ヤンゴンの街角にて

おはようございます。Manachanです。

いまミャンマーの首都ヤンゴンのホテルにいます。朝は早起きして、街を散歩してきました。ヤンゴンは午前8時を過ぎると猛烈に暑く、今は冷房のきいたホテルで涼んでます。

昨晩、カンボジアのプノンペンから、ここヤンゴンまで飛んできました。同じ東南アジア内の移動。飛行時間は1時間半。東京~福岡間よりちょっと長い程度の距離ですが、プノンペンからみて、ヤンゴンは全くの別世界でした。

1)交通機関が劇的に違う

プノンペンの路上は、バイクと、「トゥクトゥク」(バイクの後ろに幌つきの「客車」を乗せたタクシー)の支配する世界。クルマも増えているとはいえ、まだまだ少数派(でもディーラーの数は物凄いので、数年後にはクルマだらけになると思いますが・・・)。

ところがヤンゴンでは、バイクもトゥクトゥクも全く見かけない(禁止されているそうです)。クルマとバスしかない世界です。特に夜はクルマしか走ってないし、その99%は日本車なので、一瞬、日本の道路を走っているような感覚になります。

余談ですが、ヤンゴンの公共交通は、日本のバス・鉄道会社の中古を、塗り替えもせずにそのまま使っているそうで、「運転手募集広告つきの神奈川中央バス」や、「西中金行き、吉良吉田行きの名鉄電車」などが堂々と走っていると聞きます。

2)街灯の明るさが違う

プノンペンから来て、印象的だったのは、ヤンゴンの夜の暗さ。空港~市内間の幹線道路なのに、街灯はまばらで灯りは暗い。

プノンペン市街地では、夜は明るく、賑やかです。お店も多くて人通りが多い。暑期の日中、40℃近い過酷な暑さでは歩く気になれませんから、やや涼しくなる夕方~夜に、皆、バイクで街に繰り出すのがプノンペンのスタイル。

一方ヤンゴンでは、プノンペンとほぼ同じ気候条件なのに、夜が暗い・・ということは、電力不足が厳しいんでしょうね。

3)国民性が違う

カンボジア人と、ミャンマー人・・・まだ、わずかな人数しか接していませんが、人の性質はずいぶん違うような印象を受けました。

カンボジア人の印象を、一言でいえば、典型的な南国人というのか、いつもニコニコ、穏やかで、働かない、動作がトロい、商売もベトナム人や中国人みたいな機敏さはない・・・みたいな感じ。

一方、ミャンマー人は、カンボジア人のようにニコニコ、ヘラヘラしてない代わりに、やることなすこと、生真面目、くそ真面目・・・みたいな印象を受けました(スピードや効率は別として・・・)。

世界有数の「くそまじめ国民」である日本人からみても、ミャンマー人はまじめだと言われてますから、日本人との相性は良さそうですね。

4)米ドルの通用度が違う

カンボジアの旅では、米ドルさえ持っていけば、すべてが事足りました。米ドルを受け取らない店は皆無、ATMから米ドルが当たり前に出てくる世界でした。米ドルの小銭さえ持っていけば、自国通貨「リエル」に両替する必要なんてない。

一方、ミャンマーだと、街で流通するのは自国通貨「チャット」なので、手持ちの米ドルをチャットに換えました。ATMでも基本、チャット札しか出てこないようです。

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