【グローバルIT】第11回「新興国出稼ぎのすすめ」(2010/1/31発表)

Manachanです。どうも、しばらくです。

先週は、一家全員、ノロウィルスに感染してしまいました。
身体が辛くても、小さい子供が二人もいるので、親としては、休むに休めない。
ノロウィルスは、胃腸炎を誘発するので、子供たちの下痢、吐き戻しの処理が大変。
家じゅう、そこら中に吐かれるので、毎日が消毒、洗濯の嵐でした・・・(泣)。
いま全国各地で流行しているので、お気をつけください。

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当ブログは、グローバルに活躍するIT技術者をテーマにしていますが、
その活躍の場は、もちろん、日本の国境を大きく越えて、世界中に広がっていく性質のものです。

もちろん、日本を出なくても、たとえば東京周辺であれば、グローバルなITの職場はたくさんありますが、
本当の意味で、グローバルに活躍するためには、少なくとも一生の一時期は、海外勤務の経験が必要だと感じます。

海外の勤務地といっても、いろいろありますが、私が特におすすめするのは、BRICs4カ国に代表される新興国での勤務です。
私は、BRICsのうち、中国とインドで働いたことがありますが、非常にエキサイティングで濃密な経験ができました。この経験は自分にとって、一生ものの宝です。

特に、若い世代の技術者には、「(新興国での)経験は買ってでもしろ!」と、常日頃からアドバイスしています。
なぜ、新興国がおすすめなのか?

1)求人の間口が広い

グローバル化の進展によって、先進国におけるIT、特にソフトウェア関連の仕事のかなりの部分が、新興国や途上国でもできるようになりました。
特に英米系のグローバルIT企業では、ソフトウェアの開発、テスト、運用の大部分は、普通、インド、中国をはじめとする新興国で行われます。
要は、仕事として一番、「手のかかる」部分が、新興国で実施されているのです。

特にエントリーレベル(目安として業界経験3年以下)や中堅レベル(同4~10年)の求人数は、日本を含めて、先進国では軒並み頭打ち。
その一方で、新興国では爆増しているのが現実です。

この状況が続けば、先進国に残る仕事は、付加価値の高いコンサルティングや上流工程、顧客先常駐のマネジャーとブリッジエンジニアだけになる?
というのは多少言い過ぎですが、でも先進国において、大学出たての若いITエンジニアをじっくり育てる環境が、徐々になくなってきているのは間違いない。
先進国の高い給料を払って一から育てるよりも、労賃の安い新興国で即戦力のエンジニアを使おうと、多くの企業が考えるからです。

他の多くの仕事と同様、ITエンジニアも、下積みの期間を経て、実務をやりながら、成長していくものです。
ところが、そういう実務の仕事が、日本では増えない。むしろ減っていく可能性が高い。
今の時代、そしてこれからの時代、若いITエンジニアが日本を出なければ、必要な実務の経験さえも積めない、ということは十分考えられます。

しかし新興国であれば、ITの求人が豊富にあります。
特にエントリーレベル、中堅レベルの仕事で、実務経験を積める機会が豊富にあります。
それどころか、マネジャーや上級エンジニアクラスでも、スキルが求人内容と合えば、引っ張りだこになったりします。
先進国でビジネス経験を豊富に積んだ、ハイクラスな人材が、どの新興国でも大幅に不足しているからです。

2)「伸び盛り」の雰囲気の中で働く

日本の現場で働き、ビジネスの縮小につぐ縮小、給料も伸びず、昇進の道筋も見えない・・・そんな環境で気が滅入っている人も少なくないでしょう。
程度の差こそあれ、欧米先進国でも、似たような状況のところが多いと思われます。

もしあなたが、一年で社員数が3倍にも4倍にもなる、新規プロジェクトがどんどん立ち上がる・・・そんな伸び盛りの環境で働いてみたら、どう感じるでしょう?
そんなエキサイティングな職場が、新興国にはゴマンとあります。

日本の高度成長期を彷彿させる、すごい熱気。
毎日が、新しいことの連続。経験の浅い社員が、プロジェクトの立ち上げを任されることだって、日常茶飯事。そうしないと、増え続ける仕事を回していけないから。
そんな環境で働けば、自分のエネルギーだって、どんどん漲ってきますし、それが、自信にもつながります。

3)新興国でネットワークができる

新興国の職場で、苦楽を共にする仲間。その人脈は、一生の宝になるはずです。

いま、世界経済の中心は、先進国から新興国へ、猛スピードで移りつつあります。
もう少し先の時代に、世界経済やIT業界の中心にいる人たちと、直接知り合いになれる。その意義は、決して小さくありません。

加えて、伸び盛りのダイナミズムに溢れる新興国経済。
同僚から、起業を誘われることもあるでしょうし、また同僚のなかから、億万長者が輩出されることだって、十分ありうる話です。
その可能性は、日本にいるより、ずっと大きいと断言できます。

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ところで、新興国勤務にあたって、いくつか問題点があります。
言葉の問題(英語がビジネスレベルでできれば、どの新興国市場でも参入できますが・・・)、生活習慣の違い、社会制度の違い・・・
ですが、それ以上に大きいのは、

給料が、新興国レベルになってしまうこと!!!

グローバル化が進んだ現在、IT技術者の給料は、「現地化」が目覚しく進みました。

もちろん例外はありますが、一般論としていえば、
海外勤務になっても、以前の「日本の給料に、駐在員手当を上乗せ」みたいなオイシイ思いは、ほとんど期待できません。
たとえばインド勤務であれば、同レベルのインド人技術者の給料に少し色をつけてもらう程度で、日本の給与とは比べるべくもない・・・。
人によっては、日本で住宅ローンもあるでしょうし、家族もいるでしょうから、決行するには、かなり勇気が要るかもしれません。

私自身も、2005年に転職して中国に渡った時は、日本とオーストラリアの住宅ローンを抱え、そして身重の妻を伴っての渡航でした。
肝心の給料は、ずいぶんネゴしましたが、日本円換算してみたら、せいぜい大卒初任給程度。
だから、それなりに勇気が要りました。

でも、いま振り返ると、「本当にやってよかった」。

中国で揉まれた2年間がなければ、おそらく、今の私はなかったでしょう。
チャンスに溢れる新興国での仕事。現時点で給料が多少安くても、絶対におすすめです。

最後になりますが、
もう一つのブログ「豪州・勝つ不動産投資」の執筆も始めました。
順調な経済成長が続き、注目度を高めているオーストラリアで不動産投資して、
その果実をいただきしょう、というのが趣旨です。

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