韓国修学旅行と投資家の目

こんばんは、Manachanです。

今朝、こんなニュースがありました。

韓国への修学旅行中止・変更検討広がる 反日姿勢、沈没事故…保護者に不安

修学旅行と韓国といえば、なかなか、思い出深いものがあります。

私が大学院生だった頃、近所で知り合いの女子高生から、「今度、韓国に修学旅行へ行くことになったので、韓国について、いろいろ教えて欲しい」と頼まれたことがあります。

私は、個人旅行で何度も韓国行ってましたので、「安食堂でメシの注文の仕方」とか、「ソウル地下鉄の乗り方」とか、「辛いもの食ったあと、300ウォンで自販機のコーヒーを買って飲むと旨い」とか…おおよそ、修学旅行生に関係ない無駄話をしました。

あと、「ハングル文字は簡単だから、3日、頑張れば読めるようになる。読めれば韓国滞在が10倍楽しくなる」と、彼女にお伝えしましたが、ちゃんと学んでくれたかな?

逆に、韓国の高校生が日本に修学旅行来ることもありますよね。私、独立したての頃、大阪出張して、Jalanで見つけた「一泊朝食付き3500円」の激安ビジネスホテルに泊まったのですが、

ホテルのロビーには制服着たコリアン女子高生、数百名の大集団がいて、すげーインパクトでした。ツアーバス仕立てて、大阪城にでも行く途中だったのでしょうか?修学旅行でUSJとか行けたら楽しいなっ♪。

話をもとに戻しますが、昨今、セウォル号の沈没や地下鉄事故など、韓国に関するネガティブなニュースが多く、「何となく、子供を韓国行かせたくない」親の気持ちもよく分かります。

ですが、投資家の視点からいうと、

ネガティブなニュースは蜜の味!

投資家っていうのは、価格と価値の歪みに注目する人種。世間様と逆のことをやって儲けるのが行動原理なんですね。

ネガティブなニュースで、人気が下がる。当然、価格も下がる。でも、本当の価値はそこまで落ちてない…そんなものを好んで買うわけですね。

例えば、3年前に起こったタイの大洪水で、バンコクの大部分が水に浸かると、すわ、コンドミニアム安く買えるチャンス到来か、と思って、バンコク行きの飛行機に乗り込むのが投資家の性(さが)。

かく言う私も、2011年後半、自分の地元(柏市)が放射能騒ぎでイメージダウンした時、マスコミに対して憤りつつも、ちゃっかり、柏周辺で放射脳ファミリーから戸建を安く買い叩いて、収益アパート建ててやろうとしましたもんね。不謹慎で済みませんなあ…

ですので、投資家なら、「韓国のイメージが下がった今こそ、修学旅行のチャンスだ!」と考えるわけです。韓国行きの観光ツアーやホテルの料金も安くなるし、観光名所も空いててラッキーじゃん!と考える。

でも、そう考える奴は、日本全体から見れば少数派ですから、不安に駆られた親たちの声を、学校側も聞かざるを得ないですよね。

そんな時、学校側が、親たちを説得して、韓国修学旅行を決行できるか?あるいは、彼らの圧力に負けて断念するのか…それはひとえに、

何のために韓国へ修学旅行に行くのか?その理由を、学校側がしっかり考え抜いているか?

日本の高校生を、韓国に修学旅行に行かせる。そこには必ず、学びのテーマがあるはずです。

ハッキリ言って、学びの宝庫でしょう。歴史的に密接な関係を重ねた隣国同士で、未だに難しい問題を抱えているのであれば、なおさら…

特に昨今のように、日韓両国のマスメディアが、お互いに、不毛な非難合戦を繰り返しているタイミングなら、なおさら、日本の高校生に、生身の韓国人、実際の韓国社会を垣間見せる教育効果は大きいはず。

そうした諸々を、学校側が、一本筋通して、しっかり考えているのなら、親にきちんと趣旨説明して、韓国修学旅行を予定通り、遂行するはずだと思います。

もし、親の圧力に屈して、韓国行きを断念するのであれば、所詮、学校側の取り組みも、マジ本気じゃなかったってことだと思います。

この文章、面白かった、共感できた、勉強になった・・と思った方は、応援のぽちを、よろしくね

Facebook にシェア

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*