かという議論が、バフェット氏の影響力とともに、盛り上がっていますが、

それも、いわゆる「大衆感情」と軌を一にするものです。また、政治家の立場からしたって、「富裕税を導入して、一般大衆向けの増税を阻止しました!」といえば、票がとれますよね。

しかし、ここに「徴税技術の壁」という、難問が立ちふさがります。

一般大衆の大多数は、給与収入だけで生活していますから、徴税はものすごくカンタン。給与天引きすれば、徴税効率は100%近い。

一方、富裕層は、給与収入よりも、事業収入や投資収入を主な収入源としています。しかも投資だけとっても、国内外の株式投資、現物投資、デリバティブ投資、不動産投資など、非常に多岐にわたるし、また、個人で収入を得るよりも、「法人」や「トラスト」の枠組みで収入を得るケースが多いですから、

富裕層から徴税する仕組みは、一般大衆向けより、格段に難しい。

不動産課税ひとつとっても、常に変動する土地・建物の現在価値を、いかなる基準で評価するか?減価償却は何年にする?接道条件や土地の形状による違いをどう扱うか等々・・高度なスキルが必要となるし、

あと、先物資産の現在価値をどう評価するか?遺産の相続と生前贈与を、遺言のある・なしによって、どのような基準で扱うか?法人と個人の所得をどう区分けして、どんな場合に「見なして」課税するか?海外の資産からの所得を、どう課税するか等々、どの国にとっても、決して簡単なことではありません。

なおかつ、課税スキームを構想できたところで、足元の経済情勢のもとで実施できるかどうかは、また別の問題です。富裕層の投資であればあるほど、国の経済成長と密接にリンクした分野と重なることがほとんど。

例えば、贈与税の特例を廃止して、富裕層に対して増税することはできますが、それは、新規の住宅需要や、高齢者から若者への所得移転を犠牲にすることになるので、経済成長促進の観点から、増税は難しいわけですね。

面白いのは、洋の東西を問わず、一般大衆や、それを拠り所にする政治家ほど、「国が富裕層の所得を、完全に捕捉・徴税できる」と、思いこんでいることです。

自分が、給与所得・天引きの世界でしか生きていないので、富裕層が、どれだけバラエティ豊かな方式で収入を得ているか、それに対して、国が徴税するのがどれだけ難しいか、理解できないのですね。

例・・・「富裕層から税金を取れ!~子どもたちを貧困から守るために」、この著者は、富裕層課税を、すごく簡単だと考えているようですね。


技術的に難しいとはいえ、富裕層向けの課税スキームは、今や世界主要国の多くの政府にとって、喫緊の検討課題となりつつあります。

その背景には、各国政府の財源が足りない他に、あまりに貧富格差が開きすぎて、社会の調和が保てない・・・という事情があるのでしょうね。

日本の富裕層の間でも、日本政府に嫌気がさして、資産を海外に移転したのはいいが、今度は移転先でも所得を捕捉され、課税された・・・みたいな話を時々聞きますが、

これは、日本だけでなく、資金逃避先の政府も、富裕層向けの徴税準備を軒並み強化していることが、背景にあるわけですね。

海外において、日本人富裕層は、英語や現地語ができなければ、圧倒的な情報弱者ですから、海外の政府当局が「資産を守ってくれる」とは、夢にも思わないことです。

日本の居住者が、海外に資産逃避して意味があるのは、相手国が国策として、資産移転を奨励しているタイミングか、あるいは、「システムがしっかりしてない新興国や途上国」で、「その国の支配層とガッチリ握れている」時くらいかな。

あるいは、「アジア太平洋大家の会」に入って、主に不動産を通じて、各国経済事情を学び、積極的にリスクを取るマインドセットを身につける・・・しかないでしょうね。


最後に、「富裕税」の行方について・・・

富裕層に課税したければ、資産に対する課税や、株式取引に対する課税が王道でしょうが、世界中を見渡して、私は日本ほど、この面で所得の捕捉・徴税システムが発達した国は、他にいくつもないと感じています。

たとえばの話、不動産を投資目的買ったら、不動産取得税がすぐかかるし、固定資産税、都市計画税は毎年徴収されるし、譲渡所得が出たら分離課税されるし、路線価の仕組みも完備されていて、相続税、贈与税もバッチリ取られる・・・。

路線価の仕組みがなかったり、相続税が存在しない国は、先進国でも結構あるわけだから、何だかんだ言って、日本の税制、うまくできてますよね。

すでに、ネタはほぼ揃っているので、多くの場合、優遇措置を緩めるだけで、(政策的にはともかく)技術的には、富裕層増税はできてしまいます。例えば、

1.相続・贈与関連だと・・・配偶者、未成年者控除の廃止・縮小
2.株式関連だと・・・上場株式等の売却益・売却損や配当所得に関する優遇措置の廃止・縮小
3.高額所得高齢者に対する年金カット、所得税アップ

あと、よりドラスティックな方策として、資産を全て棚卸しして、「純資産ー純負債」の何%を毎年徴収するという、包括的な富裕税も、可能性として考えられるでしょうが、ここまでやるには、タックスヘブンを含めて、世界中の政府が、足並み揃えないと難しいでしょうね。

いずれにせよ、明日から始まる2012年、それ以降の数年は、富裕層に対する課税が、世界レベルで強化されるトレンドであるのは、間違いないところだと思います。

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