日本の学校vs豪州の学校

おはようございます。Manachanです。

小学1年生になる娘ソフィアは、昨年7月から12月まで、オーストラリア・ケアンズの現地校で学び、今年1月から、東京・江東区立の小学校で学んでいます。

100%英語の環境から、いきなり、100%日本語の環境への適応・・・わが子ながら、よく頑張っていると思いますが、

最近ソフィアが、「(日本の)学校行きたくない」、「なぜ、学校行かなきゃならないの?」と言うようになり、親としては、頭を抱えています。

私は毎日、ソフィアの宿題をみています。半年にわたる豪州滞在ゆえ、漢字を書くのがやや苦手・・・という印象はあっても、授業についていけないとは、思わなかったのですが、

先日、授業参観があったので、様子を見に行ってきました。

小学校1年生の授業って、しばらく見ないうちに、ずいぶん様変わり(進化)しましたね。1年生からいきなり、英語の授業があるし・・・(英語ネイティブの先生が来て、ギター弾きながら、英単語カルタやって遊びました)。

日本人の先生が担当する、国語や算数の授業にしても、先生の言うことを一方的に聞くのではなく、かなりインタラクティブになってました。

担任教員が授業する時、補助教員の先生が、クラスを見回り、子供たちの勉強をきめ細かくサポートする体制もあり、日本の公教育としては、かなり恵まれた環境かと思います。

ソフィアの通う学校は、公立校ですが、新1年生の半分くらいは、「ベネッセの幼児教育」か「公文」のいずれかをやっているようで、

勉強に集中する時は、する。漢字練習をする時は、雑念を払って、作業に集中する・・・という動作が、すでにできている子が多いのですが、

ソフィアの場合、いろいろな空想が頭を駆け巡るようで、算数ドリルをやるべき時に、猫のことを考えていたり、先生の似顔絵のことを考えていたりと、とにかく落ち着かない。

音楽とか図工なら、本当に楽しいようで、授業に没頭できるのですが、漢字書き取りみたいな、単純反復動作が苦手らしい。

新学習指導要領のためか、毎日やるべき宿題の量も結構あり・・・(算数プリント2枚+漢字書き取り1字+教科書音読2~3回)、特に漢字練習をやる時は、パパ、ママの前でも、「こんなこと、やりたくない」と反発します。

「オーストラリアの学校では、宿題なんか、やらなくてよかったのに」、「教科書だって、学校に置きっぱなしでよかった」、「早くオーストラリアに戻りたい」と言う・・・

ソフィアの場合、地頭は悪くないし、日本語力も他の生徒に比べて劣っているとは思いませんが、ま、日本の集団的指導の環境では、どうしても、こういう子は損をしますよね。

ソフィアがオーストラリアの小学校にいた時は、クラスでも優秀な部類に入る生徒で、自信にあふれていましたが、日本の学校に来たら、「できない生徒」に分類されると、ソフィアは思っているようで、その辺もフラストレーション、自信喪失の原因になっているようです。

あと、「やっぱり日本だなあ・・・」と思うのが、クラス運営の方法。

先生が問題を出して、「これ分かる人、手を上げて!」と言う。難易度にもよりますが、大体、クラスの半数くらいが、手をあげて、指名されて、前に出て発表するわけです。

発表した後、先生が「皆さん、この答えでいいですか?」と、クラス全員に聞く。正しければ、「いいですよ~」と言う。その時、発表した生徒は、誇らしい顔をする。

間違っていたら、生徒全員が、「だめですよ~」と言う。その時、発表した生徒は、恥ずかしそうな、ばつの悪そうな顔をする・・・

何というか、「正解がいいことだ」、「不正解はよくないことだ」・・・という観念を、小さい頃から刷り込まれるような気がするなあ。

オーストラリアなど、英米圏の場合は・・・学年にもよりますが、正解や不正解を、あまり重要視せず、世の中にいろいろある考えの一つとして、尊重することが多いように思います。

そして、自発的に手をあげて発表した、その行動自体を誉められる。”Thanks for your contribution”みたいな、誉め言葉を先生からいただくわけですね。

その辺、どっちが良くて、どっちが悪いと言うのは、難しいですが・・・ソフィアはまだ7歳の小さな身体で、日豪の文化ギャップを、痛感しているはずです。

グローバル時代の、子供の教育、なかなか悩ましい問題です。

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コメント

  1. 不動産投資で海外移住by三歩目 より:

    1. 自分で考えるって言ったってその程度
    予め答えのある問題を出して、誘導なんだもん。
    融資の本書いた人に、
    「全く同じように書いたのに融資通りませんでした」
    というクレームがくるそうです。
    そういう人間を養成するシステムの範疇の、
    「自分で考える」だもの。
    大量生産時代のモデルだから、文句いうだけ野暮だけど。
    http://ameblo.jp/3rd-step/

  2. 金谷隆儀 より:

    2. 大量生産
    こんにちわ、富山県の金谷隆儀です、金沢セミナーではお世話になりました。

    山崎さんの仰るように、日本の義務教育は戦後の高度成長期を支えた大量生産(欧米製品の廉価品)には適当な内容でしたね。

    田舎では、教師や親の言うことに逆らわずに、国立大学教育学部に進んで、公立学校の教師になるのが、サラリーマンの王道といえます。いまでもそうかもしれませんね??

    現状の義務教育では米国のような革新的な経営者は生まれにくいようですね??

    欧米製品の廉価コピーならば中国や韓国にかないませんし、知的創造では北欧のように柔軟に政策転換できないですし、

    人口1億2千万人の民主主義国家は、大海にうかぶ大船みたいな様相ですね??

    カジをオモカジ(右)にきっても、トリカジ(左)にきっても、大船はなかなか進路をかえららませんからね??

    いっそのこと、都道府県は江戸時代にみたいな藩制度にかえて、自治能力みにつけたほうがよいですね?

    でもこんなこというと、総務省出身の知事の方々は「地方切捨て反対」なんて仰るのでしょうね??
    http://ameblo.jp/dainantoshi/

  3. 大家クリスタルK より:

    3. 元小学校教師です

    小学校でやっていることは基本仰るとおりです。
    そして、今現在学校にいる教師もそういう教育を受けた人たちです。
    僕もそうでした。

    グローバル時代についていくために、教育内容も不易と流行を見極めて柔軟に変化させるべきだと思います。
    が、なかなか変わりませんね。
    子どもの未来が心配になります。
    http://ameblo.jp/tonarinotea/

  4. manachan より:

    4. Re:自分で考えるって言ったってその程度
    不動産投資で海外移住by三歩目さん

    >融資の本書いた人に、
    「全く同じように書いたのに融資通りませんでした」というクレームがくるそうです。

    私も、「デトロイトでManachanと同じ物件買ったのに、賃貸が付きませんでした」みたいなクレームもらいそう。

    正解至上主義の教育は厄介だ・・
    http://ameblo.jp/manachan2150/

  5. manachan より:

    5. Re:大量生産
    金谷隆儀さん

    >こんにちわ、富山県の金谷隆儀です、金沢セミナーではお世話になりました。

    ども、金沢でお会いできてよかったです。家族全員連れてきましたが、皆、金沢がたいそう気に入ったようで、嬉しいです。

    >田舎では、教師や親の言うことに逆らわずに、国立大学教育学部に進んで、公立学校の教師になるのが、サラリーマンの王道といえます。いまでもそうかもしれませんね??

    あと数年~10年くらいは、世間のそういう認識は変わらないかもしれませんね。しかし、会社に依存するのはもう無理だと、世間が悟る日は、必ず来ると思います。

    身を切るような大リストラがはじまる。
    http://toyokeizai.net/articles/-/12745

    http://ameblo.jp/manachan2150/

  6. manachan より:

    6. Re:元小学校教師です
    大家クリスタルKさん

    >グローバル時代についていくために、教育内容も不易と流行を見極めて柔軟に変化させるべきだと思います。が、なかなか変わりませんね。

    公教育のシステムなので、変わるには時間がかかりますね。

    大局的な視点に立って判断したいと思いつつも、親としては、どうしても目先のことに追われてしまうわけですが・・・
    http://ameblo.jp/manachan2150/

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