旅日記

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千葉の星、韓国へ・・・

いま、韓国ソウルにいます。
ソウルって、本当に、外国とは思えないほど、東京から近くて、行きやすいですねー。

金曜日の仕事終わって、多少残業しても、夜の羽田-ソウル便に乗れる。便数も多く、飛行時間わずか1時間45分。九州行くのと変わらん。しかも金浦(キンポ)空港に着くから、ソウル市内に出るのも簡単。

羽田空港に行く途中、京急線の車内で、こんな広告を見つけました。

【千葉の星、間もなく韓国入り!】

なかなか秀逸なキャッチコピー。韓国・中国など、アジアの大学との交換留学がウリになる・・・日本の大学も変わったものですね。少し前は欧米一辺倒だったのに・・・やはり今はアジアの時代ですね。

かくいう私も千葉県出身。「千葉の星、韓国へ・・・」って、俺のこと?そんなわけないよな。
千葉県の北端近く、県都・千葉市よりも東京や他県との交流が盛んな「柏」で育まれた、微妙な県民アイデンティティ。

「柏なんて、茨城だろ?」、「ちげーよ!どうみても千葉だろが!」と言う割に、高校野球の代表校が決まったら、千葉県代表と茨城県代表の横断幕を同時に掲げてしまう土地柄(※まるで東京代表と神奈川代表を掲げる町田のようだ・・)。

最近は、隣県の埼玉に「越谷レイクタウン」と「三郷ららシティ」ができたので、そちら方面にも盛んに進出中。でも本音は、「できれば東京都に編入してもらいたいなあ・・・」。

そんな、千葉県民意識ゼロな私ですが、この街で生まれ育った偶然から、韓国とのつながりは深い。

私の伯父は、すでに他界しましたが、生前、4人の女性と結婚した豪傑です。うち2人が日本人女性、2人が韓国人女性という・・・最後のお嫁さんは、韓国東海岸の田舎町出身で、伯父もその地で余生を送り、亡くなるまで過ごしました。

日本のバブル期には、伯父は柏の街で、韓国パブ・カラオケバーを経営しており、韓国済州島から、日本語ろくに話せない女の子を、何人か連れてきていました。

当時、高校生か大学生だった私も、よく、お店に駆り出されたものです。まだ未成年なのに、お酒、がんがん飲まされて、「マナブ、何か歌え!!」、「韓国語の歌、歌え!!」・・・こんなことが続いたので、さすがに歌、覚えましたよ。

女の子との、コミュニケーションの必要性から、ハングル文字も覚えて、片言の韓国語で話してました。

ま、そんな経験が、今となっては良かったなあ・・・と思います。今回みたいに、韓国に一人旅に来ても、現地の方々とのコミュニケーション困りませんから。

韓流ブームが起こる、15年以上も前のことでした。

今夏のソウルも東京同様、蒸し暑く、クーラーなしでは過ごせません。そんな現地の写真をいくつか

【昨晩、ソウル金浦空港に到着】

日本語表記。「ハネダ」はともかく、「ホンチャオ」は漢字で書いた方がいいと思うんだけど・・・

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【ソウルの市内バス】

街並み、バスの外観、そして乗ってる女の子・・・どこから見ても、日本っぽいのに、文字はハングルで言葉は全然違うという、不思議な感じ。

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【本場のサムギョプサル。野菜はお代わり自由】

こういうもの食うと、韓国に住みたくなりますね。

【韓国では民宿に泊まっています】

シンプルな暮らしのなかに、韓国数千年の歴史、生活の知恵が詰まっています。一泊わずか数千円で味わえる極上の贅沢!!

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大都会郡山の夜

Manachanです。いま、福島県郡山にいます。

一応、東北地方ではありますが、当地は東京からかなり近く、新幹線に乗れば、わずか1時間20分で着いてしまいます。

私は、移動中にコラム原稿書くのが好きなので、車中1時間20分だと短すぎる・・・というわけで、埼玉県の浦和から、高速バス乗ってきました。こちらは、所要2時間50分。おかげで、原稿一本仕上げてしまった♪

夜21時半過ぎ、国道4号を北上。須賀川市から郡山市に入るあたりから、ずっと、ロードサイドの両側に切れ目なく商店が続く、地方都市らしい風景。都市のサイズは、2週間前に訪れた金沢と似たようなものか・・・ただ、金沢のラーメン屋は「8番」が多かったのに対し、郡山は「幸楽苑」が目立つ。さすが地元企業。

郡山の中心市街地に入る。まじで、結構な都会ですね。駅前は男女とも人通りも多く、店もほぼ全て営業中で、賑やか。同じ県内の福島市、いわき市に比べると、格段に栄えていると感じました。聞くと、郡山は東北ブロック第2位の商業都市らしい。1位はもちろん仙台・・・ま、大差ついてますけど。

駅前から、国道4号に向かって少し歩くと、女の子の数が減り、野郎ばかりの世界になる。周囲を見渡すと、ラーメン屋、飲み屋、キャバクラ・ピンサロなどが入った雑居ビル・・・この一角は、おっさんの街ですね。

裏町に入ると、「エリート」なる、立派な商業ビルがあります。飲食系とか、カラオケとか、比較的健全な、フツーの店舗が入居しているのですが、郡山の街自体が、何となく、エロくて猥雑なオーラを漂わせているせいか、ピンク系ソシアルビルに見えてしまう。万に、真っ黒いタクシーが何台止まってるから、余計そう見えてしまうんですよね。。

別名、「東北のマンハッタン」とよばれる、仙台の一番町も、こんな感じの街なんでしょうか?
そして、大都会・郡山の夜は更けていく・・・

今晩の宿は、郡山市中心部の、ビジネスホテルに泊まりました。フロントの方とは、すでに意気投合して、3・11大震災後に起こった、いろんな出来事を、話してくれました。

「3・11」で、郡山は、地震被害をさほど受けなかったそうです。したがって、津波と原発被害をモロに受けた、浜通りからの避難民の受け皿になりました。私の泊まったホテルも、浜通りの双葉郡富岡町からの避難者を受け入れ、昨年8月頃まで、ずっと満室が続いたそうです

とはいえ、避難者には一日3食提供しなくちゃならないし、室料も満額もらえない分、経営は苦しかったようです。

最近は、除染作業の人々が多く泊まっているようです。除染する場所が、たいてい山の中で、宿泊施設もろくにない所なので、皆、郡山市を拠点にするのだそうです。

関東からの観光客は、放射能の問題で激減しました。最近、少し戻ってきたとは言っても、以前には及ばない。その代わり、「除染作業の客」が増えたので、ホテル経営としては、震災前の勢いを回復しているんだそうです。

郡山近辺でも、観光旅館などの経営は厳しいけれど、雑多な人々が泊まる、街中のビジネスホテルは、やはり強いですね。

思ったより都会な、メトロポリス郡山より、愛をこめて、
まだまだ、旅は続きます。

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福島県秘湯の旅

Manachanです。おばんです。

注)福島県以北では、「こんばんは」が、「おばんです」になるらしい・・・

ところで、今週末は、とても楽しみな企画が・・・

福島県へ、2泊3日のドライブ旅行にいきます!!!

旅程は、こんな感じで、組みました。

金曜日(8/3)の仕事帰り、一気に郡山へ移動。ビジネスホテル泊

土曜日(8/4)、朝一番でレンタカー借りて、郡山から一路、東へ、「あぶくま洞」経由で「川内村」へ。そこから南下して「いわき市」に出て、友人と小名浜港の「復興花火大会」などイベントを見て、「吉野谷鉱泉」泊。

日曜日(8/5)いわき駅にレンタカーを返して、天気が良ければJR磐越東線に乗って夏井川渓谷を散策、帰りは高速バスで東京へ・・・

注)訪問地のひとつ「川内村」については、拙著「原発警戒区域で不動産投資も、ご覧ください。

 地図で見るように、福島県「中通り」の中心都市「郡山」から、東に広がる阿武隈山地を縦断して、「原発事故による通行禁止区域」の南西側を通って、「浜通り」の中心都市「いわき」に出る、全長約100kmのドライブコースになります。

 原発震災から1年余り、復興に向けて、新たなスタートを切りつつある「いまの福島」に触れる、楽しい旅になりそうです。

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今回の旅で、特に楽しみなのが、

いわき市の秘湯、吉野谷鉱泉での宿泊

普通、秘湯というと、人里離れた山奥にあるのが常ですが、「吉野谷鉱泉」(リンク)は、とっても意外な場所にあります。

いわき市の新興住宅街のなかにあるんです!!

つまり、ドンキとか洋服の青山とか、サイゼリヤみたいなチェーン店、小学校や新築建売住宅の広がる、ごくありふれたのニュータウンのなかに、「えっ、まじ!なぜ、こんなところに・・・・」と驚くような、レトロでひなびた湯治宿があるのです。

私も2回ほど、行きましたが、建物だけみると、「これぞ東北の秘湯!」と呼んでも良いたたずまい。これが、いわき市の街なかにあるのが、実に意外です。

この鉱泉宿に、「いつかは泊まってみたい!」と思ってましたので、今回、予約取れて、本当にラッキーでした。

しかも泉質が、

ストロンチウム泉!!

こりゃ、放射能、しびれるぜ!なんてハードボイルドな泉質!!・・・・古生代の地層から湧き出した温泉らしく、万病に効くらしいです。早く行きたいな。

一応、東北地方とはいえ、東京から3時間弱のドライブで着きます。関東在住の皆さんも、一度、足を運んでみては・・・

追伸・・・折角だから、いわき市で収益物件でも見て帰ろうと思ったのですが、「築35年アパートで利回り9%台」とか、東京都心以上の超強気価格がいくつも・・・いわき市では、「仙台復興バブル」と同じ現象が起こってるのかしらん。

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ドSブロガーManachan

Manachanです、いま金沢にいます。

昨晩、一日目の講演を終え、懇親会やって、
いま、二日目の講演を前に、控室で、くつろいでいます。

金沢でも、いろいろな出会いがあって、楽しいです。

自分で言うのも変ですが、私、人当たりは柔らかいほうです。長年、サラリーマンやってるので、腰も低いし、

風貌も、テディベアみたいな、ゆるキャラ系ですね。

長年、私のブログを読んでる人と、初めて会う機会も多いですが、


「Manachanが、こんなに穏やかな人だなんて、知らなかった」
「ブログ読む限り、もっとキツい人かなと、思っていました」

もう、いろんな人に同じこと言われたんで、慣れました~。

私、自分では特に意識してませんが、ブログの文章は、口調が、結構キツいみたいね。断定口調というか、

「S」と「M」でいえば、「S」を連想させるブロガーらしい・・・

ま、何事も、口で言うより、文章で書く方が、概してキツく聞こえるものですが、

私の場合は、ちょっと「S」チックなブログの文章と、実物の「穏やかさ」、「テディベア癒し系キャラ」とのギャップが、結構、新鮮らしいです。

ま、「想像したより、穏やかで優しそう」と言われるのと、「想像したより、キツくて厳しそう」と言われるのと、どっちがイイかといえば、やはり前者だと思うので、

俺ってキャラクター的に、やはりトクしてるんだと、自分を納得させる・・・

では、二日目講演も、頑張ってきまーす。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
三歩目&Manachanジョイントセミナー@金沢

★場所:コワーキング「シナジースペース」
金沢市西泉3丁目10番地 第1西田ビル 3階
TEL 076-260-0166  携帯 090-7752-8469
https://www.facebook.com/coworking.ss

☆7/21 土曜日 9:30~12:00 
三歩目  『ASEAN各国紹介 行ってみたらこんなとこでした。文化、宗教、食べ物など』
Manachan 『ないとは言えない日本の財政破綻、危機に備えた海外不動産投資』
(※東京・賃貸住宅フェアと同じ講演内容)
申込リンク → https://www.facebook.com/events/416269478416755/

★参加費:金曜日、土曜日とも、一般2000円、学生1000円、会員各500円引き ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

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金沢vs富山-北陸盟主対決!

おはようございます。Manachanです。

私は今日から、北陸地方へ遠征します♪

東京の仕事がひけたら、そのまま羽田空港に移動、直行便で小松へ移動し、シャトルバスで金沢へ、セミナー会場へ移動して、いきなり講演・・・というスケジュール。

明日、土曜日の午前中も、金沢で講演やって、午後はフリー。せっかくの機会なので、北陸地方の収益物件、いろいろ見てきたいと思います。

次回は北陸からの更新になります。Manachan応援の「ぽち」よろしく。いつもありがとうございます。
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金沢・・・といえば、思いだすのは、大学時代の恩師のこと。その先生は、金沢近郊の鶴来(つるぎ、現「白山市」)の出身で、とにかく、

北陸ローカルネタが大好き!

特に良く出てきたのが、

お隣り「富山」に対する、激しい対抗意識!

関東出身の私。それまでの暮らしで、「金沢」や「富山」という地名を、意識したことはなかったので、先生の北陸ネタは、新鮮でした。歯に衣を着せぬ、舌鋒で・・・

・俺ら金沢人は、別に「福井」なんか眼中にない!

・戦後、「福井」は全然羽ばたかなかったけど、「富山」は違う。「金沢」を差し置いて、一躍、北陸経済の中心になったんだ。

・だから金沢では、「富山の奴らめ、生意気だ・・・」という、対抗意識がものすごく強いんだ。「富山から嫁もらうな!」という地域もあるくらい。

外部(関東)からみると、「金沢=北陸の中心・盟主」というイメージがありました。

金沢は、北陸三県のなかで、全国的知名度が一番高い都市。「加賀百万石の文化」というイメージあるし、「兼六園」、「茶屋町」、「九谷焼」、「加賀温泉郷」など、観光資源を多く抱える地でもあります。

だから金沢が、発展した隣県・富山に対して、激しい対抗意識を燃やしていることは知らなかったし、聞いてて興味深くもありました。

ただ、両都市に行ってみた感覚では、都市としての賑やかさは、「金沢>>富山」なんですけどね。

金沢市の中心街は、「香林坊」(こうりんぼう)。富山市の中心街は、「総曲輪」(そうがわ)という。どちらも由緒正しそうな地名。

金沢の香林坊には、「109」もあるし、デパート、飲み屋もたくさんあって、人出も多く、「都会」の雰囲気。一方、富山の総曲輪には、アーケード商店街はあっても、香林坊に類する賑わいはありませんでした。

たぶん、富山の若い人は、金沢に遊びに行くことはあっても、その逆は、あまりないんだろうな・・・という感じでした。

とはいえ、富山には「北陸電力」、「北陸銀行」の本社があったり、「YKK」、「呉羽化学」など、富山発祥の世界的企業も多く、経済活動は、地味に活発なんだろうな、というイメージがあります。

一方、金沢(というか石川県)には、世界企業「コマツ」があるわけですが・・・

関東における東京のような、「圧倒的な王者」が、北陸三県にはなくて、「商業の中心=金沢」、「経済の中心=どちらかといえば富山」みたいな感じなんでしょうかねえ?

J-POPバンドグループでいえば、

関東は、「ミスチル」・・・東京=「桜井和寿」、その他=「桜井以外のメンバー」
北陸は、「サザン」・・・金沢=「桑田圭祐」、富山=「原由子」、福井=「毛ガニ」

みたいなイメージなのかな?よく分からん。

いずれにせよ、北陸遠征、楽しみです!!!

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三歩目&Manachanジョイントセミナー@金沢

★場所:コワーキング「シナジースペース」
金沢市西泉3丁目10番地 第1西田ビル 3階
TEL 076-260-0166  携帯 090-7752-8469
https://www.facebook.com/coworking.ss

☆7/20 金曜日 20:00~22;00 
三歩目  『地球の歩き方 逆境編』 (ボッタクラれの実例、海外での治安注意喚起) Manachan 『 海外不動産の買い方指南』
申込リンク → http://www.facebook.com/events/262350717206785/

☆7/21 土曜日 9:30~12:00 
三歩目  『ASEAN各国紹介 行ってみたらこんなとこでした。文化、宗教、食べ物など』
Manachan 『ないとは言えない日本の財政破綻、危機に備えた海外不動産投資』
(※東京・賃貸住宅フェアと同じ講演内容)
申込リンク → https://www.facebook.com/events/416269478416755/

★参加費:金曜日、土曜日とも、一般2000円、学生1000円、会員各500円引き ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

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バイリンガルキッズの悩み

おはようございます。Manachanです。

前回の日記で書いたように、義父の看病のため、妻と子供たちが、あと10日で、豪州ケアンズに行きます。

今度は、豪州滞在が、どのくらいの期間になるかは不明なので、もし長引いた場合、

・娘ソフィアの日本の小学校(二学期)は、一時お休み(※その代わり、学校の宿題は毎日やる)

・豪州の小学校に一時編入

も、ありうるかもしれません。

ソフィアは昨年も、「豪州の幼稚園」、「日本の幼稚園」の両方をこなしたので、

「英語の世界から日本語へ切り替え」や、その逆のパターンも、問題なくできるでしょう。その点は心配していません。

18歳になるまで、日本語しか知らなかった私からみれば、「すげえなあ!」、まさに絵に描いたようなバイリンガル・キッズといえるでしょうが、

本人にしてみれば、そんなに嬉しいことばかりではないようです。

今日は不動産の話題じゃないけど・・・
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我が家の場合、家庭内では、「日本語」と「英語」のバイリンガル環境が実現しています。

「英語」という、皆が「学びたい」と思う外国語の場合、「大人の見方」と、「子供の見方」には、大きな違いがあります。

周囲の大人は、「ソフィアちゃんは、こんなに小さいのに、英語ができていいですねえ」と、本気で思っているし、

妻なども、「いつも英語の練習台にされてるのよ」とぼやくほど、ママ友の多くが、英語で話したがるようです。

でも、子供はそのように考えないみたい。

たとえばソフィアは、日本人の友達の前で、ママと英語で話しているところを見られるのを嫌がります。

あと、日本の学校で、授業で何か発表する時、オーストラリアなど外国のことを話すのも、あまり好みません、

それ言ったって、皆、分からないもん!」と、本人は言います。

大人としては、「外国生活とか、普通は体験できないことを、クラスの皆とシェアすればいいじゃん」と思ってしまうわけですが、

6歳くらいの子供の場合、「周りの皆と共通の体験」をして、「そうだよねえ・・・」と認められることが、何よりも重要なようです。

日本で暮らすソフィアの場合、周りのほとんど全員が、「日本語だけ話す子供」なので、

当然、「日本で体験したこと」を、「日本語」で話す経験と、その積み重ねが必要になる。

「日本語も、英語も」・・・と、現代の大人たちは考えてしまいがちですが、

子供にとっては、日本で暮らす限りは、「まず日本語」なんだなあ、バイリンガルのメリットってないんだなあ・・・と思った次第。


ソフィアの通う区立の小学校も、当然、日本語オンリーの環境で、教育が行われるわけです。

今のところ、ソフィアは勉強苦手じゃないようだし、授業には大体、ついていっているようですが、

それでも、他の子供のレベルが予想以上に高くて、見劣りしてしまう面もあるようです。

ここ東陽町地域の場合、結構、幼児教育が盛んで、3~4歳で、ひらがなの読み書きができるのは、珍しくありません。聞いた話では、

新1年生の半数以上が、「公文」か「ベネッセ」の幼児教材をやっている

ようで、普段、練習しているもんだから、理解も早いし、先生の言うことを、ちゃんと正確にこなすわけです。

私の小学校時代の環境とは、えらい違いです。

本当に、いま東陽町の子供たちと比べたら、俺の小学校時代なんて、山猿みたいなもんでした。

・車も通るような路地で、男の子も女の子も、真っ黒に日焼けするまでドッジボールをやる

・近くの森に、クワガタを取りにいく(※中学生になったら、「エロ本」を拾いにいく)

・近所の成金おやじが持ってる「ポルシェ」に、「うんこ」の落書きをする

そんな体験を、今の子供たちはしてない代わりに、「お勉強」は、小学校上がる前から、しっかりやってるわけです。

「お勉強できて当たり前」の子供たちが、当然、授業の基準になりますから、

ソフィアは「先生の言うことを、理解して、ノートに書き取る能力」が、やや見劣りするらしいです。

ま、家ではほとんどの時間、ママと一緒に英語しゃべってますからねえ。私は仕事忙しいから、どうしても、ソフィアと日本語で接する時間は短くなる。

日本語にどっぷりつかる子供たちと比べて、その辺がハンディですよねえ、これを補強するために、

・ソフィアに「日記」を、毎日書かせることにしました。
・妻が何かを英語で言った後、私が、同じことを日本語で説明することにしました。

最後に、私はいわゆる「インターナショナル・スクール」なるものに、全く興味ありません。

せっかく日本に住んでいるのだから、現地の(区立)学校で、日本語をしっかり身につけて欲しいと考えています。

その路線を選んだんだから、子供たちの日本語学習、ちゃんとサポートしていかなきゃね。

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今度は、豪州滞在が、どのくらいの期間になるかは不明なので、もし長引いた場合、

・娘ソフィアの日本の小学校(二学期)は、一時お休み(※その代わり、学校の宿題は毎日やる)

・豪州の小学校に一時編入

も、ありうるかもしれません。

ソフィアは昨年も、「豪州の幼稚園」、「日本の幼稚園」の両方をこなしたので、

「英語の世界から日本語へ切り替え」や、その逆のパターンも、問題なくできるでしょう。その点は心配していません。

18歳になるまで、日本語しか知らなかった私からみれば、「すげえなあ!」、まさに絵に描いたようなバイリンガル・キッズといえるでしょうが、

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「英語」という、皆が「学びたい」と思う外国語の場合、「大人の見方」と、「子供の見方」には、大きな違いがあります。

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妻なども、「いつも英語の練習台にされてるのよ」とぼやくほど、ママ友の多くが、英語で話したがるようです。

でも、子供はそのように考えないみたい。

たとえばソフィアは、日本人の友達の前で、ママと英語で話しているところを見られるのを嫌がります。

あと、日本の学校で、授業で何か発表する時、オーストラリアなど外国のことを話すのも、あまり好みません、

それ言ったって、皆、分からないもん!」と、本人は言います。

大人としては、「外国生活とか、普通は体験できないことを、クラスの皆とシェアすればいいじゃん」と思ってしまうわけですが、

6歳くらいの子供の場合、「周りの皆と共通の体験」をして、「そうだよねえ・・・」と認められることが、何よりも重要なようです。

日本で暮らすソフィアの場合、周りのほとんど全員が、「日本語だけ話す子供」なので、

当然、「日本で体験したこと」を、「日本語」で話す経験と、その積み重ねが必要になる。

「日本語も、英語も」・・・と、現代の大人たちは考えてしまいがちですが、

子供にとっては、日本で暮らす限りは、「まず日本語」なんだなあ、バイリンガルのメリットってないんだなあ・・・と思った次第。


ソフィアの通う区立の小学校も、当然、日本語オンリーの環境で、教育が行われるわけです。

今のところ、ソフィアは勉強苦手じゃないようだし、授業には大体、ついていっているようですが、

それでも、他の子供のレベルが予想以上に高くて、見劣りしてしまう面もあるようです。

ここ東陽町地域の場合、結構、幼児教育が盛んで、3~4歳で、ひらがなの読み書きができるのは、珍しくありません。聞いた話では、

新1年生の半数以上が、「公文」か「ベネッセ」の幼児教材をやっている

ようで、普段、練習しているもんだから、理解も早いし、先生の言うことを、ちゃんと正確にこなすわけです。

私の小学校時代の環境とは、えらい違いです。

本当に、いま東陽町の子供たちと比べたら、俺の小学校時代なんて、山猿みたいなもんでした。

・車も通るような路地で、男の子も女の子も、真っ黒に日焼けするまでドッジボールをやる

・近くの森に、クワガタを取りにいく(※中学生になったら、「エロ本」を拾いにいく)

・近所の成金おやじが持ってる「ポルシェ」に、「うんこ」の落書きをする

そんな体験を、今の子供たちはしてない代わりに、「お勉強」は、小学校上がる前から、しっかりやってるわけです。

「お勉強できて当たり前」の子供たちが、当然、授業の基準になりますから、

ソフィアは「先生の言うことを、理解して、ノートに書き取る能力」が、やや見劣りするらしいです。

ま、家ではほとんどの時間、ママと一緒に英語しゃべってますからねえ。私は仕事忙しいから、どうしても、ソフィアと日本語で接する時間は短くなる。

日本語にどっぷりつかる子供たちと比べて、その辺がハンディですよねえ、これを補強するために、

・ソフィアに「日記」を、毎日書かせることにしました。
・妻が何かを英語で言った後、私が、同じことを日本語で説明することにしました。

最後に、私はいわゆる「インターナショナル・スクール」なるものに、全く興味ありません。

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黄色い肌のオーストラリア

Manachanです。いまケアンズに滞在中。

ケアンズ不動産に関しても、書きたいネタ、たくさんあります(ケアンズのど真ん中に、一棟マンション建てようぜ・・・みたいな、夢のある話)。

その前に、シドニーに関して、最後の一本、書かせてくださいね。

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「オーストラリアは、白人中心の国」という、固定概念。

かつては、確かにそうだったと思いますが、昨今のシドニー、メルボルンなど、主要大都市を見る限り、それは、過去の話となりました。

シドニーに住んでみれば、分かります。すでに、ものすごい、人種のるつぼ状態です。

オーストラリアの永住権取って、首尾よく、シドニーで就職できたとして、その給料の範囲内で住める家を探してみましょう。

すぐに、自分の身の回りは、中国人、韓国人、インド人など、アジア系の隣人たちで占められていると、気付くはずです。

「こんなはずじゃなかった!」
「オーストラリアは白人の国」と聞いていたのに・・・

白人に囲まれて、暮らしてみたいのなら、シドニーでも、方法が、ないわけじゃありません。

【リッチじゃ~ん、ブルジョアコース】
シドニーの東海岸、プライベートビーチや自分のヨットハーバーを持つ人々が住むような、超リッチなエリアに住めば、周りはおおむね、白人さんです。但し、数億~10億円くらい必要。

【わがままプチブルコース】
シドニーの西に広がる、Blue mountainsの山々とか、シドニーの北、Kuringgai国立公園を抜けた向こうのCentral Coastとか、南のRoyal国立公園から向こうのWollongongあたりまで行けば、周りはおおむね、白人さんで、大部分は、中産階級と呼んでいい人たちです。但し、シドニーから少なくとも70~80km離れ、通勤は相当辛いことを、覚悟しましょう。

【エコノミーコース】
シドニーで、白人のブルーカラーが多く住む、西や南西の遠い郊外、たとえばPenrithとか、Campbelltownあたりに住めば、周りはおおむねで、白人さんで、ブルーカラー地区なので家賃も安い。かつ都心から40~50km圏内なので、一応通勤圏。但し文化的にワイルドな方々が多いので、ある程度「強い心臓」が必要かと。

ですが、シドニーに移住する日本人の多くは、上の3コースのいずれも選ばず、もっと「都心近くの、一般的な家賃で住める住宅地」に住みたがります。

この国に毎年、大勢やって来るアジア系移民も、だいたい同じことを考えるので、

順当にいけば、オーストラリアの地で、アジアの隣人たちに囲まれて、暮らすことになります。

その状態を良しとするかどうかは、個人の好みや、価値観によりますが、とりあえずラクですよ~。

我々の「黄色い肌」が、全然目立ちませんからねえ。東アジア系の人間なんて、その辺にいくらでも、歩いてるわけですから。

子供ができて、現地校に行かせるようになっても、日本人が選ぶような学校には、すでに中国人や韓国人、ベトナム人の子供がたくさんいる。皆さん教育熱心で、受験競争に熱を入れてるのが常。

食生活だって、日本食材店が結構多いし、仮になくても日本食に比較的近い、韓国や中国の食材店が近所に普通にあるし、米、醤油、味噌、野菜、袋ラーメンなど、普通に買える。

ちょっと値段張りますけど、「どうしても日本の食生活がいい!」というニーズにもなんとか応えられてしまうのが、昨今のシドニーです。

「黄色い肌のシドニー」・・・少し言いすぎかもしれませんが、東南アジアの大都市に住むのと、気分的にはあまり変わらないかもしれません。

一言でいえば、「生活環境が整っている、物価の高い、比較的白人の多い東南アジア」みたいなもんかな。

あと、東アジア系の他、インド人も、半端なく多いし、中近東系の人も多い。感覚的には、香港、シンガポール、クアラルンプールに加え、さらに人種のバラエティを豊富にした感じでしょうか。

いずれにせよ、シドニーをはじめ、オーストラリアの大都市は、すでに「世界の縮図」なわけです。

多くの白人さんに囲まれて、日本人が少数で、他のアジア人はほぼいない・・・みたいな「名誉白人」気分を味わいたいのなら、

オーストラリアの大都市は、選択肢から外した方がいいでしょう。すでに、「日本人=名誉白人」の時代は過ぎ去りましたから・・・

それよりも、いま躍動する世界経済。特に、国境を超えて活躍する、インド・中国をはじめとするグローバル知識人材。

それに身近に触れたいのなら、今のシドニーは格好の舞台かと思います。

シドニー、拙宅の近所にあるArthur Phillip Schoolの生徒の出身国は、なんと56ヵ国!うち非英語圏の割合が90%!多い順にアフガニスタン、インド、中国、イラン、イラク・・・

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最低賃金1800円と、がんばる移民の関係

こんばんは。Manachanです。

オーストラリア最大の都市・シドニーより、日記第二弾になります。

Manachanブログ南半球版、いつも応援ありがとうございます。今日も清き一票を
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私は、国・都市を問わず、生活感あふれる「下町」に住むのが好きです。

一言で「下町」といっても、いろいろありますが、私が好きなのは、「明るい雰囲気の下町」。

東京でいえば、そうだなあ・・・たとえば浅草とかは、お祭り好きで、開放的で、明るい感じがしますでしょ?

日本の政党でいうと・・・たとえば、公明党は信濃町、共産党は代々木に本部があるわけですが、もし浅草に本拠を移したら、なんとなく「明るい政党」、って感じがしますでしょ?

そんなノリの、下町。開放的な気風で、いろんな人が他所から移り住んできて、人々が明日のより良い生活を目指して、日々頑張って働く・・・そんな町が好きです。

ここシドニーにも、そういう下町が、たくさんあります。

移民の国ですので、スケール大きく、世界中の各国・各地域から、いろんな肌の色、髪の毛の色をした人たちが、それぞれの思いを胸に秘め、オーストラリアで新たな生活をはじめる、

その彼らが、最初に根を下ろすのも、多くの場合、下町です。

家賃が安い、お店を出すにも賃料が安い、すでに同国人がたくさんいて暮らしやすい・・・そんな下町だからこそ、毎年、新移民を引きつけています。

シドニー国際空港の近くにある、Mascotも、シドニーに星の数ほどある下町の一つで、ここには、中近東系の人々が、多く暮らしています。

かといって、特定の国の移民が固まっているわけではなく、欧米系もいれば、インド系、東アジア系も多く、うまい具合に混じりあっています。

このMascotの、Botany Road沿いにある、トルコ人が経営している料理屋に、私は昔から、よく行きます。

こういう店で、モノ食うと、安い!うまい!ヘルシー!・・・本当に生き返りますね。中近東は美食の宝庫。

今日食べたのは、Adana Plate(Adanaは、トルコ南部の海辺の町・アダナ市のこと)、ちょっとファストフードっぽい外観ですが、

肉はうまい!野菜も、パンも全部うまい!これで11ドル(880円)なら、嬉しい。

ショッピングセンターで、何の特色もない、別段うまくもないサンドイッチセットが平気で12~13ドル(1000円前後)する国なので、美味しいもの食って11ドルで済めば、すごく得した気分。

食後は、カプチーノを2.5ドル(200円)で注文。今どきのシドニーでは、4ドル(320円)するのが当たり前のカプチーノ、2.5ドルは破格に安い。下町の、新移民の店だからこそ可能な値付け。

しかも旨い!シナモンとか、上手に選んで、絶妙なバランスで珈琲に混ぜてくれる。トルコ人の淹れるコーヒーで、不味いものはない!

彼らのように、頑張って働く新移民は、世の中のために、良いことをしてると思います。

彼らの手による、安くて美味しい店がなければ、シドニーの暮らしは、無味乾燥、物価高に呻吟するだけの暮らしだったかも(少し言い過ぎかな・・・)。

オーストラリアは、多少の波はありますが、ここ20年ほど、景気の良い状態が続いています。

人口は順調に増え、人々の所得も上がり、資産価値も上がり基調。

もちろん、広大な国土を持つ資源国であること、英語圏であること等、有利な面は多々ありますが、

生活者の視点でみれば、この国の発展を支えているのは、世界中から来た移民による、勤勉な働きだと思います。

オーストラリアの法定最低賃金は、ここ20年、上がり続け、今や22ドル(1800円弱)。

日本で一番高い、東京都の最低賃金の倍はありますね。

オーストラリアで、ちゃんとした会社では、どんな仕事でも、時給22ドル以上は、払うはずなので、

労働者にとっては、恵まれた国といえるでしょう。

ですが、新移民が開いたお店では、おそらく、時給22ドル払ってないケースが多いでしょう。

本国から、家族や親戚を連れてきて、お店で安く働かせているケースが多いと思います。

もし時給22ドルも払っていたら、あの安い値段で、ご飯出せないでしょうね。

逆説的ではありますが、

新移民の小さなお店で、法定最低賃金を徹底させていたならば、おそらく、オーストラリア経済の、今の活力はなかっただろうと思います、

この国の労働者が、長期休みはしっかり取る、時給も全員が22ドル以上もらう、そのお金で家を買い、子供を育て、がんがん消費する・・・という世界がある一方で、

最低賃金とは関係ない、あまり保護されていない新移民の世界があって、彼らがとにかく、生きていくために、平日、土日の別もなく、必死で働く・・・これもオーストラリアの一面だと思います。

その両輪が上手に機能したから、この国で「20年の繁栄」が実現したのだと思います。

最後に、例のトルコ料理屋の話に戻ります。

店主は、私が日本人だと知ると、ものすごく興味を示し、

「日本では、人々がどのくらい給料もらってるの?家賃は?物価はどのくらい?」

など、聞いてきました。私が正直に答えたところ、

「なかなかいいねえ。俺たちも日本に移住して、商売したいよ」

と言ってました。(注.トルコ人は他の中近東諸国と同様、大変な親日国民といえます。)

実現可能性はともかく、こういう人々のエネルギーや、やる気を、日本国の経済発展のために、もっと上手に活かせないものかなあ?と思った次第です。

毎年のように、近所にインド人経営の料理屋ができる、活況に満ちた東京・東陽町に住んでいるので、なおさら、そう思います。

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最低賃金1800円と、がんばる移民の関係

こんばんは。Manachanです。

オーストラリア最大の都市・シドニーより、日記第二弾になります。

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私は、国・都市を問わず、生活感あふれる「下町」に住むのが好きです。

一言で「下町」といっても、いろいろありますが、私が好きなのは、「明るい雰囲気の下町」。

東京でいえば、そうだなあ・・・たとえば浅草とかは、お祭り好きで、開放的で、明るい感じがしますでしょ?

日本の政党でいうと・・・たとえば、公明党は信濃町、共産党は代々木に本部があるわけですが、もし浅草に本拠を移したら、なんとなく「明るい政党」、って感じがしますでしょ?

そんなノリの、下町。開放的な気風で、いろんな人が他所から移り住んできて、人々が明日のより良い生活を目指して、日々頑張って働く・・・そんな町が好きです。

ここシドニーにも、そういう下町が、たくさんあります。

移民の国ですので、スケール大きく、世界中の各国・各地域から、いろんな肌の色、髪の毛の色をした人たちが、それぞれの思いを胸に秘め、オーストラリアで新たな生活をはじめる、

その彼らが、最初に根を下ろすのも、多くの場合、下町です。

家賃が安い、お店を出すにも賃料が安い、すでに同国人がたくさんいて暮らしやすい・・・そんな下町だからこそ、毎年、新移民を引きつけています。

シドニー国際空港の近くにある、Mascotも、シドニーに星の数ほどある下町の一つで、ここには、中近東系の人々が、多く暮らしています。

かといって、特定の国の移民が固まっているわけではなく、欧米系もいれば、インド系、東アジア系も多く、うまい具合に混じりあっています。

このMascotの、Botany Road沿いにある、トルコ人が経営している料理屋に、私は昔から、よく行きます。

こういう店で、モノ食うと、安い!うまい!ヘルシー!・・・本当に生き返りますね。中近東は美食の宝庫。

今日食べたのは、Adana Plate(Adanaは、トルコ南部の海辺の町・アダナ市のこと)、ちょっとファストフードっぽい外観ですが、

肉はうまい!野菜も、パンも全部うまい!これで11ドル(880円)なら、嬉しい。

ショッピングセンターで、何の特色もない、別段うまくもないサンドイッチセットが平気で12~13ドル(1000円前後)する国なので、美味しいもの食って11ドルで済めば、すごく得した気分。

食後は、カプチーノを2.5ドル(200円)で注文。今どきのシドニーでは、4ドル(320円)するのが当たり前のカプチーノ、2.5ドルは破格に安い。下町の、新移民の店だからこそ可能な値付け。

しかも旨い!シナモンとか、上手に選んで、絶妙なバランスで珈琲に混ぜてくれる。トルコ人の淹れるコーヒーで、不味いものはない!

彼らのように、頑張って働く新移民は、世の中のために、良いことをしてると思います。

彼らの手による、安くて美味しい店がなければ、シドニーの暮らしは、無味乾燥、物価高に呻吟するだけの暮らしだったかも(少し言い過ぎかな・・・)。

オーストラリアは、多少の波はありますが、ここ20年ほど、景気の良い状態が続いています。

人口は順調に増え、人々の所得も上がり、資産価値も上がり基調。

もちろん、広大な国土を持つ資源国であること、英語圏であること等、有利な面は多々ありますが、

生活者の視点でみれば、この国の発展を支えているのは、世界中から来た移民による、勤勉な働きだと思います。

オーストラリアの法定最低賃金は、ここ20年、上がり続け、今や22ドル(1800円弱)。

日本で一番高い、東京都の最低賃金の倍はありますね。

オーストラリアで、ちゃんとした会社では、どんな仕事でも、時給22ドル以上は、払うはずなので、

労働者にとっては、恵まれた国といえるでしょう。

ですが、新移民が開いたお店では、おそらく、時給22ドル払ってないケースが多いでしょう。

本国から、家族や親戚を連れてきて、お店で安く働かせているケースが多いと思います。

もし時給22ドルも払っていたら、あの安い値段で、ご飯出せないでしょうね。

逆説的ではありますが、

新移民の小さなお店で、法定最低賃金を徹底させていたならば、おそらく、オーストラリア経済の、今の活力はなかっただろうと思います、

この国の労働者が、長期休みはしっかり取る、時給も全員が22ドル以上もらう、そのお金で家を買い、子供を育て、がんがん消費する・・・という世界がある一方で、

最低賃金とは関係ない、あまり保護されていない新移民の世界があって、彼らがとにかく、生きていくために、平日、土日の別もなく、必死で働く・・・これもオーストラリアの一面だと思います。

その両輪が上手に機能したから、この国で「20年の繁栄」が実現したのだと思います。

最後に、例のトルコ料理屋の話に戻ります。

店主は、私が日本人だと知ると、ものすごく興味を示し、

「日本では、人々がどのくらい給料もらってるの?家賃は?物価はどのくらい?」

など、聞いてきました。私が正直に答えたところ、

「なかなかいいねえ。俺たちも日本に移住して、商売したいよ」

と言ってました。(注.トルコ人は他の中近東諸国と同様、大変な親日国民といえます。)

実現可能性はともかく、こういう人々のエネルギーや、やる気を、日本国の経済発展のために、もっと上手に活かせないものかなあ?と思った次第です。

毎年のように、近所にインド人経営の料理屋ができる、活況に満ちた東京・東陽町に住んでいるので、なおさら、そう思います。

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