こんばんは、Manachanです。
私たち家族は、世界中、いろんな国に行きます。うちの子供たちは、それぞれの国の公園や遊具で、のびのびと遊びます。
いろいろ回ったなかでも、オーストラリアは、子供にフレンドリーな国だと感じます。ここケアンズにも、素晴らしいものがあります。それが、
Figtree Playground (イチジク樹の遊び場)
という、ケアンズの波止場にある、子供向けの大型木製遊具・・・
これだけ見ると、日本の児童公園にもある遊具みたいですが・・・
イチジクの巨木と、遊具が、完全に一体化しているんです!!
これは凄い!子供だけでなく、大人が遊んでも、むちゃくちゃ楽しいんです。
当地ケアンズは熱帯雨林気候なので、イチジクの樹は、信じがたいほど幹が太く、高く、大きい。樹上に大人が50人乗っても、ビクともしないでしょう。「チップとデール」になった気分♪
そして、木登りがものすごく簡単。足をかける場所も、手で握れるほどの細い幹も、たくさんあるからです。
まず木登りして、上まで登って、そこから遊具に乗り移る・・・みたいなことも、その逆パターンも簡単にできるのです。万一、高いところから落ちても、地上は柔らかいクッションになっているので安心。
うちの子供たちも、そして私も、ここに来たら、2時間くらいは、片時も休まず、夢中で遊んでしまいます。
私思うに・・・
天然の樹木と一体化した遊具こそ最高!!
遊んでて楽しいし、いろんな遊び方を自分で開発できるし、何より、「樹木」そのものを、手足で、五感で感じられるのがいい。
また、こういう遊具自体が、完成されたアートであり、素晴らしいエンジニアリングだと思うんですね。樹木という自然物と、遊具という人工物を、シームレスに組み合わせて、子供が遊んでも安全なように、いろんな遊びのパターンを考え抜いて設計する・・・
樹木は自然物なので、シロアリや小動物にも食べられたり、枯れたりするわけですが、そういう経年劣化を防ぐ工夫も必要だし、遊具とあわせて、長年、安全に使えるようにしなくてはならない。まさに、人間の知恵の結晶!
日本ではどうでしょう?
最近は少子化だし、子供は大事という価値観も広まってきたこともあり、都市公園にも、楽しく遊べる木製遊具が増えてきましたね。良い傾向だと思います。
柏エリアの場合は、柏の葉公園の「冒険のトリデ」が有名かな。あと清水公園、手賀の丘公園、アンデルセン公園のアスレチックも、木製遊具の宝庫ですね。
ただ、樹木と一体化した遊具というのは、それほど多くないかもしれません。
柏市立「風早幼稚園」の園庭にある、スウェーデン製の木製遊具「トレッティー」は、その一例かと思います。
トレッティーで遊ぶ子供たち
実は、桜の樹と、一体化しているんです!
オーストラリアの、イチジクの巨木とはずいぶん趣が違いますが、これも日本的な、樹木一体型遊具のかたちなのだと思います。桜の季節は、とてもきれいだろうな。
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