震災後の日本を訪ねよう(多言語同時発表!)

4月27日に、中国語ブログで発表した、「震災後の日本を訪ねよう」(原題:不到日本非好?)というエッセイが、中国語圏の読者の間でとても好評なので、この際、日本語に「逆翻訳」して発表しますね。

中国語版原文はこちら⇒
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台湾・香港繁体字バージョン

英語版も発表しました!
Don’t miss out prime time to visit post-quake Japan.

「震災後の日本を訪ねよう」

ここ東京では、3月11日の大震災以降、中国人旅行客の姿をほとんど見かけなくなりました。以前の東京であれば、秋葉原電子街、銀座、新宿、渋谷、六本木など、中国人旅行客に大人気のエリアがいくつもあり、そこに行けば、いつも中国語を耳にしたものですが、このような情景はすでに過去のものとなりました。

現在、余震および福島原発事故による放射能の懸念のため、中国の多くの都市では日本への旅行を禁じていると聞きます(注.4月29日に、中国政府が日本への渡航を「自粛勧告」から「注意喚起」に引き下げたので、今では旅行団が来日しているそうです)。この措置は、私に言わせれば、少し行きすぎのように思います。

なぜなら、東京の放射線量はすでに平常値に戻り、子供たちは普通に公園で遊び、野外活動にも参加しているからです。(一時、摂取制限措置の取られた)水道水を飲む人も、日本国内で生産された野菜を食べる人も増えてきました。それ以外に、通勤、通学、ショッピング、飲み食い、いずれも平常の姿に戻っています。東京の夜に関しては、節電のため普段より暗いですが、それ以外は、「東京本来の姿に戻った」と言って良いでしょう。

東京はすでに、放射線を気にする人が減り、子供たちが公園で遊んでいます

震災後の日本にも、春がやってきました

推測するに、読者の皆さんが見聞きする、日本に関するマスメディアの報道は、おそらく原発事故などのネガティブなものが多いことでしょう。ですが、私が東京で暮らす実感からすれば、いま起こっていることの多くはポジティブなものです。

東京の人々は、あれだけの巨大な地震と放射能の恐怖が同時に起こったにも関わらず、わずか一カ月後には平静を取り戻しました。その行動は非常に規律にあふれ、治安や公衆衛生に何らの悪影響を及ぼしていません。これは奇跡的であり、驚嘆すべきことだと思います。

いま東京の道路は、(地震による亀裂が)きれいに舗装しなおされ、通勤電車もほぼ100%の運行、商店に行けば買いたいものも全て手に入り、地震の影響など、ほとんど見ることができません。

もし皆さんが、日本行きのビザを手にできたならば、今こそが日本を旅する絶好の機会かもしれません。いま日本に行けば、中国人観光客の姿はほぼありませんから、静かな環境でショッピングを楽しみ、日本人の生活を深く体験できるのです。こんな機会は滅多にありませんよ。

もし皆さんが東京に来て、まず目にするのは、大地震のショックを克服した、打たれ強い日本人の姿です。彼らは、自らの生活を立て直したのみならず、仙台など被災地へのボランティアに繰り出しています。福島原発に近いエリアにもボランティアに行って、現地で困難な境遇にある人々を助けています。

「フクシマ50勇士」のお話は、皆さんもご存じでしょう。彼らの多くは、地元福島の出身者で、愛する故郷を守るため、高度に放射能汚染された過酷な現場で、生命を顧みず、懸命に闘っています。彼らこそ、勇気あふれる「男のなかの男」です。

2011年4月と5月の日本は、外国人観光客がほぼ居ない時期だからこそ、自由旅行が満喫できます。或いは、これは一生に一度の、得難い経験かもしれません。今を逃したら、次のチャンスは永遠にやって来ないかもしれません。

今こそ、日本を訪れてみよう!

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