グローバルITビジネス

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老舗ブラック企業の時代

おはようございます。Manachanです。

早速ですが・・・転職のため、私の現勤務先は、あと3日で、退職することになります。泣いても笑っても、あと3日。昨晩は、ほぼ夜を徹して、業務引継資料をつくっていました。

なぜ、こんな直前になって、引継資料が必要なのかというと・・・「あと3日」にも関わらず、いろんなことが、まだ決まっていないからです。

私の後任:まだ決まっておらず、「とりあえず」、直属上司に引き継ぐ。

アプリケーション担当:まだ決まっておらず、「とりあえず」、誰が来ても引き継ぎ可能なように準備している。

退任後のコミュケーション・フロー:方針がまだ決まっていないので、アナウンスもできない。

「急な退職」・・・というわけではありません。今回は個人都合退職で、退職日の4週間前には、上司へ通告し、辞表も出していました。

私の上司は、退職を支持してくれて、いろいろ動いてくれましたが、組織にはいろんな「大人の事情」があって、後任が、スムーズに決まらず、(私は何度も催促しましたが・・・)今日に至っています。

あと3日、精一杯やりますけど。でも、あと3日だけです。

それ以降は、残ったメンバーがやらなきゃいけません。当然、短期的には、現場は混乱するし、作業量は増えるし・・・

その負担を軽減してあげるために、そして、どう転んでもうまく回るような仕組みを考えてあげるのが、マネジャーの仕事だと思うのですが・・・誰もが、わかっちゃいるけど、いろんな事情や社内政治を抱えた大組織のなかで実現するのは、結構難しかったりするのですね。

業務引き継ぎにおいて、私が一番嫌いなのは、「ガン」だと思うのは、こんな考え方ですね。


・プロセス化を排し、「その場しのぎ」、「とりあえず」の対応

英語で、“Band-aid solution”といいますが、日本語(関西弁)にすると、

「ケース・バイ・ケースでええやん?」
「何とかなるやろ?」
「会社が厳しいから、頑張ってやってもらわなあかん」

みたいな考え方をしてると、仕事の「段取り」、「回り方」が、システマチックでなく、属人的になってしまうわけですが、そうなると結末は、見えています・・・

・たまたま知識・スキルを持っている人に、問い合わせ業務が集中する。
・コミュニケーションに、これまで以上に時間がとられ、エネルギーも気も使う。
・それなのに、待遇は改善しない。
・結局、スキルの高いメンバーから、辞めていく。

会社というものは、特に、大きな組織になればなるほど、「特定の個人がいないと回らない」という状態ではないですし、誰がやっても、パフォーマンスを上げる仕組みが存在することが、企業の強さ、健全性でもあるわけですが、

大きな組織でも、業績が思わしくなくなると(今ふうにいえば、「ブラック化する」と・・・)、どうしても「個人の貢献」に期待するような、ベクトルが働いてしまうようです。

これまで私は、7回、退職経験がありますが、どの組織でも、業績が先細りになって、人員削減圧力が強くなる局面では、例外なく、そうなりますね。

組織の劣化を防ぐためにも、できるところは、プロセス化しましょう、明確化・見える化して、少ない人数でも遅滞なく業務が回るようにしましょう・・・というのが、私の主張なのですが、

今回は、その道理が、なかなか受け入れられなくて・・・というか、今回ほど、「無力感」を感じながら引き継ぎをやるのは、初めてです(泣)。

昨今、日本のIT業界では、「誰もが羨む」大手・老舗企業の不調が目立ち、活きの良い会社は、中規模、小規模の新しい企業ばかり。

国産・日の丸IT企業の不調は、前から知られていますが、大手外資系はといえば、こちらも不調なんです。

特に、誰もが名前を知ってる、超大手・多国籍企業は、いま全然、求人を出していないそうです。コンスタントに、辞める人がいるのに、全然、求人が出ないということは、「辞めても、後任を雇わない」ということなのでしょう。

そうすると、どうしても、ブラック化していきますよねえ・・・・今は、「老舗ブラック企業」の時代なり。

老舗・大手でも中小でも、ブラック企業や、ブラック化していく企業で働くのはアホらしいし、時間の無駄だから、ちゃんと伸びてる、業績の良い会社に移れるスキル・経験をつけましょう。あるいは、組織に依存せず、食っていけるビジネス・投資スキルをつけましょう・・・というのが、私の一貫した主張です。

泣いても、笑っても、あと三日。引き継ぎ頑張ります!!!

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怒りのエクスぺディア

米国で生まれたエクスペディア(Expedia)は、世界最大のオンライン旅行サイト。欧米やアジアを軸に、世界30カ国に展開しています。

エクスペディアは、日本でいう、「じゃらん」、「楽天トラベル」みたいなもので、私も米国滞在中、ホテルや、航空機、レンタカーの手配で、ずいぶん重宝しました。

米国での輝かしい実績をひっさげて、エクスペディアが日本上陸したのが、2006年のこと。しかし当初は、日本人に見向きもされず、ヒット数も低迷を続けましたが、2011あたりから、広告をバンバン打って、徐々に、認知されてきたようです。

http://www.expedia.co.jp/

私も、今月下旬に行く、カリフォルニア州サンタモニカのホテル予約に、せっかくだからと、エクスペディア日本版を使ってみました。

しかし、使ってみた感想は、ひどいの一言。時系列でいうと、

1)9月29日に、ホテルを1泊する予約画面を立ち上げ、クレジットカード情報を含む、必要事項を入力した

2)折りしも別件の仕事が入り、画面の「確定ボタン」を押す前に、1時間ほど中断した

3)1時間後、ホテル予約に戻り、「確定ボタン」を押し、メールアドレスに届いた確認メールを見て、びっくり。

「9月29日に予約したはずなのに、9月12日(今晩)の予約になっていた!!」 (独白:セッションが切れると、今日の日付に戻る設定になっているのかな?)

あわてて、Expedia.co.jpのコールセンターに電話したら、日本語を話す中国人らしきオペレーターが出てきました。彼の対応も失礼千万!

「今晩の予約ですので、ポリシー上、予約キャンセルはできません」
「キャンセルは可能ですが、100%の手数料がかかります」

の一点張り、「俺の操作間違ってないはずだから、責任とって、何とかしてよ!」と粘ったところ、としまいには、

「お客様の操作したことですから、私は責任持てません」

という、だめ押しNGワードが・・・いやこれ、英語圏ではNGワードじゃないのかもしれないけど、日本人のメンタルには合わないよね。

キャンセルポリシーでガチガチに縛って、全く権限のないオフショアのオペレーターが対応・・・ビジネスモデルとしてアリだと思うけど、日本人相手に商売を伸ばしたい会社のやることじゃないよね。

私は仕方なく、サンタモニカのホテルに直接電話かけました。時差がキツかったけど、朝、早起きして、「エクスペディア経由の予約が、誤って9月12日で入ってしまったけど、正しいのは9月29日なので、変更してくれませんか?」と言って、OKをもらい、一件落着。

一件落着した後は、Expedia.co.jpの送信フォームに、今回の一件についての顛末を書き、「大変不愉快な思いをした」と、ハッキリ言いました。しかし、それに関しては、梨のつぶて・・・。

傑作なのは、数日後、こんなメールが届いたことです。

Suzuki Manabu 様

この度はエクスペディアをご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

今回のご旅行はいかがでしたでしょうか。今後の参考のため、ぜひ簡単なアンケートにご協力ください。お客様からの貴重なご意見は、当社 Web サイトをさらに改善し、より一層お客様のご希望に添ったサービスをご提供させていただくために欠かせないものです。

お客様の個人情報とご回答いただいた内容は適切に管理し、第三者に販売または公開されることはありません。

旅行なんて・・・まだ行ってないじゃんかよ??(怒!!)

おたくら、旅程変更も何もしてくれなかったくせに??(怒!!)

客が書いた、クレームにも対応してねえのに???(怒!!)

この期に及んで、旅行はいかがでした・・・だあ??

ダメだなこの会社。こんなの、日本で成功するわけがない。

これから中国やインドの市場が伸びるから、日本は放置プレイするよ・・・という立場もアリかもしれないけど、

それなら、去年、山手線とか羽田行きモノレールとかで、バンバン広告打ってた、その費用がパアになりますぜ、ちゃんと分かってるのかなエクスペディアの経営者?

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転職祝いの美酒

こんばんは、Manachanです。
先ほどまで、高田馬場のキリンシティで、米国人男性2人と一緒に飲んでました。

彼らこそが、私の転職をサポートしてくれた、人材紹介エージェント。両氏とも、東京で、外資系向け人材のリクルーティング、転職斡旋ビジネスを行っています。

私にとって、今回は社会人になって以来、7回目の転職・・・43歳という、いい歳になっての転職、しかも不景気の日本で、苦労して勝ち取った、キャリアアップ&給料アップ転職なので、正直、これまでのどんな転職よりも、嬉しい。感無量です。

特に、私の転職を決めるために、利害抜きで奔走してくれた米国ロサンゼルス出身のC氏には、感謝の言葉もありません。

私と、C氏との出会いは、なかなか面白くて・・・今年の4月、転職活動を始めたばかりの私が、米系IT企業・A社の一次面接に行った時、人事部長をやっていたのが、C氏。

このC氏と、私は、なぜか意気投合しました。お互い、国籍は違っても、同じ人間、同世代の男として、共感できたというか、ピンと来たというのか・・・

奇しくもC氏は、A社の人事部長を間もなく辞めて、独立してビジネスをしようとするタイミングでした。面接の約一ヶ月後、5月後半に、C氏からメールが来ました。彼はすでに、フリーになっており、「マナブ、転職活動はどんな感じだい?」と聞いてきたのです。

当時の私、転職活動は不調でした。最終面接まで行って、「こりゃ、いけるだろう」と思っていた2社に、立て続けに落とされ、楽天家の私もさすがに、少しだけ、落ち込んでいた時期でした。

私の状況を聞いて、C氏は、こう言ってくれました。

「よし、分かった。マナブのために、俺が意地でも、いい仕事見つけてあげるよ!」

その心意気だけでも、十分、嬉しいです♪

有言実行の男・C氏は、やってくれました・・・日本で17年のビジネス経験を活かし、東京で活動する、仲間の米国人エージェントを、片っ端から、紹介してくれました。

そのうちの一人、M氏から紹介されたポジションに、見事、内定したというわけなのです。本当に、どの国で暮らしても、持つべきものは、友達ですね。

無事、内定をいただいて、雇用契約にサインした後、「我々3人で、集まって、ビール飲もうよ!」と、誘ったのは私でした。

望み通りの転職を決めた喜びを、勝利を、達成感を、お世話になったエージェントの皆さんと、分かち合いたかったからです。

高田馬場のBig Boxで待ち合わせて、泡会に向かう3人・・・ビールを堪能しながら、彼らから面白い話を、いろいろ聞くことができました。さすがに、人材紹介という切り口で、経済・雇用の最前線に立って働いているだけのことはありますね。

・日本の景況と人材紹介ビジネス:2008年のリーマンショックまでは好調。その後はクラッシュして、2009年は全く仕事がなかった。2010年から徐々に回復して、今はボチボチだが、リーマン前の勢いはない。

・IT業界を俯瞰すると、日系、外資を問わず、誰でも知ってる老舗の企業が元気ない。逆に、一部の新興企業群がどんどん伸びている。クラウド系、ストレージ系は好調。

・いま一番勢いがあり、バブり気味なのがゲーム業界。ソーシャルゲームは日本でも米国でも若い世代の間で人気。特にGreeやDeNAは、信じがたい高給で開発者を採っている。いつまでも長続きはしないと思うが・・・

・これまで、日本企業=保守的、内向きという構図だったが、ここ数年は変わってきて、海外進出に果敢に挑み、グローバル化に成功しつつある日本企業が増えている。むしろ、日本で活動する外資系企業が、元気ない。

・金融業界の雇用は、リーマンショック以降、ハッキリ言って死んでいる。特に米系銀行の業績と人員削減がひどい。日系はもう少しマシ。

・今後当面の、人材紹介ビジネスの業況を予測すると、ITはまあ大丈夫。エネルギー関連の業界はさらに良く、ゲームも好調が続く。金融関連は不調のまま。

・日本のIT業界で、当面、必要とされるスキルは、「英語のできるERPコンサルorプロジェクトマネジャー」、あるいは「英語力不要のストレージ系、ネットワーク系技術者」

だそうです・・・転職を真剣に考えている人、私までご相談くださいね(Manachanへメールで相談)。業種・職種によっては、お役に立てると思います。

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こんばんは、Manachanです。
先ほどまで、高田馬場のキリンシティで、米国人男性2人と一緒に飲んでました。

彼らこそが、私の転職をサポートしてくれた、人材紹介エージェント。両氏とも、東京で、外資系向け人材のリクルーティング、転職斡旋ビジネスを行っています。

私にとって、今回は社会人になって以来、7回目の転職・・・43歳という、いい歳になっての転職、しかも不景気の日本で、苦労して勝ち取った、キャリアアップ&給料アップ転職なので、正直、これまでのどんな転職よりも、嬉しい。感無量です。

特に、私の転職を決めるために、利害抜きで奔走してくれた米国ロサンゼルス出身のC氏には、感謝の言葉もありません。

私と、C氏との出会いは、なかなか面白くて・・・今年の4月、転職活動を始めたばかりの私が、米系IT企業・A社の一次面接に行った時、人事部長をやっていたのが、C氏。

このC氏と、私は、なぜか意気投合しました。お互い、国籍は違っても、同じ人間、同世代の男として、共感できたというか、ピンと来たというのか・・・

奇しくもC氏は、A社の人事部長を間もなく辞めて、独立してビジネスをしようとするタイミングでした。面接の約一ヶ月後、5月後半に、C氏からメールが来ました。彼はすでに、フリーになっており、「マナブ、転職活動はどんな感じだい?」と聞いてきたのです。

当時の私、転職活動は不調でした。最終面接まで行って、「こりゃ、いけるだろう」と思っていた2社に、立て続けに落とされ、楽天家の私もさすがに、少しだけ、落ち込んでいた時期でした。

私の状況を聞いて、C氏は、こう言ってくれました。

「よし、分かった。マナブのために、俺が意地でも、いい仕事見つけてあげるよ!」

その心意気だけでも、十分、嬉しいです♪

有言実行の男・C氏は、やってくれました・・・日本で17年のビジネス経験を活かし、東京で活動する、仲間の米国人エージェントを、片っ端から、紹介してくれました。

そのうちの一人、M氏から紹介されたポジションに、見事、内定したというわけなのです。本当に、どの国で暮らしても、持つべきものは、友達ですね。

無事、内定をいただいて、雇用契約にサインした後、「我々3人で、集まって、ビール飲もうよ!」と、誘ったのは私でした。

望み通りの転職を決めた喜びを、勝利を、達成感を、お世話になったエージェントの皆さんと、分かち合いたかったからです。

高田馬場のBig Boxで待ち合わせて、泡会に向かう3人・・・ビールを堪能しながら、彼らから面白い話を、いろいろ聞くことができました。さすがに、人材紹介という切り口で、経済・雇用の最前線に立って働いているだけのことはありますね。

・日本の景況と人材紹介ビジネス:2008年のリーマンショックまでは好調。その後はクラッシュして、2009年は全く仕事がなかった。2010年から徐々に回復して、今はボチボチだが、リーマン前の勢いはない。

・IT業界を俯瞰すると、日系、外資を問わず、誰でも知ってる老舗の企業が元気ない。逆に、一部の新興企業群がどんどん伸びている。クラウド系、ストレージ系は好調。

・いま一番勢いがあり、バブり気味なのがゲーム業界。ソーシャルゲームは日本でも米国でも若い世代の間で人気。特にGreeやDeNAは、信じがたい高給で開発者を採っている。いつまでも長続きはしないと思うが・・・

・これまで、日本企業=保守的、内向きという構図だったが、ここ数年は変わってきて、海外進出に果敢に挑み、グローバル化に成功しつつある日本企業が増えている。むしろ、日本で活動する外資系企業が、元気ない。

・金融業界の雇用は、リーマンショック以降、ハッキリ言って死んでいる。特に米系銀行の業績と人員削減がひどい。日系はもう少しマシ。

・今後当面の、人材紹介ビジネスの業況を予測すると、ITはまあ大丈夫。エネルギー関連の業界はさらに良く、ゲームも好調が続く。金融関連は不調のまま。

・日本のIT業界で、当面、必要とされるスキルは、「英語のできるERPコンサルorプロジェクトマネジャー」、あるいは「英語力不要のストレージ系、ネットワーク系技術者」

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ダメなのは日本?それとも自分?

おはようございます。Manachanです。

昨晩、日本に一時帰国していた妻が、成田空港から、ケアンズの実家に発ちました。病床にいる父親の介護が終わるまで、子供と一緒にケアンズに居る予定です。

私は当面、日本で一人暮らし・・・義父のガンが発覚して以来の最近2年間は、ずっとそんな感じだよなあ。

ところで話は変わりますが、不動産ブログ界でも、最近、「海外不動産投資系」の躍進が目立ちますね。

私のブログ含めて、トップ30の上位に、なんと3ブログがランクイン・・・1年前、いや半年前には考えられなかったことですね。

今年7月の、「賃貸住宅フェア@東京」でも、海外不動産投資ブースの数が、前年比2倍以上に大躍進・・・私としては、仲間が増えて嬉しいことです。

海外不動産ブームを後押ししている、大きなトレンドの一つは、「日本からの資産逃避、キャピタルフライト」。

要は、「経済先行きの暗い日本だけに、資産を置いても仕方がない」、「それより、経済成長している新興国や、より安定感の高そうにみえる欧米先進国に、資産を分散しようぜ」という話・・・

グローバルに資産分散する・・・その行動自体は、極めて合理的だと思うし、私もここ10年ほど、実践してきています。

一方で、「日本がダメ、先行き暗い」、「だから海外に出よう」という見方には、正直「違うんじゃないかなあ?」・・・私思うに、

日本が暗いのではなくて、グローバル労働市場における商品価値の乏しい人間が、自分の基準・経験から思考した時、「日本が暗い」という結論になっちゃう、単にそれだけの話ではないかと・・・

たとえば、あるブログで、こんな文章を見つけました。これは典型的な例だと思いますが、

>今や、大手企業問わず、外国人留学生の採用をすることは珍しくなくなってしまいました。グローバル化に対応するための即戦力を期待しての採用が増えているのです。

>最近では、居酒屋、レストラン、スーパーなどでも、働く外国人を見ることは当たり前になってきました。日本の中でも、日本人の働く環境がますます少なくなっているのです。僕たちの子ども達が社会に出る時には、果たして日本で活躍できる場所があるのでしょうか。

>僕は、子ども達のためにも、海外に住まいを構築するべきだと思うのです。

これを読んで、私が思ったこと、

・なぜこの人は、「日本人の子供たち」が、今後「日本」で働くのに、「外国人に太刀打ち」できないと、考えるのだろう?

・外国人が日本の労働市場に入ってきているのは事実だが、「日本国籍・日本語ネイティブ」という条件は、彼らとの競争上、圧倒的に有利ではないの?

・もし、それでも外国人に圧迫されて、活躍の場がなくなるのなら、そもそも、職業人としてのスキル、適性が乏しいんじゃないの?

・その程度の人材が、外国に出たところで、一体どんな仕事ができると思うの?

大変厳しい言い方になって恐縮ですが・・・日本という「ホームグラウンド」で、ハンディを二重、三重にも負ってる外国人に「コロリ」とやられちゃう・・日本人の能力がその程度なら、それを真っ先に何とかすべきじゃないの?海外に出ることを考える前に・・・

少なくとも、オーストラリアに移住して、就職して、「豪州生まれ、英語ネイティブ」の連中に対してハンディを感じつつも、努力して、互角に戦ってきた私からみると、「何、甘ったれたこと言ってんだよ!」と思う・・・。

また、こんなブログ記事もありました。

>日本企業は生き残りのために日本人をリストラする。多国籍企業、グローバル企業は、「高賃金の人間はいらない」というのは、日本の中でも冷徹な企業論理として動いている。

そのため、日本人の失業率もさらに上がっていく。そして、再雇用されたときには日本人の給料は以前よりも下がっている。

もっと、はっきり言おう。これからの時代は、あなたがどんなに一生懸命に働いても、給料がどんどん下がっていく。あるいは、どんなに働いてもリストラの対象になる。

私が思ったこと、

・日本人労働者全員が、安い労賃の外国人で代替できるような「単純ワーカー」であるなら、この人の言ってることは、まあ合ってるでしょう。

・ただ、日本企業が外国で安い労働力使うにしろ、日本に残って、彼らをマネージする人間や、会社上層部や日本の顧客との橋渡しする人間は絶対に必要だし、普通考えて、その人たちの多くは、日本人(日本語ネイティブ)であるはず。

・また、外国の多国籍企業が同じことしても、日本で事業所を置き、ビジネスする限り、同様の人材を、日本に確保しておく必要はあるはず。

・自分が、そういう人材になれれば、外国人ワーカーで簡単に代替できないから、そう簡単にリストラもされなければ、給料下がらない再雇用も十分可能ではないの

私自身は、世界のどこで働こうとも、「グローバル労働市場に適合」した、「プロフェッショナル人材」として、市場価値を向上させることに、ここ10数年、心血を注いできました。

その甲斐あって、日本(東京)で働きながら、40歳過ぎても、自分の給料を上げて転職・・・それを、ずっと繰り返してきています。

25歳で社会人になって、今は43歳ですが、この18年間で7回転職して、年俸ベースで、初任給の4.1倍まで、サラリーを上げてきました。

直近(今月)の転職でも、額面ベースで、14.5%の年俸アップを勝ち取っています。

私は日本人ですが、「再雇用されたときには、日本人の給料は以前よりも下がっている」なんて言葉、自分の辞書にはないです。

もっとも、日本人労働者の大部分が、いま、そういう辛い境遇にあることは、認めます。グローバル経済というものは、労働市場に、次の変化をもたらします。

「給料水準の安い新興国に、大量の雇用を生む」
「給料水準の高い先進国に、少量の良質な雇用を生む」(→大量の雇用が、新興国にシフトする)

日本だけではありません、アメリカでもオーストラリア
でも、欧州各国でも、付加価値の低い、単純労働しかできない人たちの職は、新興国にどんどん奪われて、生活も苦しくなる一方です。

先進国に残って、給料を年々上げて、安定した経済生活をしたいのであれば、「グローバル労働市場におけるヒエラルキー(階層)」を上げていくか、あるいは会社組織と離れて、ビジネスで成功する以外にありません。

日本国内だけで、日本語だけで生きてきた人には、辛い道だと思いますが、いまの時代、高所得の先進国に生まれたからには、それを運命として受け入れたうえで、

自分は、グローバル化した経済社会で、何ができるか?

グローバル人材として、市場・企業に必要とされる人材になれるのか?

労働力として、自分の何を「売り物」にしていくのか?

その「売り物」は、日本人だけでなく、外国人にも分かりやすいものであるのか?

それを日々、自問自答して、地道に、真摯に、ステップアップしていくしかないのではありませんか?

そういう戦略思考なしに、ただ海外に出ても、仕方ないのではありませんか?

日本が低迷している、活気がない、後ろ向きだ・・・それを言うのは簡単ですが、言ったところで、世の中、何も変わりません。日本を変えるより、まず自分を変える方が簡単だとは思いません?

自分の境遇を変えるための起爆剤として、「海外移住・留学」を上手に位置づけられるのであれば、それで良し(特に英語習得などは、日本から離れた方が効率良いですし・・・)。

その最終目的が、「自分の職務・ビジネススキル向上」と、その結果としての「経済生活の安定」なのであれば、「グローバル経済における自身の人材価値向上」という基本から、離れてはいけないと思います。

特に、私のブログ読んで、共鳴するような人は、きっと、将来の日本経済を復活に導き、世界に貢献する人たちだと思います。

私は、そういう人たちと共に、日々、精進していきたいと思うのです。

【世界一の巨大都市~東京・首都圏】
人口、経済規模とも、世界ナンバーワン! しかも2025年時点でも世界一!
東京の地に「金脈」はいくらでもある。自分自身が、変化の先にいさえすれば・・・

Tennozu…
Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

Urayasu…
Manachanブログ - 世界で不動産を買おう!

Kashiwa…
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Odaiba…
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【こちらもご覧ください】Manachanサラリーマンエッセイ集

43歳の転職 (9月9日)

良い年収1000万、悪い年収1000万 (8月17日)

サラリーマン卒業に必要なこと (7月30日)

日本サラリーマンの至福 (7月19日)

サラリーマン出口戦略 前編中編最終回 (4月9~11日)

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ダメなのは日本?それとも自分?

おはようございます。Manachanです。

昨晩、日本に一時帰国していた妻が、成田空港から、ケアンズの実家に発ちました。病床にいる父親の介護が終わるまで、子供と一緒にケアンズに居る予定です。

私は当面、日本で一人暮らし・・・義父のガンが発覚して以来の最近2年間は、ずっとそんな感じだよなあ。

ところで話は変わりますが、不動産ブログ界でも、最近、「海外不動産投資系」の躍進が目立ちますね。

私のブログ含めて、トップ30の上位に、なんと3ブログがランクイン・・・1年前、いや半年前には考えられなかったことですね。

今年7月の、「賃貸住宅フェア@東京」でも、海外不動産投資ブースの数が、前年比2倍以上に大躍進・・・私としては、仲間が増えて嬉しいことです。

海外不動産ブームを後押ししている、大きなトレンドの一つは、「日本からの資産逃避、キャピタルフライト」。

要は、「経済先行きの暗い日本だけに、資産を置いても仕方がない」、「それより、経済成長している新興国や、より安定感の高そうにみえる欧米先進国に、資産を分散しようぜ」という話・・・

グローバルに資産分散する・・・その行動自体は、極めて合理的だと思うし、私もここ10年ほど、実践してきています。

一方で、「日本がダメ、先行き暗い」、「だから海外に出よう」という見方には、正直「違うんじゃないかなあ?」・・・私思うに、

日本が暗いのではなくて、グローバル労働市場における商品価値の乏しい人間が、自分の基準・経験から思考した時、「日本が暗い」という結論になっちゃう、単にそれだけの話ではないかと・・・

たとえば、あるブログで、こんな文章を見つけました。これは典型的な例だと思いますが、

>今や、大手企業問わず、外国人留学生の採用をすることは珍しくなくなってしまいました。グローバル化に対応するための即戦力を期待しての採用が増えているのです。

>最近では、居酒屋、レストラン、スーパーなどでも、働く外国人を見ることは当たり前になってきました。日本の中でも、日本人の働く環境がますます少なくなっているのです。僕たちの子ども達が社会に出る時には、果たして日本で活躍できる場所があるのでしょうか。

>僕は、子ども達のためにも、海外に住まいを構築するべきだと思うのです。

これを読んで、私が思ったこと、

・なぜこの人は、「日本人の子供たち」が、今後「日本」で働くのに、「外国人に太刀打ち」できないと、考えるのだろう?

・外国人が日本の労働市場に入ってきているのは事実だが、「日本国籍・日本語ネイティブ」という条件は、彼らとの競争上、圧倒的に有利ではないの?

・もし、それでも外国人に圧迫されて、活躍の場がなくなるのなら、そもそも、職業人としてのスキル、適性が乏しいんじゃないの?

・その程度の人材が、外国に出たところで、一体どんな仕事ができると思うの?

大変厳しい言い方になって恐縮ですが・・・日本という「ホームグラウンド」で、ハンディを二重、三重にも負ってる外国人に「コロリ」とやられちゃう・・日本人の能力がその程度なら、それを真っ先に何とかすべきじゃないの?海外に出ることを考える前に・・・

少なくとも、オーストラリアに移住して、就職して、「豪州生まれ、英語ネイティブ」の連中に対してハンディを感じつつも、努力して、互角に戦ってきた私からみると、「何、甘ったれたこと言ってんだよ!」と思う・・・。

また、こんなブログ記事もありました。

>日本企業は生き残りのために日本人をリストラする。多国籍企業、グローバル企業は、「高賃金の人間はいらない」というのは、日本の中でも冷徹な企業論理として動いている。

そのため、日本人の失業率もさらに上がっていく。そして、再雇用されたときには日本人の給料は以前よりも下がっている。

もっと、はっきり言おう。これからの時代は、あなたがどんなに一生懸命に働いても、給料がどんどん下がっていく。あるいは、どんなに働いてもリストラの対象になる。

私が思ったこと、

・日本人労働者全員が、安い労賃の外国人で代替できるような「単純ワーカー」であるなら、この人の言ってることは、まあ合ってるでしょう。

・ただ、日本企業が外国で安い労働力使うにしろ、日本に残って、彼らをマネージする人間や、会社上層部や日本の顧客との橋渡しする人間は絶対に必要だし、普通考えて、その人たちの多くは、日本人(日本語ネイティブ)であるはず。

・また、外国の多国籍企業が同じことしても、日本で事業所を置き、ビジネスする限り、同様の人材を、日本に確保しておく必要はあるはず。

・自分が、そういう人材になれれば、外国人ワーカーで簡単に代替できないから、そう簡単にリストラもされなければ、給料下がらない再雇用も十分可能ではないの

私自身は、世界のどこで働こうとも、「グローバル労働市場に適合」した、「プロフェッショナル人材」として、市場価値を向上させることに、ここ10数年、心血を注いできました。

その甲斐あって、日本(東京)で働きながら、40歳過ぎても、自分の給料を上げて転職・・・それを、ずっと繰り返してきています。

25歳で社会人になって、今は43歳ですが、この18年間で7回転職して、年俸ベースで、初任給の4.1倍まで、サラリーを上げてきました。

直近(今月)の転職でも、額面ベースで、14.5%の年俸アップを勝ち取っています。

私は日本人ですが、「再雇用されたときには、日本人の給料は以前よりも下がっている」なんて言葉、自分の辞書にはないです。

もっとも、日本人労働者の大部分が、いま、そういう辛い境遇にあることは、認めます。グローバル経済というものは、労働市場に、次の変化をもたらします。

「給料水準の安い新興国に、大量の雇用を生む」
「給料水準の高い先進国に、少量の良質な雇用を生む」(→大量の雇用が、新興国にシフトする)

日本だけではありません、アメリカでもオーストラリア
でも、欧州各国でも、付加価値の低い、単純労働しかできない人たちの職は、新興国にどんどん奪われて、生活も苦しくなる一方です。

先進国に残って、給料を年々上げて、安定した経済生活をしたいのであれば、「グローバル労働市場におけるヒエラルキー(階層)」を上げていくか、あるいは会社組織と離れて、ビジネスで成功する以外にありません。

日本国内だけで、日本語だけで生きてきた人には、辛い道だと思いますが、いまの時代、高所得の先進国に生まれたからには、それを運命として受け入れたうえで、

自分は、グローバル化した経済社会で、何ができるか?

グローバル人材として、市場・企業に必要とされる人材になれるのか?

労働力として、自分の何を「売り物」にしていくのか?

その「売り物」は、日本人だけでなく、外国人にも分かりやすいものであるのか?

それを日々、自問自答して、地道に、真摯に、ステップアップしていくしかないのではありませんか?

そういう戦略思考なしに、ただ海外に出ても、仕方ないのではありませんか?

日本が低迷している、活気がない、後ろ向きだ・・・それを言うのは簡単ですが、言ったところで、世の中、何も変わりません。日本を変えるより、まず自分を変える方が簡単だとは思いません?

自分の境遇を変えるための起爆剤として、「海外移住・留学」を上手に位置づけられるのであれば、それで良し(特に英語習得などは、日本から離れた方が効率良いですし・・・)。

その最終目的が、「自分の職務・ビジネススキル向上」と、その結果としての「経済生活の安定」なのであれば、「グローバル経済における自身の人材価値向上」という基本から、離れてはいけないと思います。

特に、私のブログ読んで、共鳴するような人は、きっと、将来の日本経済を復活に導き、世界に貢献する人たちだと思います。

私は、そういう人たちと共に、日々、精進していきたいと思うのです。

【世界一の巨大都市~東京・首都圏】
人口、経済規模とも、世界ナンバーワン! しかも2025年時点でも世界一!
東京の地に「金脈」はいくらでもある。自分自身が、変化の先にいさえすれば・・・

Tennozu…
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Urayasu…
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Kashiwa…
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Odaiba…
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福島~桃と除染の物語

こんにちは、Manachanです。

昨年に引き続き、今年の夏も、福島産の桃、食いまくってます♪

関東でよく出回っている、山梨あたりの甘~い黄桃も美味しいですが、それとは違って、

福島の桃は白くて、大玉で、実の堅く締まった桃が多い。甘みは控えめ。万人受けするというよりは、むしろ「知る人ぞ知る、贅沢でゴージャスな大人の味」って感じがしますね・・・何となく。

東京の街でいえば・・・山梨の黄桃が「新宿」だとすれば、福島の白桃は、やっぱ「銀座」ですかね。実際、銀座みたいな、しっとりした大人の街で、「福島産・桃フルーツバー」みたいなもの、受けると思いますよ。

福島の桃、その食味は、

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大人の街・「銀座」のイメージが似合う

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最近、一日に1~2個は食ってますね。デザートとして、あるいは、小腹が減った時に、ついつい、スナック菓子食べちゃうよりも、桃を冷蔵庫にキープしておいて、速攻で切って、食べる方が、さっぱりするし、腹にもたれないし、健康にも良さそう♪

でも、いくら桃でも、やっぱり寝る前に食うのは、控えた方がいいかな・・・


私、福島の桃は、2軒の農家さんから、直接、仕入れています。

菅野フルーツファーム (福島市飯坂)

山川果樹園  (福島市茂庭)

いずれも、福島市の中心市街地から、北西方向に10-20km離れた、山の中腹にある農家さんです。

昨年3月の東日本震災の影響は、比較的軽微。原発事故による放射性物質の影響も、市の中心部に比べれば格段に低く、その意味では、相対的にラッキーだったといえます。

しかし、放射能パニックだった昨年の東日本で、「福島県」、「福島市」の名前がついた農産物が、フツーに消費市場に出回るわけがなく・・・あるいは変なルートで流通して、原価をはるかに下回る価格で売られたりと、散々な状況。

もちろん、東電からの賠償金は出ますが、過去の営農実績に基づいて交付されるため、2011年に新規就農したばかりの、菅野さんには出るはずもなく、

ものすごく困っている、何とか助けたい・・という一心で、昨年は、首都圏のNPO団体を通じて、共同購入をしたのですが、

それが、ものすごく美味しかったので・・・今年も食いたい、被災地応援を抜きにしても、単純に美味いから、買う・・・今後も、毎年、ずっとそれを続けるでしょう。

ところで、福島の農家の方々が、美味しくて安全な桃を送り届ける過程では、並々ならぬ苦労がありました。

その一つが、出荷農産物に含まれる残留放射性物質を減らすための「除染」。

桃をどう除染するかというと、やることは単純。

まだ実をつけてない果樹に、水で高圧洗浄をかけて、昨年の3月、降雪や降雨とともに、果樹に降り積もった放射性物質を、地面に叩き落とす・・・ただそれだけ。

桃の場合、地表に落ちた放射性物質を、地中の根が吸い上げで、果実に溜まる可能性は少ない・・・という理論に基づいています。

単純作業ですが、果樹園は広大で果樹数も半端ないので、かなり、骨の折れる作業です。除染作業に対する補助金は出ますが、連日氷点下になる寒い朝も、毎日、やらなければなりません。

私も今年3月初め、氷点下5度の福島市で、菅野さんが除染作業やっている現場を見せていただきました。

当時の彼は、近くの工場で夜勤やって、朝、家でお風呂入ってから、一睡もせずに農場に出て、除染やるんです。平日、土日もなく、毎日毎日・・・年齢が若くて元気とはいえ、ここまでよくやるなあ。

ここまで頑張って、除染した成果は、数字に表れています。

昨年の桃 17ベクレル/㎥
今年の桃 3.88ベクレル/㎥ (77%減)

※出荷基準値は100ベクレル/㎥以下

放射線測定機器、精度の向上が目覚ましいとはいえ、現時点では多くの機器で検出限界が10ベクレル/㎥ですから、農協やスーパーに出しても、ほとんど「検出せず」になるはず。

現場の農家がここまで努力して、線量下げてくれたんだから、これは、食べるっきゃないと思いました。ちゃんとした対価を払って、食べて応援したい。心から・・・。

そのことで、農家には喜ばれるし、また、こちらもわずかな出費で、美味しい桃を食べられるし、幸せな気持ちになれるから、まさに一石二鳥ですね。


昨年の震災ショックから、被災地が完全に立ち直るには、まだ時間がかかりそうですが、日本の世の中全体としてみれば、落ち着きを取り戻しつつあるなかで、

震災・原発のダブルで被害を受けた、福島に対しても・・・「放射能怖い怖い」、「逃げろ!」、「避けろ!」みたいなこと言う人たちが、次第に力を失う一方で、

消費者として、人間として、震災後の福島と新しい関係を結ぼうという人々が、日本中で、増えつつあると感じます。

その延長線上に、福島、そして宮城・岩手を含めた東北の復興があり、新しい日本の姿が浮かび上がってくるのだと思います。

最後に、福島の桃、食べてみたい方、

菅野フルーツファームの桃は、すでに完売しております。

現時点(8月末)では、山川果樹園の桃なら、注文できます ⇒ 注文フォーム

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良い年収1000万vs悪い年収1000万

Manachanです、こんばんは。

明日は、早起きして、いよいよフィリピンへ出発です♪
そろそろ、お休みの時間ですが、寝る前に、一本、ブログ書きますね。

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私が、普段購読している、有名なネットビジネス系メルマガ(たぶん、皆さんも読んでたりして・・・)で、こんな一節がありました。

おなじみのネットビジネス系(煽り系?)宣伝文句ですが、なかなか面白いので、引用します。

>20代男性の憧れの職業はスポーツ選手、20代男性の憧れの職業は会社社長、30代男性の憧れの職業は会社部長、40代・・・ というように、年齢を重ねるにつれて現実を直視している様が如実に現れます。 でもですよ?

>大企業の部長クラスの平均年収がいくらくらいか、あなたは知っていますか? 平均で1000万円、良くて2000万円くらいが恐らく関の山でしょう。

>顧客や上司の不満に耐え、朝の満員電車通勤に耐え、長時間労働に耐え、そして40代、50代になってやっとそのステージにたどり着けるわけです。 正直そんな人生は魅力が無いと思いませんか? その一方で世の中には自分の好きな事を仕事にし、そして自分の好きな時にほんの少しだけ仕事をし、 年収1億円を余裕で越えている20代、30代が存在します。

いわゆる大企業の部長さん、年収1000万ちょっとが、世間の相場でしょう。

「○○部長、どのくらい貰ってるのかな?」、「一本立ったみたいよ」・・・年収1000万の大台に達することは、世の大卒サラリーマンにとって、とりあえずの目標、到達点みたいな位置づけでしょうか。

この1000万円を、外国の通貨に換算すると、それなりに「すげーな!」と思います。

1米ドル=79.42円
1000万円 ⇒ 125,900米ドル

1ユーロ=97.96円
1000万円 ⇒ 102,100ユーロ

ドルでも、ユーロでも、6ケタの年俸。俗に言う、「シックス・フィギュア」(Six Figures)ですね。6ケタは、かの国でも、高給取りの代名詞といえます。

ま、国際的にみて、「よい給料」といえる1000万円の年俸をもらって、いまの日本で、どこまでリッチな暮らしができるかというと・・・ま、暮らし方によるでしょうね。

1000万の年俸があっても・・・・見栄張って、東京ベイエリアの高層タワーマンションを7000万くらいで買って、アウディあたりの外車に品川ナンバーつけて、子供を私立の学校に行かせるとなると、1000万円では、不足感があるでしょうね。

一方で、私みたいに、車なし、子供は近所の区立学校に行かせ、東陽町のUR住宅を賃貸・・・みたいな、つつましい生活をしていれば、1000万円の「使いで」は、かなりありますし、現金が残ります。

それに、不動産投資やるようになると、「1000万年俸のサラリーマン」という属性が、むちゃくちゃ有利に活かせますもんね。不動産投資の実績がゼロでも、ス○ガの年利4.5%じゃなくて、いきなりオ○ックスの最恵待遇で年利2.0%でフルローンとか・・・これも、高属性のなせる業。

要は、同じ1000万でも、使いよう、活かしようによっては、いくらでも大きくもなるし、小さくもなる・・・ということですね。

あと、サラリー稼得能力の視点でいうと、1000万レベルの年収を、いつでも、どこでも、どの会社でも、どの国でも稼げるのか?・・・この問いに対する答えがYESなら、「クオリティある、年俸1000万円」といえるしでしょうね。

逆に、今の会社を放りだされたら、関連会社への出向を命じられたら、とたんに年俸1000万円を大きく割り込むようであれば、これは「質の悪い1000万円」と言わざるを得ないでしょう。

前者なら・・・「良質な1000万円」を貰っている人は、転職能力あるから、勤務先がつぶれても次に行き場があるし、会社変わっても給料減らないし、サラリーマンとしての市場価値を、常に試されるなかで、成功し続けている・・・こういう人なら、1000万円以上の年収が、今後長期にわたって、獲得し続けられると期待できますね。

こういう人がもし、お金の賢い使い方をよく知ってて、普段、無駄の少ない暮らしをして、高属性を活かして賢い不動産投資をしたり、海外にバランスよく分散投資したり・・・みたいなら、鬼に金棒ですね。

「良質な1000万年収」を稼ぎ、「1000万円を上手に使う」・・・この両輪がかみあえば、ハッキリ言って、瞬間最大風速で年収1億円に達したネットビジネス成功者よりも上だと思います。

だって、1000万円以上を、今後ずっと、稼ぎ続けられるわけだし、レバレッジ効かせて、何億円の投資ができるわけだから・・・

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フィリピンツアー大詰め!

Manachanです。こんばんは。

アジア太平洋大家の会満室経営新聞のコラボ企画、フィリピン不動産視察ツアーも、いよいよ、出発が2日半後に迫ってきました。

活動の趣旨・内容が全く違う2団体がコラボする、しかも、舞台はフィリピン・・・というところに、時代を感じますね。数年前には、考えられなかったことです。

今週土曜日の朝には、もう、成田空港からマニラ行きに乗ってると思うと、ワクワクしますね。それにしても、韓国から帰ってきたばかりなのに、我ながら良くやるなーと。

今日は、ツアー舞台裏の話をいくつか・・・

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フィリピンは、発展途上の新興国・・・ということで、常に、いろんなドラマが起こります。出発直前まで、変更が続き、ヒヤヒヤの連続でした。

【マニラ洪水から、セブツアーが生まれた】

8月5~7日に、マニラ地方を直撃した台風がもたらした大雨は、ここ数年で最悪の洪水被害をもたらし、マニラ首都圏のかなりの部分が、浸水の被害に遭いました。

一番、被害がひどかったのが、ケソンシティ(Quezon City)方面。友人も何人か住んでいますが、家が水没して出社できないとか、2階まで水につかったとか・・・そりゃもう、尋常でない被害らしいです。

私はもともと、マニラ首都圏を拠点に、そこから不動産視察をしたり、ビーチツアー、ゴルフツアーに行く予定を組んでいたのですが、

マニラのホテルからビーチツアーに行く道が、水没してるかもしれない!

という状況に直面したわけです。

しかし、必要は発明の母とは、よく言ったもので、

マニラ近くのビーチに行けなければ、飛行機でセブまで飛んでしまえばいい!

セブはマニラから遠く離れ、洪水被害はなく、天候も安定しています。

しかも、セブのビーチは、マニラ近郊よりずっと美しい

フィリピン第二の都市で、大発展中なので、不動産にも見るべきものがある。

ということで、セブで英会話学校FEAを経営する、友人の佐藤大悟さんと組んで、一気に、セブでの1泊2日「不動産&ビーチツアー」を企画してしまいました。

ツアー参加者に呼び掛けたところ、約半数が、セブ行きを希望しました。私も、セブで不動産見るのが、とても楽しみです。

【不動産大手SMDC社から、嬉しい申し出が続々と・・・】

出発直前ではありますが、ここ数日は、フィリピン不動産最大手のSMDC社から、嬉しいオファーが続々と来ています。

まずは、

Resorts World Manila Hotelでの歓迎ディナーにご招待

日本の投資家が不動産視察に来るというので、是非、ホテルにて宴席を設けさせていただきたいという話になり、

スケジュールの調整がつけば、SMDC社のなかでも、かなりトップランクに近い方々と交流できるかも・・・という話になりました。

さらに、

景勝地タガイタイでの日帰りゴルフ&ツアーにご招待

タガイタイ(Tagaytay)は、マニラから車で1~2時間の近場にある、山岳リゾート地。日本でいう、箱根伊豆みたいなものですね。

火山と湖の景観、夏でも涼しい気候が、暑熱の都市マニラに住む人々に大人気で、不動産物件も多数、開発されています。

そのタガイタイで、不動産見て、ゴルフのコース回って・・・というツアーを、SMBC社が提案してくれたのです。そのことにより、

・セブに行って、ビーチを満喫 (不動産も見るよ!)
・タガイタイに行って、ゴルフを満喫 (不動産も見るよ!)

というオプショナルツアーが仕上がったことになります。有難いことです。さらに、

【不動産投資で成功している、フィリピン人の友人が、懇親会に飛び入りする!】

私の友人で、中国系フィリピン人のKenは、以前から、私のブログの大ファンで、かつ、マニラで5戸ほど所有し、転売で利益を上げている男です。

彼が、私たちが企画したマニラでの懇親会に飛び入りしたい。そして、日本の投資家さんと交流したいと、申し出てきました。

もちろん大歓迎。彼の経験談から、私たちがいろいろ学べることも多いと思うから、有難いです。

そんな感じで、直前までバタバタしてましたが、結果的には、良いツアーに仕上がりそうな感じで、いまからワクワクしています。

すでに種発直前で、ホテルも満室に近い状態ですが、どうしても参加したい、という方は、すぐにご相談ください(8/16のみ)

ツアー申込フォーム
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=136707

ツアーの説明
http://asia-pacific.tv/index.php?%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A%EF%BC%86%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E6%83%85%E5%A0%B1%2F2012-08-18

今日の日記、面白かった、ためになったと、思ったかたは、「ぽち」してね。


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フィリピンツアー大詰め!

Manachanです。こんばんは。

アジア太平洋大家の会満室経営新聞のコラボ企画、フィリピン不動産視察ツアーも、いよいよ、出発が2日半後に迫ってきました。

活動の趣旨・内容が全く違う2団体がコラボする、しかも、舞台はフィリピン・・・というところに、時代を感じますね。数年前には、考えられなかったことです。

今週土曜日の朝には、もう、成田空港からマニラ行きに乗ってると思うと、ワクワクしますね。それにしても、韓国から帰ってきたばかりなのに、我ながら良くやるなーと。

今日は、ツアー舞台裏の話をいくつか・・・

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【マニラ洪水から、セブツアーが生まれた】

8月5~7日に、マニラ地方を直撃した台風がもたらした大雨は、ここ数年で最悪の洪水被害をもたらし、マニラ首都圏のかなりの部分が、浸水の被害に遭いました。

一番、被害がひどかったのが、ケソンシティ(Quezon City)方面。友人も何人か住んでいますが、家が水没して出社できないとか、2階まで水につかったとか・・・そりゃもう、尋常でない被害らしいです。

私はもともと、マニラ首都圏を拠点に、そこから不動産視察をしたり、ビーチツアー、ゴルフツアーに行く予定を組んでいたのですが、

マニラのホテルからビーチツアーに行く道が、水没してるかもしれない!

という状況に直面したわけです。

しかし、必要は発明の母とは、よく言ったもので、

マニラ近くのビーチに行けなければ、飛行機でセブまで飛んでしまえばいい!

セブはマニラから遠く離れ、洪水被害はなく、天候も安定しています。

しかも、セブのビーチは、マニラ近郊よりずっと美しい

フィリピン第二の都市で、大発展中なので、不動産にも見るべきものがある。

ということで、セブで英会話学校FEAを経営する、友人の佐藤大悟さんと組んで、一気に、セブでの1泊2日「不動産&ビーチツアー」を企画してしまいました。

ツアー参加者に呼び掛けたところ、約半数が、セブ行きを希望しました。私も、セブで不動産見るのが、とても楽しみです。

【不動産大手SMDC社から、嬉しい申し出が続々と・・・】

出発直前ではありますが、ここ数日は、フィリピン不動産最大手のSMDC社から、嬉しいオファーが続々と来ています。

まずは、

Resorts World Manila Hotelでの歓迎ディナーにご招待

日本の投資家が不動産視察に来るというので、是非、ホテルにて宴席を設けさせていただきたいという話になり、

スケジュールの調整がつけば、SMDC社のなかでも、かなりトップランクに近い方々と交流できるかも・・・という話になりました。

さらに、

景勝地タガイタイでの日帰りゴルフ&ツアーにご招待

タガイタイ(Tagaytay)は、マニラから車で1~2時間の近場にある、山岳リゾート地。日本でいう、箱根伊豆みたいなものですね。

火山と湖の景観、夏でも涼しい気候が、暑熱の都市マニラに住む人々に大人気で、不動産物件も多数、開発されています。

そのタガイタイで、不動産見て、ゴルフのコース回って・・・というツアーを、SMBC社が提案してくれたのです。そのことにより、

・セブに行って、ビーチを満喫 (不動産も見るよ!)
・タガイタイに行って、ゴルフを満喫 (不動産も見るよ!)

というオプショナルツアーが仕上がったことになります。有難いことです。さらに、

【不動産投資で成功している、フィリピン人の友人が、懇親会に飛び入りする!】

私の友人で、中国系フィリピン人のKenは、以前から、私のブログの大ファンで、かつ、マニラで5戸ほど所有し、転売で利益を上げている男です。

彼が、私たちが企画したマニラでの懇親会に飛び入りしたい。そして、日本の投資家さんと交流したいと、申し出てきました。

もちろん大歓迎。彼の経験談から、私たちがいろいろ学べることも多いと思うから、有難いです。

そんな感じで、直前までバタバタしてましたが、結果的には、良いツアーに仕上がりそうな感じで、いまからワクワクしています。

すでに種発直前で、ホテルも満室に近い状態ですが、どうしても参加したい、という方は、すぐにご相談ください(8/16のみ)

ツアー申込フォーム
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=136707

ツアーの説明
http://asia-pacific.tv/index.php?%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A%EF%BC%86%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E6%83%85%E5%A0%B1%2F2012-08-18

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