サラリーマン出口戦略-後編(最終回)

「サラリーマン出口戦略」シリーズも、いよいよ最終回、クライマックス。

「我慢しない」、「ストレス溜めない」、「納得できないことは、上司と本気でガチンコ対決」、「嫌なら辞めて転職」、「それでも給料下がらない」・・・という、「わがままサラリーマン」の恵まれた境遇を手にした私ではありますが、それでも、

いつまでもサラリーマンを続けるわけにもいかないかなあ・・・というのが正直なところです。

理由は二つあります。

1)サラリーマンとして、さらに上を目指すことに、魅力を覚えなくなった。

2)サラリー収入以外のお財布の方が、増えるのが早いし、増やす過程も楽しいことが分かった。

以下、詳しくみていきましょう。

【サラリーマンとして、さらに上を目指すか?】

私の「わがままサラリーマン」というステータスは、En-Japanの言葉を借りると、「上から二番目」の「ハイクラス職」に属します。

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いまの私は、ハイクラス職(技術的管理職)としては、比較的シニアな方に属するので、ここからさらに上を目指すなら、「エグゼクティブ級」しかありません。

でも、エグゼクティブになりたいか?というと、「うーん」と唸ってしまう。

実際、今の職場でも、以前の職場でも、日本でも中国でもオーストラリアでも、エグゼクティブの面々を、よく見てきましたが、「自分もああなりたい」とは、あまり思わないんだなあ。なんでだろ?

まずもって、あの人たち、会社での拘束時間がむちゃくちゃ長い。朝も昼も夜も、平日も休日も、オフィスでも自宅でも出張中でも、会社のために重責を背負って、骨身を捧げて働く。凄いぞ、えらいぞ!

でも、そこまで働いて、もらえるのはサラリー収入のみ。税金、がっぽり持っていかれる。会社によっては、ストックオプションあったりするけど、いまの日本で、一生遊び暮らせるほど、超リッチになれるエグゼクティブが多いとは思えない(GREEやDeNA、あるいはリーマンショック以前の投資銀行系ならともかく・・・)。

もちろん、リーダーシップを発揮して、大きな組織を動かすとか、沈みゆく会社を再生するとか、そういう喜びはあるんだと思いますが、「偉く」なればなるほど、会社の不条理を一身に背負う面も大いにある。

労働量と責任、報酬、自由な時間・・・トータルに考えて、あまり割に合わないんじゃないかなあ、という気がしています。

会社という、すでに確立された環境で、部下を使って大きな仕事をできる面はあるにせよ、

そこまでやるんなら、会社に雇われる身じゃなくて、自分のビジネスでやりたいよね・・・

それが、商魂たくましい柏の街で、自営業者、「手に職」系の人々に囲まれて育った私の、正直な実感です。

要は、「お気楽極楽」で「ノマド」な「わがままサラリーマン」ライフが謳歌できるのは、「ハイクラス職」まで。その上の「エグゼクティブ職」になると、ライフスタイルが犠牲になってしまう可能性が大きい。

「エグゼクティブ」やる位なら、今の「ハイクラス職」を続けながら、自由な時間を使って「不動産投資」や「ビジネス」やって、「複数のお財布」持った方がマシじゃん?・・・と思っています。

【サラリーは頭打ち、それ以外のお財布は、青天井!】

下記は、私の「収入」内訳を、「サラリー」、「不動産」、「ビジネス」の3つに分けて、2008年から12年までの推移を図に示したものです。

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青が、「サラリー」。これは4年間ずっと、頭打ちです。しかも、これは額面ベースの給与なので、手取りは、じわじわと下がっています。

過去4年間分の、給与明細を見ると、所得税と社会保険料が、少しずつ、微妙に上げられているのが、よく分かります。

これでも、世間一般からみれば恵まれている方です。「給与ダウンやリストラが当たり前」の昨今の日本で、少なくとも額面給与は「高値安定」しているわけですから・・・

でも、だからといって、「現状に満足」したくはありません。少なくとも、仕事のスキル・経験は上がっているし、責任も重くなっているのに、給料が上がらないのは、つまらない・・・それが人間のまともな感覚だと思う。

「サラリーマンの限界」を感じ始めた、2010年頃から、私は、「不動産投資」と「ビジネス」に、力を入れるようになりました。

図にみるように、こちらの方は確実に、実績を上げつつあります。不動産とビジネスが育つ過程で、「サラリー」収入に対する依存度も、ここ数年、確実に下がってきています。

【サラリーの、全収入に占める割合】
2009年  88.3%
2010年  85.3%
2011年  70.2%
2012年  58.7% (見込み)

まだまだ、現時点でサラリーマンを辞めることはできませんが(辞める気もないですが・・・)、「第二・第三のお財布」が、今の調子で確実に育っていけば、

約2~3年後には、「サラリーマン続けるか?」、「不動産・ビジネスに専念するか?」のいずれかを、選べる身分になれる気がしています。今の生活水準を落とさずに・・・

あと実感として、サラリー以外のお財布を増やす方が、ずっと楽しい。第一、「伸び方」が半端ないし、時間をお金に換える方法としては、サラリーマンとして会社で余分な時間使うより、ずっと有効だと思う。

あと、不動産やビジネスで知り合う個人事業主の方が、サラリーマンのエグ
ゼクティブよりも、付き合っていて楽しく、人間的にも尊敬できる人が多い
・・・というのも、正直な実感です。

要は、自分の目標としたい人は、独立独歩の個人事業主のなかに多い。本当にすぐれた人から、刺激を受けながら、いろんなコラボ企画を仕掛けたりするのは、とても楽しいし、学びも多い。


いま40代の私。まだまだ、職業人生の先は長い。これからの時代、50代、60代の男は余裕で現役、働き盛りでしょう。

リッチリタイアとか、南の島で悠々自適とか、あまり魅力を覚えない性分の私。働くことは、苦にならない。元気で働けるうちは、社会のなかでバリバリ働きたい、稼ぎたい。

でもって、働き方としては、「今後、サラリーマンだけやるのは、ありえない」と思っています。

新興国ならともかく、いま日本でサラリーマンやっても、給料は、普通増えないし、税金はどんどん高くなるし、手取りは減るし、部署の人数は減らされて労働負荷は高まるし、面白い材料が余りない。

そんな環境で、会社に生殺与奪の権を握られるのは、さらに面白くない。であるなら、

・「嫌なら、いつでも辞められる」という、サラリーマンの良さを活かした「わがままサラリーマン」の道を追求する。

・第二、第三のお財布を育て、サラリーに対する依存度を低め、人生の自由度をさらに増やしていく

というのが、いまの日本で楽しく仕事人生を送るため、私の編みだした方法論です。

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