こんにちはManachanです。先ほど中米のパナマに飛んできました。あの「パナマ文書」事件のお膝元になった国で、明日から不動産視察してきます。

パナマに来る前は、アメリカに3日間いて、ウォルマートやアウトレットでズボンを買い溜めしてきました。私は日本人としては太めの体型で、かつ腰回りに対して太腿が大きいため、日本の既製服では自分のサイズに合う長ズボンが見つけにくいですが、アメリカやカナダ、オーストラリアの店では既製服どころかバーゲン品でも自分にぴったりフィットするものが多いので当然買います。

逆に靴になると、欧米の店より日本の方が自分に合うものを見つけやすいです。私の足は甲高段広で、靴は4Eくらいで丁度良い。そういう足は欧米人より日本人(東アジア人)に多いみたいですね。

仕事柄、世界中を旅してますが、広い世界には本当に様々な体格、肌の色、髪の色、顔かたちの人間がいます。欧米各国、特に都市部はバラエティ豊かで、さながら「世界人類いろんな体型の博覧会」のようです。日本だと、基本的に皆、似たような顔かたちや体型をしているので、私などは時々体格で目立つようですが、アメリカに来ると全く目立ちません。

私の体型に関するコメント(「デブ」「太い」「ダイエットした方がいい」等)は、日本にいると結構な頻度で言われますが、日本や東アジアを離れると、まず言われなくなります。特にオーストラリアには5年も住んでて、当時の体格も今と変わらなかったのに、そのことを言われた回数はゼロでした。

確かにオーストラリアには老若男女問わず肥満体が多く、日本の方が標準体重の人の比率が多いと思いますし、それは素直に評価します。でも精神的な面でいうと、私にとってはオーストラリアやアメリカに居た方がずっと気が楽です。なぜなら、体格のことで不愉快なことを言われないから…

ひとつ象徴的な話をしますね。私の妻はオーストラリアで育ち、今は日本で子育てしています。子供たちは日本で育ち、日本人の通例に倣ってお友達を「デブ」とか「ガリガリ君」とか、その外見的特徴を口に出して揶揄しますが、妻はそれは良くないことだとたしなめます。

「人は皆、違うんだよ」

「誰もが、いろんな体型、肌の色髪の色をしている。それは大事な個性なんだから受け入れてあげなさい」

私も、妻のいうことはフェアだと思います。

外見だけで判断して、「あなたは○○だ」とコメントする。それが内容と文脈によっては不適切になりうる…そのことに余りにも無頓着な日本人が多いと感じます。

子供だけじゃなく、良い歳した大人でも、私のフェイスブック写真とかみて、「太い」とか「不摂生」とかいう。悪気がないの分かってるけど、私に言わせれば不愉快です。

あんた俺のお袋や嫁でもないし、うちの会社から給料もらってる社員でもない。保険金の受取人でもない直接の利害関係ない人なんでしょ?だったら俺の体型を別に心配する必要ないと思いますけど…

もし善意で言ってるなら、もっと気味悪いです。健康は大事だけど、世の中、誰もが健康至上主義者じゃないんです。私はたぶん、あなたと違う優先順位で人生を暮らしています。

アドバイスしたいんなら、少なくとも、私がその気になったのを確認してからやるのが筋だと思いますよ。私は大人ですから、減量する気になれば当然その意思表示はします。

最後にひとつ補足。私はGW明けに自宅でミニトランポリンを買い、日本に居る時は家族揃って一日10〜20分のエクササイズをしています。あと、妻に頼んで、野菜の多いメニューにしてもらってます。海外出張や外食が多いので維持が難しいですが、私なりにいろいろ考えて、徐々に取り組んでいます。

Facebook にシェア